会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

小笠原伯爵邸

2009-05-01 10:07:38 | グルメ

同期女子の会

お姫様気分で

東京 新宿区にある 小笠原伯爵邸にて。

一度行ってみたいと思っていたところ。

一軒家レストラン。

建物がスペイン風建築ということで

お料理もスペインが基本。

うーん。スペインとフレンチの境界がよくわかりませんが・・・・

あ、写真は撮ったのですが、パソコンに取り込むケーブルを持参するのを忘れたため

5月7日に写真を付けます。(貼り付けました!)

お飲み物もスペインで・・・

CAVAからスタート

トマトのグラニサードとセロリのジュレ ナッツの薄片バゲット添え

ざく切りにしたトマトをざるにリードクッキングペーパーを敷いた所に一晩おいて

トマトのエキスを取って、それを凍らせて砕いたものがセロリのゼリーに上にのっかている感じ。

赤くないけどしっかりトマトの味がする・・・

この手法は、数年前に流行っていたような・・・

それからは、定番に

初夏の陽気にぴったりのスタート

と、思いきやおもむろにハモンセラーノの登場。

豚の足の燻製?がやってきて

「イベリコ豚の生ハムはいかがですか?

コースには含まれていないのですが。」

と営業されてしまいました・・・・

聞けば、ペジョーダっていうじゃない!

イベリコ豚は数多くあれど

ペジョーダはあまりお目にかからないので・・・

仲間の顔色をうかがいつつ、

幸いにも隣の彼女が身を乗り出している・・・

ということで、少しずついただきました・・・

そう言われたせいか、脂身にドングリの風味が・・・?

ドングリ食べたことないから、わからないけど。

ドライな感じが特徴?

個人的には、イタリア プロシュートの方がトロンとしていて好みです。

パセリの軽いテクスチャーで覆われたエンドウ豆

ブイヨンで柔らかく煮たエンドウ豆の粒がふわっと泡立てられたパセリのポタージュに覆われて登場

スープです。

ん?味?ちょうどよいお塩かげんでした。

エンドウ豆の硬さも微妙な感じで上手でした。

白いかのプランチャ アーモンドのクレマ

ほうれん草のソテー カリカリとした触感のアーティーチョーク添え

プランチャってスペインの調理法だと思うのですが、チェックしなかった。

蒸し煮のようなもの?アーモンド風味のソースが土台にあってそこに具材たちが乗ってる。

アーティーチョーク・・・日本だと高いから!

そーいえば、イタリアではこの時期、何かって言うと使っていました。

日本のたけのこのようにやたらとごみが出るのですが・・・・

「カリカリ」というより「サクサク」っていう感じでした。

ごく薄くスライスしたものをローストしたのかな・・・

いか ほんのり甘さがあっておいしかったです。

蛸 春の新芽 海の香りと共に

蛸を使うところがスペインらしいですね

ゼンマイ タラの芽 ワサビの若芽が添えられていました

生のりが上に添えられて・・・

このあたりから、白ワインスタートかな?

この白ワインが大当たり

フルーティというよりフローラル

小笠原伯爵邸オリジナルワインとのことでしたが

これをいただくためにもう一度行きたい!

というくらい、気に入りました

仔鳩のアロスときのこのアラヒージョ

あら・・・鳩の印象がないです

アラヒージョがスペインの特徴的な調理法とか・・・

キノコをニンニクとパセリ?とオリーブオイルで炒めた物だったかな???

サービスの方がかなり説明に力を入れていました。

私的には、キノコの種類を聞きたかったですが

「そこは聞いてはいけないオーラ」が出ていたような気がしたので

突っ込みませんでした。

パンセタを薄くまとった”真ごち”

花付ズッキーニと粒マスタード

真ごちのうえに、ブラウンマスタードシードがきれいにちょっとしたキャビアのように盛られていました。

南インド料理ではよく使うマスタードシード。スパイスブームがここにも?!

隣の緑や赤は、パプリカとパセリと空炒りしたものらしい・・・

ここも突っ込んだら「なんで、そんなこと聞くんだ???」的心がサービスのお兄さんから伝わってきた

次に赤ワイン。これもオリジナルラベルにしてみました。

テンプラリーニョ。

タンニンと甘さのバランスがちょうど良く

重くなくかといって軽すぎず

大抵のお肉料理には合いそうな感じかな?

羊とか合いそう。。。

このワインもコストパフォーマンス的によくて

また飲んでみたいです。

熊本産肥後牛のサーロイン

山椒の香り豊かなスープをしみこませた玉ねぎと芋のクレモソ

お肉が結構大きめの直方体でして・・・

脂分が少なくてあっさりした感じでした。

玉ねぎとお芋???なぜか印象がなく・・・

そう、こんなあっさりした感じだから、先の赤ワインが合っていたのかもしれません。。

人参のジュレとルビーグレープフルーツのグラデーション

上の白い部分・・・確かマスカルポーネクリームと言っていたような・・・

きちんとメモらなかったから・・・スミマセン

赤い果実 花の装い

ラズベリー、フランボワーズなどを駆使した一品だと。。。

ソースに薄く甘みの少ないクッキー生地でふわっとした花をイメージしたものが添えられているものです。

甘酸っぱい、、、というか、全体的に酸味でまとめ

お料理全体をさっぱりとまとめ上げたい!という意図があるのかな?

ちょっと離席したときにサーブされてしまったので、説明を聞いていません・・・

コーヒーと小菓子

   

祝日のお昼に行ったのですが

満席だったと思います。

さすが!

お昼だと夜より気軽に行けてPriceもそこそこ。

また行ってみたいなぁ。

・・・食後、あまりにも私たちが盛り上がっていて

このまま夜の営業まで居座られるのではないかと不安に思ったのか

サービスの女性がやってきて

「よろしかったら、建物のご案内をさせていただきますが・・」

ありがたきお言葉!!!!

・・・ということで、2階のお部屋とか屋上とか案内してもらいました。

お天気が良くてバラがきれい!!!

お二階のお部屋は女中部屋で元は畳敷きだったとか。

そのせいで窓枠がかなり下の方まである。

そして、昔はそのお部屋から富士山なども見えたそうで

とても眺めのよいお部屋だったのだそう。

小笠原伯爵邸

昭和2年の建造だそうで

戦時中はGHQに接収されていた様子。

戦後、国が施設として利用していたそうですが

2000年にこのレストランを運営する会社が修繕をするまで25年間手つかずで

損傷がひどかったようです。

取り壊しの話もあったそうですが、

建築家たちが貴重な建造物だからぜひ残してほしいと

訴えて残ったとか・・・・

一緒にいた仲間にローマに住んでいる子がいたのですが

彼女に

「ローマにはこんな建物いくらでもあるよね?」

と振ったところ

「これって、昭和2年でしょ?私の勤めているところの事務所なんて

中世の建物だよ」

と言っていた・・・だよねぇ。

今でも、建物自体は東京都のもので

レストランはそれを借りているのです。。。

ということは、私たちのお食事代はその家賃と改修費用のローンの返済に当てられているわけだ。

なにはともあれ

お天気も良く、お料理もおいしく、ワインもおいしく(実は飲んでいるのは私と若干一名か?)

建物もかわいらしく

素敵な素敵な一日でした。

 

 

 

 


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