ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

香りで広がる世界

2010-03-05 08:16:00 | オーラソーマ

「きれいになるヨガ」に通い始めて、1ヶ月ほどになります。

このヨガのメニューは立って行うポーズから座って行うポーズに移り、最後はマットの上に横になり、ゆったりとしたヒーリングミュージックを聴きながら少しまどろんでしまいます。

「さぁ、自分の体が自分の体の重みで地球に沈み込んでいき、自分も地球の一部なんだ、という感覚を味わってください・・」と先生に語りかけられると、そのとおりにずーんと身体がマットに沈み込んでいく感覚がして、反対に心はふわあっと天に浮かんでいく心地よい感じがするのです。

最初のとき、「あぁ、こういう手順なんだ。」とわかったときに、これはこのせっかくの「イッちゃった」感から立ち直るのはもったいない、と思い、たまたま持っていたクイントエッセンスのセントジャーメインを終わったあとに思い切り吸い込みました。

その次のときにはすぐ後に仕事の打ち合わせが控えていたので逆に「グラウンディングしなきゃ」と思ってポマンダーのレッドを持っていき、また思い切り吸い込んでいました。

そうすると、「それ何?」という話になり、「へぇ~! 私にもかがせて」となり、「今度来るときはまた違う香りも紹介して!」になりました。

そしてついに、先回はそれぞれの方がどれが気に入るかわかりませんから、ええぃ、全部持っていこう、とポマンダー15種類、クイントエッセンス15種類のすべてを持っていきました。

もはや、土曜日の午前中の「きれいになるヨガ」は終わったあとは、「香りの会」と化しました。

そしてさすがにヨガの先生は、スピリチュアル系で、香りに対するコメントがユニークで発想が豊かですごい!

クツミをかいで「これは観音さまの香りがする・・」

「え、そうきたかぁ・・ ラォツー&クァンイン(老子と観音)という本当に観音さまの名前がついているのがありますよ。」と渡すと、香りを吸い込んでから「あ~、これは何ていうか、木でできた観音さまって感じがする。クツミのほうが昔ながらの神殿にまつられてる観音さまって感じ。」とか、

レディ・ポルシャをかいで、「あ~、これはカレー屋さんの匂い。それも大衆カレーじゃなくて、ネパールの香辛料がビンビンに効いているスパイシーカレーのお店の内装の匂いだぁ。」とか。

きっと香りをかいだとたん、自分のなかの個人的体験と瞬時につながるのでしょう。やたら、コメントが具体的。

個人的体験といえば、アキコ先生がサファイヤブルーをかいだとたん、「これは、昔ながらのアイスキャンデーの匂いがする。」と言ったとたん、自分自身で、2歳の頃におぼれかけた、という体験を思い出した話は迫力でした。

アキコ先生は、海のなかで苦しくて苦しくてもがいてたらあるときからふっとラクになって、「あ~、こんなにラクになったならこれでいいや。」と思っていたら、またふっと苦しくなったから何事だ、と思ったら、それは母親がアキコ先生を見つけて必死に海から彼女を引き上げようとしているところだった、と言うのです。意識の底で「引き上げるのやめてよ~、この方が苦しいじゃん。」と思ったそうです。

これって明らかに半分あの世にいっちゃってたのをまたこの世に引き戻されたって話じゃないですか・・

遠くのほうで父親が「何やってるんだ! まだ2歳なんだから目を離したら駄目じゃないか。」とおろおろとしながら言っているのも耳に残っているといいます。

あのとき、耳のなか、鼻のなか、口のなかに入った砂の感触、帰りに車のなかで買ってもらって食べたアイスキャンデーをまざまざと覚えている、というのです。2歳ですよ!

そしてそのときのアイスキャンデーの香りが、サファイヤブルーだというんです。

もうただただ、へぇ~、へぇ~と言うしか出来ませんでした。

香りってこのように一瞬のうちに遠くの記憶を呼び覚ますってことありますよね。

直接脳につながるからでしょうね。

それからこんな興味深い話も聞きました。

サトコ先生がレディ・ナダのボトルを取り上げ、「この“ナダ”ってのはどういう意味なの?」とおっしゃいました。

「“ナダ”は、サンスクリット語で“聞く”ってことらしいですよ。それで面白いのが、どれもポマンダーとクイントエッセンスは対応していて、たいていは同じ色同士なんですけど、このレディ・ナダはこんなピンクの色をしているのに、これに対応しているポマンダーの色はなんとロイヤルブルーなんですよ。色だけみるとこんなに違うものが対応しているの?って見えるけれど、ロイヤルブルーは耳の障害をもった人にも良いから、レディ・ナダは“聞く”ってことでつながりがあるんですね。」と私が言うと、アキコ先生が、

「“ナダ”って、人間が現実の世界で聞いているいろいろな生活音をすべて取り払っても聞こえる音のことなんだよね。オォ~ン、ブオォ~ン、って低く響くような音なの。ヨガの修行で、すべての生活音が聞こえない静寂なところでヨガをしてこのナダ音を聞こう、ってのがあるよ。」とおっしゃいました。

「だから、耳鳴りってナダ音なんだよね。耳鳴りがする人っていうのは、自分が聞きたくない音を自然に排除しようとするから逆にナダ音が聞こえる状態になってるんだよね。自分を認めてあげて、もっと心を開くと、自然に現実の音が入ってきて、ナダ音、つまり耳鳴りがならなくなるんだよ。」とも言われました。

なるほどぉ! 勉強になりますぅ!

おもしろ~い!

香りの世界って広がりますねぇ。


このように楽しくワイワイキャイキャイやっているうちに時は流れ・・ 皆さん、これがほしい、私はまずこれからだ、と言い合って、知らないうちに9本もポマンダーとクイントエッセンスの発注を受けていました。

ヨガを習いに来て、いつのまにかオーラソーマの行商をしている事態となっているわたくし。いいんだろうか・・




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