重陽の節句

　　ひまわりに似てるけど違う勝利の花


　今日は９月９日、重陽の節句です。
９というおめでたい数字（カブですね）が重なるというので、中国では菊花酒をくみかわし　無病息災を祈願するそうです。
このめでたい日に、わたしはダウンしちまいました
頭は割れるように痛いし、ものを食べると吐き気がするし、熱も出てきたのか膝の関節が痛くなり、「すわ、○ンフル」と心配になりましたが、そうではないようです。

夜になってちょっと落ち着き、TVをつけると阪神が中日をリードしていたので、野球の記事を簡単に。

　阪神　　中日
阪神は初回に打線が４点を先制。
赤星内野安打。
平野送りバント。
鳥谷先制タイムリー、１－０
金本、新井フォアボールのあと、林が３点タイムリースリーベース、４－０

以後は得点できませんでしたが、先発岩田が中日打線を３安打完封。
昨日チェンに完封されたおかえしをしてくれました。
ヤクルトが負けたので、ゲーム差が１．５に縮まりました
上位チームはエース以外のピッチャーも力があるので、立ち上がりとかワンチャンスを上手くつかまえないと得点できませんね。
昨日は初回のチャンスを逃して完封されてしまいましたが、今日はうまく得点できました。

ヤクルトは広島との対戦というのが微妙なところ。
ヤクルトには負けてほしいけれど、広島にも追い上げられてしまいます
現在、３～５位が２．５ゲーム差の中でひしめきあうという接戦です。
こんな時に大の苦手の中日となんて、くっすん
でも、これを乗り切れば横浜が待っている


　☆楽天　５　　２　オリックス★
昨日岩隈投手が１２勝目をあげたものの、西武が勝ったのでマジックはお預けだった楽天。
今日は打線が得意とする右投手を攻略し、３連勝。
西武も勝ってるので、マジックはまだかな？

「マジックなんかええやん。３位やねんから」
「でも、つくと『もうちょっと』っていう感じがするでしょ」

仲良く咲かそう勝利の花

運命のモンツァへ

　　シェル石油のHPからダウンロードできるキミ様壁紙ベルギーGP編。
優勝したのでいっぱいあるぞ。

「アンジーの求めてるミーハー壁紙やん」

そうなの（喜）
でも、これを壁紙にすると、目が合うたびに照れちゃうので（〃∇〃）

　こっちにしています。



　
　カッコイイ～


今週末はイタリアGP。
モンツァはフェラーリのホームサーキットです。
ティフォシと呼ばれる熱狂的なフェラーリのサポーターが、毎年スタンドを真っ赤に染め上げます。

このモンツァで、フェラーリはよくチームの重大ニュースを発表します。
昨年は、マッサとライコネンの契約が２０１０年まで延長されたことが発表されました。
今年も重大発表があるだろうと噂されています。

・サンタンデール銀行がフェラーリのスポンサーになること
・フェルナンド・アロンソ選手がフェラーリに移籍すること

だといわれています。

サンタンデール銀行は現在、マクラーレンのスポンサーです。
スポンサーが他のチームにのりかえるというのがよくあることなのか珍しいのかはわかりませんが、ここのオーナーがスペイン人で、同郷のドライバー・アロンソの大ファンなんだそうです。
なので、フェラーリにのりかえる際に、「アロンソをフェラーリで走らせてよ」という話があったとかなかったとか。

アロンソがフェラーリに移籍するという噂は以前からありました。
昨年も一番とびかったのがその噂だったんじゃないでしょうか。
去年はアロンソ、フェラーリ双方から否定のコメントが出ましたが、その後も移籍の噂は報道され続けました。
ついには、ライコネンがモチベーションを失って引退し、その後にアロンソが移籍する、という筋書きができあがってしまいました。
ライコネンは、「２年先、３年先のことはその時になってみないとわからないが、現時点でモチベーションを失っているということはない」と言い続けましたが、記者は聞いちゃいねぇ～という感じ
おそらく、彼らの中には「アロンソのような素晴らしいドライバーがフェラーリのマシンを駆ったらどんな走りを見せてくれるだろう、ぜひそれを見てみたい」という思いや、「アロンソは勝てないマシンで苦しい戦いをしており、気の毒だ。何とか勝てるマシンで走らせてやりたい。マクラーレンとは以前確執があったから、あとはフェラーリしかない」という思いがあるのでしょう。
しかし、アロンソがフェラーリに行くということは、現在フェラーリで走っている二人のうちどちらかがチームを離れるということにもなります。
既にタイトルを一度獲得したライコネンが「円満退職」してくれたら何もかも丸くおさまって都合がいいというところから、「ライコネン引退説」が一人歩きしていたのだと思われます。
しかし、フェラーリは二人の契約延長を発表し、ようやく噂がほぼ終息しました。

