ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

牛乳についての目からウロコ

2019-05-05 09:01:03 | 食・レシピ
    オルゴナイトセラピー モニター様募集!

    4/25(木)~  初回1回に限り

   オルゴナイトを使った「オルゴナイトセラピー」をリリースします。
   それに先立ちまして、モニター様を募集いたします。
   詳しくはこちらをご覧ください。  
     ↓
    https://peraichi.com/landing_pages/view/w51w1
   
   レギュラーリリースにあたって  1セッション(60分予定)・・・・¥11000
          を、
                   1セッション(60分予定)・・・・¥ 3000
           にてご提供いたします!

   「オルゴナイトセラピー」でわかることは、

      *あなたを取り巻く今の状態(仕事、恋愛、人間関係etc.などの現状がどうなっているか)
      *あなたの将来は?
      *自分の潜在的可能性のチェック

              などです。

   <お申込み・お問い合わせは>

         chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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少し前のことになりますが、JORAの中級講座②を受けてきました。
これは本当ならもうとっくに終わっているはずのものなんですけれども、私がその前日から食あたりしてしまって参加できず、ほかにもたまたま参加できなかった方が2名いらっしゃったそうなので、代わりにやっと先日受けることができたのでした。



毎回JORAの講座では目からウロコの気付きがあるのですが、今回は牛乳でした。
牛乳が戦後の政府の政策によって私たち日本人に「牛乳は完全栄養食品だ」という概念を完全に植えつけたものだ、ということはすでに多くの人が気付いていることです。
戦後アメリカが日本に対してより多くの牛肉やとうもろこし、小麦などの食品を買わせるようになり、その副産物として当然多く生産されることになる牛乳も「これはとても健康によいものだ」と思わせられるようになりました。
その信仰たるやすさまじいもので、私の亡父などは、水代わりのように喉が乾けば牛乳、牛乳とひたすら牛乳を飲んでいました。
アイスコーヒーやヘンに甘みがつけられたジュースなどを飲むより、“自然なまま”の牛乳を飲むほうがどれだけ良いことか、と信じていたようです。
年を取ってからは「カルシウム」が摂れるだろうから、とその牛乳信仰はより強いものになったような気がします。
私がいくら、
「牛乳は牛の血液を飲んでいるようなもので、その元となる飼料がそもそも本来牛が食べないような穀類などを与えられているから信用できる飲み物ではないよ」といっても、不思議そうな顔して、
「だって、牛乳は身体にいいんだろ? そんなあれもこれもよくないなんてあらさがしのようなことを言いだしたらきりがない。ほかの飲み物よりはまだしも良いはずだ」
と言って頑として譲りませんでした。
父は戦争にも行っていますが、当時の日本人の風上にもおけない、今風の考え方というか冷めた考えを持っていました。
みんなが「神風が吹く!」なんて言ってるときにも(んなわけないだろーが)と思っていたそうですし、天皇陛下がなんとかしてくれるなんて思っても居なければ、天皇陛下を神とは思っていなかった、としゃあしゃあと言っていました。
それほどに自分の感じ方を通した父が、どうして牛乳神話だけは信じてしまったのか、ここには2国の政府が行った巨大で意図的なプロパガンダがあったわけですが、戦争の是さえ信じなかった父を信じさせてしまったその巧妙な手口がどのようなものであったのか、一度細かく調べてみたいような気もします。
そのやり方を踏襲すれば、誰だって神になれるんじゃないか、とさえ思えます。



私は大げさに言うと、父が胃がんになって死んだのは牛乳のせいじゃないか、と思っているくらいです。
病院で見せられた胃カメラによる父の胃の内部・・・。
それはまるで濃い牛乳が胃壁にべったりと貼りついてしまっているかのようでした。
それがガン細胞だったのですが、私はその映像を見たとたん、
(ほら、牛乳だ・・)
と思ったくらいだったのでした。



