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Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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Trial & Error

2005-09-24 11:53:36 | TA(交流分析)
私から、毎回同じ質問をされればいい加減気づくだろう。無論、黙って気づくのを待っていたわけがない。ここまで来るまでには、別室にて2人で「今の仕事のやりづらさ」について率直に改善を求めたことだってある。だって、どうしてほしいのか伝えないと何も変わらないから。

相手にわかりきった質問をすると何だか皮肉っぽかったり、意地悪っぽいけど決してそういうことがしたい訳じゃない。しかし、質問することによって、言われたことだけおとなしく聞いて受け身で仕事をする従順な子供じゃないのよ、もっと仕事に「主体的に関わりたい」ヒトたちなのよということが少しづつ伝わったのではないかと思う。だって、質問するって大事なこと。相手に関心がなければ質問しないし、仕事に責任がなければ質問しないし。どうせやるならいい仕事にしたいと思うから質問するわけだし。電話などで時間がない時はできるだけマネージャーが応えやすい質問を準備してみるように心がける。クローズ型でさくさくと・・・(あんまり電話で長く話されても困るしね)

チームとしてマネージャーに質問し、それに答えるコミュニケーションが以前はあまりなかった。マネージャーの態度を善意に解釈するならば、おそらくメンバーに負担をかけないようにできるだけ細部にわたり自分がプランニングしてそしてメンバーには困惑させずに仕事をさせたいという思いがあったのではないかと思う。だからNP(保護的な親)の機能が強くなる。本来はありがたい配慮だが、その配慮も相手にあっているということが大事だと思う。そして、本人としては指示を出す時は「完璧だ!」という自信もあっただろう。当初はその自信に溢れた態度に私たちも納得をして指示を受けるだけのコミュニケーションスタイルになりつつも、心のどこかで人間の自分達の経験や知恵をあわせればもっともっと有意義な仕事になるということを知っていた。

しかし、十分な信頼関係が築けない中で、「お互い」が上手く自分たちの考えや意見、意図を伝えることができない「苛立ち」が大きく仕事の効率を下げてしまった。そして、私自身も私に特有の「自尊心」を大きく傷つけられた不快感情から気分を転換するのにエネルギーの無駄遣いをしている。

結局、双方が上手く行く交流は図のような最終的には「相補交流」がメインとなる交流ではないかと思う。管理者としてのマネージャーの立場を尊重し、マネージャーからの指示がどうであれ、常に大人として建設的な意見を述べる。マネージャーが私たちの成人に向けて刺激を送り出すかはマネージャー次第だが、そうあってほしいと念ずれば叶うという言葉もあるくらいなので地道に期待してみると同時にこちらもそういう態度で接する、そして「怠けず」に言葉でも主張をする。こうして絵に描いてみると、あったりまえのことのように思うが、これは感情的になっている時には気づかなかったり、また気づいてはいるものの結局は良くない状況と行ったりきたりしてしまって、収拾がつかないまま迷宮入りする。これに馴染んでしまい加えて「諦め」が入ると、私はエニアグラムでいう分裂の方向に向かい始めるような気がしている。どうやらこれが陥りがちな悪い癖のような。それは回避せねば・・・・

当面はこれで様子を見てみようと思う。

過去に思い出に残る上司が新しいことにチャレンジする時に言っていた「Trial&Error」という言葉が懐かしく思い出されてきた・・・。試行錯誤ということだが、小さな挑戦(小さな失敗)には差しさわりのない程度に果敢でありたい。
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