そういう経緯があったので、今年になってまたアロンソのフェラーリ移籍という話題が持ち上がった時、わたしは「またか」と思いました。
でも、何だか、今度は本当っぽいんです
というか、アロンソは既にフェラーリと契約を結んでいて、あとは発表を待つばかり。ただ、マッサが療養中ということもあって、発表の時期はモンツァではなく、シーズン終了後になるかもしれないというのです。
フェラーリはライコネンに、２０１０年の年俸は払うからシートを空けてくれという話をし、それを聞きつけたトヨタがライコネンに移籍交渉をしたが断られたという話まで流れています。
ここまで報道されるからには、本当なんでしょうか。

ただ、マスコミが描く今年の図式、「ライコネンがあまりにやる気がないのでチームが愛想をつかし、彼を放出してアロンソを迎え入れることになった」という話には、どうも違和感を感じます。
わたしはライコネンのファンなので、当然欲目もあるでしょうが、それを差し引いても「やる気がない」とは思えない気がするのです。

たしかに、フェラーリは２００８、２００９と二年続けて不本意なシーズンを送っています。
昨年の中盤あたりから今年の前半まで、チームは信じられないようなミスを連発してきました。マシントラブルもありました。二人のドライバーがノーポイントに終わったレースの多くはそうした不可抗力によるものでした。
今年はレギュレーションの大幅変更もあって、F60は必ずしも速い車、勝てる車ではありません。
その中で、マッサもライコネンも本当に頑張って、悪いなりに少しでもいい結果を出そうと一生懸命だったように見えました。

フェラーリはおそらく、ライコネンに第二のシューマッハーになって勝ちまくることを期待していたのだと思います。
結果だけを見れば、そうなってはいないので、ものたりなさを感じたのかもしれません。
でも、シューマッハーがいた頃とは、チームもF1の状況そのものも随分変わっています。シューマッハーが引退せずに走り続けていたとしても、２００８、２００９年のタイトルをとることは難しいように思えます。
それでも、２００８年にフェラーリがコンストラクターズチャンピオンに輝き、今年もコンストラクターズランキング３位にまで上がってきたのは、二人のドライバーの頑張りが大きかったからだと思います。
マッサの負傷後は、ライコネンが実質一台で毎回表彰台に上がってポイントを稼いでいます。今年の初ポイントも、初表彰台も、初優勝も、全てライコネンがチームにもたらしました。
やる気がなくてそんなことできるでしょうか。
モチベーションを失ったドライバーが何度も表彰台に上がったり、優勝したりできるほど、F1て甘い世界なんですか？
一緒に戦っているチームの人達に、そんなことがわからないはずはないと思います。
マスコミが描いている、「ライコネンがやる気がないから愛想をつかして放出する」という図式にはちょっと首を傾げてしまいます。

でも、そういう理由ではないにしろ、チームがライコネンよりアロンソを選ぶということはあるかもしれません。
モンツァでそれが発表されるんでしょうか。
フェラーリのホームレースだけど、全然楽しみじゃない。
てか、すごく憂鬱

アロンソの移籍問題に関する、ライコネン、アロンソ、ドメニカリのコメントは次のようなものです。


　ライコネン
「ぼくには２０１０年まで契約がある。チームにとどまることを希望しているが、残留するかどうかを決めるのはチームだ」


　アロンソ
「僕は何も言ってないし、誰も言っていない。
もし僕がフェラーリへ行かなかったら、多くのリポーターが仕事を失うだろうね」

否定もしなければ肯定もしないという感じですね。
正式発表するまでしゃべらないでねと口止めされているような口振り？


　ドメニカリ（ベルギーGP後のインタビューの中で）
―キミについてお伺いします。彼はまだフェラーリのドライバーであることを望んでいますが、決めるのはチームだと語っています。来年をどのようにお考えですか？フェリペの回復はどれくらい来シーズンのドライバー選定を難しくしていますか？
「誰もチームの見解と異なることは言っていない。多くが憶測だ。あなたが、それを書き続けることを望むよ。それが本当にキミの反応であるなら、どうぞ連日連夜書いてください。状況を理解することが重要だし、今日始めなければならない議論だとは思わない。それが答えだ」