私自身は、JORAで聞くよりも前に
「牛乳ってそもそも子牛が飲むもの。牛でさえ、成長して大人になったら飲まないもの」
という言葉だけで目からウロコのようになってしまい、牛乳はまず飲まなくなりました。
けれど、毎朝、私はコーヒーを飲むのですが、そのとき少しだけコーヒーフレッシュ代わりに牛乳を入れるのが好きなのです。
まぁ、大匙2,3杯くらいの量かと思います。
JORAの授業では、何もかもいけないものは徹底的にいけない!というのではなくて、
「成人が“大量に”飲むものではないでしょう」
という言い方なので、私も授業を聞いたからといってゆるゆるですし、好きなもの、飲みたいものは多少ならいいでしょう、と罪悪感もなく鷹揚に構えています。



さて、今回牛乳の何についてが目からウロコだったかと言うと、産後の搾乳や乳房炎になった場合の牛の扱い方についてです。
ひょっとすると私たちって普段は
「牛って毎日ニワトリが卵を産むように、どんな状態であろうと毎日毎日乳をだしている生き物」
と錯覚してしまいそうですが、当然のことながら牛は妊娠して赤ちゃん牛を生むから乳を出しているわけであり、なんでもないときもいつも出しっぱなし、というわけではありません。
そして、人間の場合でもそうですが、初乳というのは雑菌だらけのこの世に生れ出た赤ちゃんに免疫をつけるために特別な成分が多量に含まれているため、味も違うし、一般人の飲用には向いていないということから、出産した牛は出産日から数えて5日間は搾乳はしても(搾乳しないと腫れて乳房炎になってしまいますからね)、その乳は出荷してはいけない、ということになっています。
しかし、JORAの授業では現代の酪農のシステムでは、生産効率をあげるために妊娠中の牛からも搾乳をしている、と聞きました。
これは牛だけに限らずですが、妊娠中は胎児を守るために血中のエストロゲンとプロゲステロンの濃度が高くなります。
そしてなんと市販されている牛乳の75%は妊娠した牛から搾乳したものだそうです。
私たちは女性ホルモンたっぷりの牛乳を飲んでいるわけです。
病院から処方される薬がホルモン剤だと「ほんとうにこんなもの飲んでて大丈夫かしら・・?」と慎重になるというのに、どうしてホルモン剤のような牛乳にはへいちゃらでいられるのか、と思ってしまいます。



そして牛は人間と同じく乳房炎になることもけっこうあるらしいのですが、そして乳房炎になった牛は治るまで抗生物質を与えられますから、それが搾乳した乳に混じってはいけない、ということで治療期間はその牛の乳は出荷してはいけないことになっているけれども、一部の酪農家では、そういう最中の乳も出荷してしまっているらしい、とも言われました。
こういうことを書くと、誠意ある対応で牛を育てまじめに酪農を行っている農家さんから
「そんなことを書かれたらますます牛乳離れが進んでしまう! 中傷はやめてくれ」
と非難されそうですが(っていうかそれ以前にそんな影響力ないって私のブログ)、そもそも牛乳というものが民族的に飲み慣れていない私たち日本人にはふさわしくないということは間違いなさそうです。
でも何度も言いますが、JORAでは牛乳を全く飲むな、と言っているわけではなく、多くの人が牛乳の大量消費をやめれば、大量生産の必要もなくなるので、丁寧に牛乳をつくり、時間をかけて発酵乳製品をつくり、それを大切にいただく、ということが可能になる、と言っているだけです。
それは高価なものになるでしょうが、それは生産者にとっても消費者にとっても、そしてなにより牛乳を提供してくれる牛にとっても、理想に近づくことにつながるのだ、ということです。
いま、この瞬間から国の政策としてバッサリとやったら大変な混乱が起きるでしょうが、私たち1消費者個人がそういう意識に変えていけば、それに必要な時間もちゃんと消費されると思います。




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