充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

マスカットベリーA、スチューベン、キャンベルアーリー

2011-07-20 | ワイン
少し前の時期の画像ですが、病害の研究室で試験用に植えてある
歴史あるブドウを紹介します。写真トップはマスカットベリーAです。
新潟の川上善兵衛氏が昭和初期に育成した品種(ベリー×マスカット
ハンブルグ)で、濃い青紫色になります。果粒が6-7gと小さい品種で、
一房に70粒くらいつけます。最近は種子なしの生産も多い。収穫開始は
8月下旬~で、糖度は18%くらいあります。生食と醸造(赤ワイン)の
兼用種です。


スチューベン

アメリカで育成されたブドウで、熟期は9月上旬前後ですが、寒冷地
では12月ころまで収穫されます。ジベレリンによる無種子化は困難です。
果皮色は紫黒ないし黒色、果皮は厚く果肉は塊状で分離性は良く、
糖度は高く18~22%で、酸が少なく甘く感じます。


キャンベルアーリー

キャンベル氏が作出(ベルビィデレ×マスカットハンブルク)。明治
初期にアメリカから導入されました。果粒が5-7g程度で果肉は塊状です。
アメリカブドウに特有のフォクシー香を強く呈する。花穂の着生がよく、
短梢栽培しやすい。




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