―レース直前にモンツァでフェルナンド・アロンソがレース契約に同意したとイタリアの新聞が報じました。彼がフェラーリでレースをしないと100%断言することはできますか？
「たった今、それについて話したとおりだ」

―否定できますか？
「そうだ」

日本語訳がこなれていないので、ちょっと意味がわかりづらいですが…
ライコネンの言ってる通りだからそう書いてくれということなんでしょうか。
さいごの「否定できますか？」「そうだ」は、アロンソがフェラーリでレースをしないことなのか、アロンソがモンツァでマッサのかわりに走らないことなのか、どちらともとれます。
こんな風に、いっぺんにたたみかけるように質問しないで、一問一答にしてくれるとわかりやすくなると思うんですが。


唯一の救いは、ライコネンがこんな風に言ってくれていることです。

「何らかの理由で来シーズン、フェラーリにいなくても、パドックの他のチームのシートに座っているだろう。問題ではない。他のチームが僕をほしがっている」

てことは、もう他のチームと交渉に入ってるってことかしら
わたしは別にフェラーリファンというわけではないので、どこのチームででもライコネンが走ってくれるんならそれでいいんですが…

できれば、勝てる車で走ってほしい。

そうなると、フェラーリかマクラーレンになっちゃうんですよね。
今年はどちらも不振ですが、来年は大幅なレギュレーション変更はないみたいなので、序盤から速い車をつくってきそうです。
今年だって、最初に方向性を間違えたものの、すごく巻き返してきてますよね。
どのドライバーも、フェラーリに声をかけられたらクラッとなっちゃうのは　(＠_＠;)　そういうこともあるんでしょう。

長々と書いてきましたが、わたしがああだこうだ思ったところでどうなることでもないので、来季のシートがライコネンにとって一番いい形で決まることを願うしかありません
今日は阪神がいいところなく負けちゃったので、ミーハーの繰り言におつきあい頂きました。
ここまで読んで下さった皆様、どうもありがとうございます　m(_ _)m

最後に、WRC参戦直後のインタビューでの、キミ様のシビレるコメントを。

「（レースでは）勝つことより負けることの方が多い。成績次第でモチベーションのレベルが変わるようでは、トップクラスのレーシングドライバーとはいえない」

やっぱり、キミ様は強い人だなあと思うわたしです

シャキシャキレンコン入り明太ハンバーグ

　九州にお住まいの母の友人がおいしい明太子を送って下さいました　m(_ _)m
なので、今夜は明太子メニューです。

　シャキシャキレンコン入り明太ハンバーグ（２人分）
１　レンコン（５０ｇ）は皮をむいてみじん切りにし、水にさらしてザルに上げ、水気をよくきる
　　辛子明太子（１腹）は縦半分に切って５㎜幅に切る
　　大葉（１０枚）は千切りにする
２　ボウルに豚ひき肉（２５０ｇ）、辛子明太子、大葉の半量、レンコンと、
　　調味料（塩小さじ１／３、しょうゆ小さじ２、酒小さじ２、マヨネーズ大さじ１、一味唐辛子小さじ１／８）を入れてよく練る
　　手に少量のサラダ油をつけて、６等分にして丸める
３　熱した油にサラダ油をひき、２を並べて中火で焼く
　　両面こんがり焼き色がついたらふたをして弱火で４分むし焼きにする
４　皿に盛り、残りの大葉をのせ、白ごまをふる　　


レンコンシャキシャキ、豚肉ジューシー、ほのかにピリカラです。
肉は鶏肉でもOK。
和風ぴりから味でご飯がすすみますが、お酒のあてにもよさそうです（わたしはお酒飲まないんで、よくわかりませんが）
　
ハンバーグは、表面はすぐ焦げるのになかなか中に火が通らなくて、意外と奥が深いんですよね。
まとめる時は、あまり厚みを持たせないように、平たくまとめた方がいいでしょう。
弱火でむし焼きにすることで、表面を焦がさずに中に火を通すことができます。
これは１つ１つが小さいので、失敗しないと思います。
手作りハンバーグというと大変そうですが、材料を刻んで練って焼くだけなので、それほど手間はかかりません。
粘土遊び感覚でねっちゃねっちゃ練ると、案外ストレス解消になりますよ

