Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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完全であれ -Be perfect!-

2005-09-12 23:09:30 | TA(交流分析)
『どうせやるならきちっとしたことをなさい!』って母には繰り返し言われて育った。

母は、洋裁が趣味だったが私は家庭科がさほど得意ではなかったし、父は設計士だったが、私はものさしで線を引くのがかなり苦手だった。勉強では当たり前のように100点を取る子ではなかった。いつも、どこか、ツメが甘く、キチンとできない子どもだったかもしれない。そんなところが、母にはもどかしかったのか、確かに誉められなかった。そして誉められたかった・・・

今は、結構「ま、いっか」的な毎日を送っているのか、このドライバーに縛られているという実感がない。肝心な時には大なり小なり、自分の中の内なる母(?)が叫んでいるのかもしれないが・・・(笑)自分勝手に自分が作り上げた「完全」なイメージに向かって努力しても、人はそれを賞賛もしなければ追従もしないなんてことがあった。「あれれ、誰もついてきてなーい」そんなことが若いころに度々あった。それどころか「完全」を目指して頑張りすぎがたたって陥った過労から食事が取れなくなってしまった。軽い拒食症みたいな感じ。ここから這い上がるのに毎日、食べたものを全て記録すること、3ヶ月。親元を離れて3年目の冬のこと、阪神大震災の年だった。震度5の縦揺れで目を覚まし、炎が上がる神戸の街をテレビで見ながら、その日机の上に用意した食事を口にするのに朝からどれくらい時間がかかっただろうか。たしか火曜日でたまたま休みだった。完全なんて、どうでも良くなった。プチ人生の転機。

自分だけでなく他人に対しても完全であることを求めているのか。職場で、完全であることを周囲に求めているだろうか?顧みると・・・こうあってほしい、こうあるべきというイメージに相手を重ねて「イラっ」とくることはあるかもしれない。そして自分も自己が描いたイメージに自分を完全に一致させるように邁進してしまうところはあるだろう。現状とイメージの差を埋めようと公私関係なく頑張ってしまう自分はまだ今も健在だ(笑)

数年以内に、会社を辞めて自分ひとりでビジネスを始めたいと思っている。しかし、まだまだ力不足、つまり完全ではないと決めつけて、それが「いつ」なのか決めかねてきた。冷静かつ客観的に見てもう少し力がつかないと実際にはしんどいと思うので「2年以内」と今年の春、目標を立てた。この半年の間に目標達成の為のアクションも起こせたし、素晴らしい出会いも経験できた。まだ今は完全ではないという思いは完全にはぬぐえていないが、少し、この縛りを解いてやったことで、大きく前進した。

「今のままでも、結構イケテルよ。でも、あとちょっとだけがんばろっか、先は見えているんだからサ」

最近はそんな多少お世辞めいた(?)言葉を自分にかけている。程よく熱いエネルギーをお腹のあたりに感じている。結構、心地いい・・・
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親から繰り返し求められたメッセージ -5つのドライバー-

2005-09-12 01:19:56 | TA(交流分析)
親からのメッセージで無意識に私たちの心を駆り立てるものをドライバーと言う。エニアグラムで言うところの「囚われ」みたいなものだろう。

それは幼かった私たちがある行動を強制されたり、激励されたりする際に親から受け取った言葉である。そして、その言葉を受け取った私たちに内在する「内なる親」が成長してからも親に代わって、今もなおこの言葉を私たちに投げかける。

この5つのドライバーには、
1.急げ 2.強くあれ 3.一生懸命やれ 4.他人を喜ばせろ 5.完全であれ  
がある。

子供は、この命令や期待に応えれば、親は私たちを愛し、応えられなければ愛してくれないのではないかという脅迫感を無意識に持ってしまう。ありのままの、自分自身では愛されないから、親から嫌われないように、そして認めてもらえるようにこのメッセージに応えようと、自分の取るべき態度を決断する。自然体では愛されないことを知って、窮屈な人生を幼い頃に始めてしまうようだ。

ちなみに、私に高いドライバーは「完全であれ」と「他人を喜ばせろ」だった・・・
コメント (2)
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