李明博と言い、朴槿恵と言い、「今そこにある危機」が全くわかっていない、と言うよりも、わかろうとしていないのだ。そして更にあくどい事には、過去の歴史を歪曲、捏造してありもしないことで日本批判を繰り返していることである。言っておくが、日本がいなければ朝鮮・韓国なんぞは、この世に存在していない国となっていた筈である。中国かロシアに、多分ロシアに併合されて、国としては消滅していたことであろう。韓国は日本人が作ったのである。過去の歴史に忠実に目を向けるべきは、朝鮮・韓国であり、朴槿恵であり李明博なのだ。
ここら辺の事情は、小生のブログ「日韓併合100年」2010.8.9~2011.11.8を、是非参照願う。
以下かいつまんでその内容を紹介しておく。
『韓国は「日帝36年の七奪」と批判するが、全く逆で、日本は朝鮮に対して、七恩を施していたのである。
七つとは、1.国王2.主権3.生命4.土地5.資源6.国語7.姓名である。
日本は破綻まじかな李朝朝鮮を、日韓合邦により救ったのである。
そのため朝鮮は清の属国から解放されロシアの毒牙からも逃れることが出来たのであり、日本による近代化への基礎を築くことが出来たのである。
アジアの中で日本について近代化できたのは、日本による日韓合邦があったからである。
韓国は日本人が作ったのである。』
判ったか、朴槿恵よ。慰安婦なんぞと喚く前に、よくヒストリーを勉強することだ。
韓国では、今度の6月上旬に統一地方選挙があるようで、しかも、大統領候補だった人物と左派系の最大野党が合作して新政党が出来ている。そして朴槿恵の政策・政治に対して批判を強めているのである。だからそれらの批判を、外に特に日本に向けなければ、この選挙には敗北するかもしれないのだ。だから当分は、朴槿恵の日本批判は止むことはない。
先の阿比留瑠比氏の論考とダブルところもあるが、次の論考もご一読願う。
【追跡~ソウル発】安倍首相の韓国語挨拶 〝ガン無視〟朴槿恵大統領のお家の事情
2014.3.29 12:00
日米韓3カ国首脳会談で、韓国の朴槿恵大統領(左)に韓国語で話し掛ける安倍首相。中央はオバマ米大統領=25日、オランダ・ハーグ(共同)
米の強い働きかけと日本の深い配慮でおぜん立てし、やっと日米韓首脳会談の席に着いた韓国の朴槿恵大統領。日韓のメディアは「今回の3カ国首脳会談を関係改善のきっかけに」などと淡い期待を説く向きもあるが、改善のために朴政権が乗り越えなければならないハードルは果てしなく高い。実際のところ日韓の関係改善は今後、しばらく見通せないとの見方がもっぱらである。(ソウル 加藤達也)
「パククネ デトンニョンニムル マンナソ パンガプスムニダ(朴槿恵大統領様にお会いしてうれしいです)」
安倍晋三首相の韓国語でのあいさつに、朴大統領は完全なる無視で応じた。外交非礼この上ない態度と言える。
朴氏の仏頂面は単に「安倍嫌い」が顔に出ただけではない。
たとえば韓国のニュース専門ケーブル局、ニュースYはその無愛想の理由を「日本に対して穏やかならざる、われわれの心境を現したもの」と解説している。
これに対し左派系韓国紙の元東京特派員は、こんな見方をした。
「朴大統領は今回、これまで強くこだわってきた最重要テーマの歴史認識を一切、棚上げして首脳会談に臨んだ。これ自体が彼女にとっては大きな不安材料で負担だった。そんなところでにこやかに握手などしてしまえば野党やメディア、世論から政権に対する支持を損なう恐れがあった。安倍首相に対する外交非礼など眼中になかっただろう。両国の関係改善? 無理、無理」
これまで、慰安婦などの歴史認識問題を掲げては「責任を認めず、謝罪もしていない」と安倍首相を批判。その一方で首脳会談から逃げ、反日を率先垂範していた朴氏にとって、歴史認識でなんの成果も見込めない今回の会談への出席目的は仲介者の米オバマ大統領の顔を立てること以外、何ものでもないというのだ。
自縄自縛の反日外交
韓国側には、対日強硬姿勢を止められない事情がある。
朴氏の支持率はいまのところ、調査機関によっては6割を超す高止まりだ。これは朴氏の支持層の特殊性に関連しているとみられる。
朴氏の支持者は、政策への賛否、評価を下す際、外交や安全保障など“国のメンツ”を特に重視することに偏重した有権者なのである。
このため朴氏は対北、対日の外交・安保政策において強気を崩さず「原則」を貫けば基本的な支持を失うことはない。
韓国では6月上旬に統一地方選挙、7月末には中央・地方の同時再選挙が控える。
こうした中の26日、2012年の大統領選挙で台風の目となり、非与党系の大統領候補を最終的に降板して現在は国会議員を務める安哲秀氏と左派系最大野党の合作政党が誕生。
新生野党は朴政権を「大統領選当時の公約が次々と廃棄されている」「国民との約束を一つも守っていないウソの政治に国民が審判を下すだろう」と批判する。
国会の議席数で与野が拮抗し「決められない政治」状態が続く中で、朴氏を支える保守系与党や大統領府は、危機意識を抱いている。
日本に対して一切妥協しない、などと突っ張ってきたおかげで朴氏は自ら、日本への対抗意識が強い国民の期待値を上げてきたが、振り上げた拳を降ろすタイミングを完全に失してしまったのである。これを「自縄自縛の対日外交」と批判する元官僚も出現するほどなのだ。
(続く)