反転

　１勝１敗で迎えた４位攻防戦第三試合。
４位阪神と５位広島のゲーム差は１。
このカード、勝ち越すのはどちらだ

　阪神　　広島
阪神は下柳―矢野のアラフォーバッテリー。
シモさん、どうも調子が良くないようです。フォアボールが多い。

２回裏：広島が先制、０－１
　　　　なおも二死一、三塁。
　　　　ここで真弓監督は思い切って下柳を交替。
　　　　シモさんなので、苦しみながらも何とかするかもしれませんが、フォアボールの多さが気になったようです。傷口を広げる前に早めのスイッチ。
　　　　リリーフは桟原（さじきはら）。
　　　　フィリップスを三振にうちとります。

阪神は、広島先発今井の前に、なかなか打線がつながりません。
そもそもヒットがなかなか出ず、おさえこまれてしまっています

５回裏：阪神は桟原から金村にスイッチ。
　　　　ここのところ中継ぎでいい働きをしている金村が無失点でおさえます。

６回表：平野、鳥谷連続ヒット。
　　　　一死一、二塁で新井が逆転の２点タイムリーツーベース　２－１
　　　　一死三塁で、浅井がかわった小松からタイムリー　３－１
　　　　この１点があるとないとでは大違いです。
　　裏：真弓監督はここでアッチソンをマウンドに送ります。
　　　　今日はとにかく早めの継投に出ている真弓監督。
　　　　この試合は絶対に落とせないという気持ちがうかがえます。
　　　　アッチソンが広島打線を三者凡退にうちとります。

７回表：赤星がツーベース。
　　　　平野が送って、鳥谷犠牲フライ、４－１
　　　　双方が得点した後、次の１点がどちらに入るかはけっこう大事です。
　　　　また、２点差までならわりと逆転があるので、もう１点とって３点差にしておくことも大事。貴重な追加点です

阪神は６、７回アッチソン、８、９回藤川という必勝リレー。
球児も三人ずつでうちとって、ゲームセット

真弓監督が、とにかく広島に点を取らせない継投をしましたね。
ちょうど金村のところで逆転したので、嬉しい移籍後初勝利が転がり込みました
昨年は先発で結果が出ず、今年も先発はうまくいきませんでしたが、中継ぎで好投。
地道にチームに貢献する彼に、野球の神様がごほうびを下さいました。
阪神は７カード連続の勝ち越し。
ヤクルトが巨人に負けたので、ゲーム差は２．５に縮まりました。


　☆楽天　４　　３　日ハム★
CSマジックまであと少しというところから４連敗していた楽天が、サヨナラ勝利。
代打・中村真のフライを、日ハム・糸井がわずかに目測を誤り、打球がグラブを持たない右手にあたってグラウンドに落ちました。

楽天先発長谷部は、今日を入れて４試合連続５回持たずにＫＯ。
ただ、彼が先発した日は不思議にすべてチームが逆転勝ちしているんですね。
ノムさんは、「毎日先発させるか。まだ運だのみのチームだからな」
運も実力のうちっス。


ＣＳに望みをつなぐ９月戦線。
次の対戦相手は、阪神は天敵中日と、楽天はオリックスです。
どちらも、一戦必勝

あと一品！

　大体今日のメニューは決まったけど、あと一品何かほしいな～という時ってありますよね。
出来合いのお総菜を買ってもいいですが、これというのが見つからない場合もあります　
そんな時、手間がかからずぱぱっとできるメニューを、軽いのとややボリュームのあるのと一品ずつご紹介。


　もやしの山椒味噌いため（２人分）
１　酒、みそ各大さじ１、砂糖小さじ１を合わせる
２　フライパンにオリーブ油を中火で熱し、豚ひき肉（８０ｇ）をほぐしながらいためる
３　肉がぽろぽろになったら、強めの中火にし、もやしを加えて１分ほどいため合わせる
４　１を加え、大きくまぜながら手早くいため、全体になじませる
５　器に盛り、粉山椒をかける　　


　ズッキーニの塩こんぶあえ（２人分）
１　ズッキーニ（１本）のへたを切り、縦半分に切ってから斜め薄切りにする
２　ふんわりラップをかけ、電子レンジで１分ほど加熱する
３　塩こんぶ大さじ１と塩少々を加え、よくまぜる
４　時間があれば冷蔵庫で冷やす　　


どちらも５分くらいで簡単につくれます。
「あと一品！」はあれこれ手間をかけずにさくさくっといきたいですからね
明日は阪神ファンの、

「あと一品コール！」

じゃなくて、「あと一人」＆「あと一球」コールが聞けるといいな。

「ヤクルトと一緒に負けてたらゲーム差は縮まれへんで～」
「楽天は平常心を取り戻して、目の前の一球に集中してね」

魔性のフェラーリ

　　

　劇的！　ビフォア・アフター　
この写真ではわかりにくいかもしれませんが、左の写真（ベルギーGP予選）の真ん中にいるフォースインディアのドライバー・フィジケラさんが、右の写真ではフェラーリ・ドライバーになっています。
なじぇ？

実は、フィジケラは、フェラーリからマッサの代役として移籍しないかというオファーを受け、フォースインディアとの契約を解除してフェラーリに移籍したのです。
次のイタリアGPからは、フィジケラがマッサのマシンをドライブします。

ベルギーGPで最後までライコネンとトップ争いをした腕前を評価されてのことのようですが、よそのエースドライバーをシーズンの途中で引き抜いちゃうなんてことが、どうもF1では「あり」みたいなんですね。
昨年ハマったばかりのわたしには、そういう感覚がわからなくてびっくりしました

　フォースインディア代表、ヴィジェイ・マリヤ氏のコメント
「イタリア人ドライバーにとって、フェラーリのレースシートをすることは長年の夢であり、ジャンカルロも例外ではなかった。誰も邪魔をするべきではない。
さらにフェラーリにおいてのジャンカルロの長期的な将来についても同意されている。したがって、ジャンカルロは、フォース・インディアのために重要な貢献をしてきたので、これを妨害することは間違っている」

どうやら、フォースインディアは突然エースドライバーを失うという事態に、大人～な対応をしてくれたようです
マリヤさん、男前！

でも、わたしは、仮にそういう誘いがきてもフィジケラは断るだろうと思っていました。
フォースインディアのマシンもこのところ戦闘力をつけてきていたし、フィジケラの腕もあってのことでしょうが、ベルギーではポールポジションをとったり、優勝争いをしたりしたんですからね。
「自分とチームがつくりあげてきたこの車で、F1に旋風を巻き起こすよ！」と言うものと思ってました。
それに、フェラーリがフィジケラに求めている役割は、マッサが帰ってくるまでのつなぎ。
マッサは、もう一度頭蓋骨の形成手術を受けなければならないので、今シーズンの復帰はないとフェラーリはいっています。
そのため、今シーズンの残り５戦にフィジケラがマッサの代役として参戦し、マッサが復帰すると見られる来シーズンからはリザーブドライバーに就任することになります。
今さらフェラーリのリザーブドライバーになるぐらいだったら、フォースインディアのエースとして、フェラーリをやっつけるぞ、と思うだろうと思ったんですが、フィジケラはこの申し出を受けました。
彼は既にベテランドライバーなので、今生の思い出に、たとえ数戦でもフェラーリのドライバーとして走り、後はリザーブドライバーとして縁の下の力持ちに徹しようと思ったのでしょうか。
フェラーリのマシンをドライブする、というのはそれほど魅力的なことなんですね

ところで、彼が来季からフェラーリのリザーブドライバーになるということは、この人が放出されてしまうことを意味します。


　ルカ・バドエル。

長年フェラーリのリザーブドライバーを務め、マッサの代役としてヨーロッパGPとベルギーGPに参戦しました。
ところが、長いブランクのせいか、ポジションは常にドンケツ。
周囲から、「車が良ければ誰が乗ってもそこそこ速く走れるというわけではないんだなあ」と言われたり、「Look,how bad you are!」（早口でいうとルカ・バドエルに聞こえる）というニックネームをつけられたり、「うちのばあちゃんの方が速いぞ！」という横断幕を張られたり（何もそんなのつくらんでも）…

わたしも、カメの呪い　とか、「完走だけはする男」とか、色々ひどいことを書きましたが　決して、この人、嫌いではありませんでした。
わたしは、強い、速い、カッコイイ、美しいetc.　よりも
　　オモロイ
に最高の価値を置く大阪人なので、この人はむしろそそられるキャラクターです

栄光のフェラーリのマシンでドンケツを走れるやつ。

まるで、昨年巨人に１３．５ゲーム差をつけながら逆転優勝されてしまった阪神のようではあーりませんか。
このまま、Ｆ１のハルウララのような癒し系ドライバーになってくれるなら、それはそれでいいじゃないかと思っていましたが、フェラーリチームはそんなまったりしたチームではありません
序盤あんなにいつまでもノーポイントだったのに、いつのまにかコンストラクターズランキング３位に上がってきたので、その座は守りたい（Ｆ１にクライマックスシリーズはありませんが）
そのためには、実質１台の車で戦っていては、マクラーレンに抜かれてしまいます。もう１台にもポイントをとって貰わないと。
というわけで、フィジケラを獲得し、バドエルはレギュラードライバーだけでなく、リザーブドライバーの地位も失ってしまうことになりました。
１０年以上フェラーリのリザーブドライバーを務め、ようやくレギュラードライバーとして走る機会を得たバドエルですが、わずか２戦で交替。
何となく蝉の一生を思わせられます
それでも彼は、フェラーリでレースをすることを引き受けたことを後悔はしていないと語っています。
「迷ったら前に出ろ！」と言ったのは星野さんですが、バドエルはまさにそうしました。
ある意味、記憶に残る男前ドライバーだったと思います

フェラーリは今回の件で、他のチームのように若手の育成に目を向けてこなかったことを反省するコメントをしています。
どのチームもたいていは、リザーブドライバーには、「いずれうちのレギュラードライバーになってね」という若手を起用しています。
しかし、フェラーリは読売○ァイアンツのようなところのあるチームで、よそからチャンピオンになれそうなドライバーをばんばん引き抜いてくるんですね。
そのため、マッサがケガをした時、すぐに代わって走れる人がいませんでした。
「これからは若手の育成プログラムにも取り組むつもりだ」といっていますが、そう言ったそばからフィジケラをリザーブドライバーにしていていいのか？

「Ｆ１の読売○ァイアンツ、フェラーリ！」
「ところで、Ｆ１でもクライマックスシリーズやったらいいと思わない？」
「て、どないするんよ？」
「ランキング２位と３位のドライバーがガチンコ勝負して、勝った方と１位のドライバー、一貴くん、琢磨くん、トヨタ、ブラウンＧＰが、鈴鹿で日本シリーズをやるの」

バーニーおじいちゃん、いかがでしょうか？

４位攻防戦

　天然芝が美しいマツダスタジアムで、今日から４位攻防戦です。
ヤクルトとは４ゲーム差ですが、広島とは１ゲーム差です。
ここで５位に戻ってしまっては泣くに泣けません

　阪神　　広島
１回表：広島先発はルイス。
　　　　その立ち上がりをうまくとらえ、二死満塁からブラゼルの２点タイムリーヒットで阪神が先制、２－０

　　裏：阪神の先発は能見。
　　　　二死二塁で栗原を迎えますが、レフトフライに打ち取ります。

その後は両投手とも得点を許さず。

８回裏：一死一、二塁で能見にかえて藤川。
　　　　アッチソンをはさまずいきなりの藤川投入に、球場がどよめきます。
　　　　フォアボールを１つ出して、二死満塁で栗原を迎えますが、三振にきってとります。
　　　　わたしも「えー」と思ったけど、流れが広島にいってたので、球児じゃないと切れなかったかもしれませんね。

９回も藤川が三者凡退におさえて、阪神が大事な初戦をとりました

結局初回の２点が勝負を決めました。
今日は両先発が好投し、広島も勝ちパターンの継投をしてきたので、お互いチャンスはつくっても、なかなか得点するところまでいきませんでした。
いいピッチャーというのは、ランナーが得点圏にいっても、「あと１本」を打たせない人をいうんだなあと思いました。
どちらもそういうピッチャーが投げていたので、少ないチャンスを得点に結びつけられるかどうかが勝敗を分けました。

明日は満月
勝利の月はどちらを照らすのでしょう。
もう写真は撮りませんよ（爆）

スパゲッティ・フランコルシャン

　キミ様ベルギーGP優勝記念メニュー、スパゲッティ・フランコルシャン（和名：豚とアサリの和風スープパスタ）
アルデンヌの森の息吹を感じさせるエリンギと　キミ様の故郷北欧の海を思わせるアサリ　を使った風味豊かな一品です。

　スパゲッティ・フランコルシャン（豚とアサリの和風スープパスタ）（２人分）
１　アサリ（１５０ｇ）は殻同士をこすりあわせてよく洗う
　　エリンギ（１本）はタテ横半分に切ってから、薄切りにする
　　豚バラ薄切り肉（５０ｇ）は５㎝幅に切る
２　酒大さじ１、しょうゆ大さじ１・１／２、ゆずこしょう小さじ１・１／２、砂糖小さじ１　を合わせる
３　フライパンにサラダ油小さじ２をひいて、豚肉をいためる
　　色が変わったら、エリンギとアサリを入れてさっといため、２の調味料を入れてふたをする
　　アサリの口が開くまで１～２分蒸す
４　ゆでたスパゲッティを入れ、スープとからめる
５　器に盛って白ゴマをふる　


ほんのり甘口のスープに、ゆずこしょうのレモンぽい風味が爽やかです。
スパ・マイスター、キミ様を讃えながら召し上がって下さい。
パセリや水菜をトッピングしてもいいと思います。
サラダをつけあわせる時は、フェラーリ・レッドのトマトをお忘れなく。


　今日のプロ野球
　やっぱり３タテはなかなかできません
（←　犬鷲だと思ってちょ）
西武に勝ち越せばマジック点灯だったんですが、睫毛王子＆マーくんで勝てず
あともう少しというところが大変なんですね

阪神は息つく間もなく広島と４位攻防戦。
ある意味、こちらの方が負けられません
きりかえていこう、阪神＆楽天

勝利の月

　

　↑　白色矮星？　　　　　　　　　↑　二重星？
いえいえ、ただのお月さんです
昨日うっかり、「晴れた夜空にきれいな月がかかる甲子園」なんて書いたために、ふくやぎさんに月の写真をリクエスト頂きました。
でも、わたしは写真がものすごくヘタ
１０枚以上撮って、マシだったのが上の二枚です。
ブレないように、電信柱に肘をつけて固定し、息を止めてシャッターを切ったんですが。月夜に霜が降りる如く…
もちろんデジカメで撮ったんですが、何か？
手ぶれ機能のついてない古い機種っていうの、いいわけになる？
美しいお月様の写真はふくやぎさんのブログをご覧下さい。

今日は降りそうで降らないというお天気です。
お月様は厚く雲をかぶっています。
甲子園の天気が心配ですが、雨は降っていないようです。

　阪神　　ヤクルト
２回裏：新井、ブラゼル、葛城の３連打で先制。１－０
　　　　好調桜井が守備でけがをしてしまいましたが、代わってスタメン出場の葛城が勝負強いバッティングを見せてくれました。チーム状態がいい時は、誰かが故障しても、出てくる選手が活躍してくれるんですよね。
　　　　ピッチャー岩田も犠牲フライを打って、２－０

３回裏：フォアボールの金本をおいて、ブラゼルが２ラン　４－０

４回表：ヤクルトが１点を返します。４－１

５回裏：金本がフォアボールで出塁。二度のワイルドピッチで三塁へ。
　　　　新井フォアボール、葛城フォアボールで満塁。
　　　　狩野があわやホームランという特大ファウルの後、気を取り直して３点タイムリーツーベース　７－１

６回表：ヤクルトも粘ります。３点を返して、７－４
　　裏：赤星がツーベース。平野サードゴロの間に三塁へ。
　　　　鳥谷が２ラン　９－４
　　　　ランナーをサードまで進めておくと、次のバッターが犠牲フライでもいいと気楽に打てるので、案外ホームランになることが多いんです。ランナーが赤星だったので、ヤクルトは極端な前進守備をとりましたが、これも鳥谷の気持ちを楽にしたと思います。

８回を金村、９回を筒井が押さえてゲームセット
今日はアッチソンと藤川を休ませることができました。
点を取られたら突き放すいい展開。
てか、ひっくり返されない程度に点を取られて、緊張感が保てたんじゃないかと思います。
リードしている試合を落とすのはたいてい、途中で勝った気になってしまった時ですからね。

阪神は３連勝、６カード連続勝ち越し、ヤクルトとは３ゲーム差です。
こうなると、明日の３つめが大事になってきます。
３タテと２勝１敗での勝ち越しの違いは、
　　　　３勝－２勝＝１
ではありません

３タテ：　３勝－０敗＝３
２勝１敗：２勝－１敗＝１

３タテすると、一気にゲーム差が３つ縮まり、借金も３つ減ります
でも２勝１敗だと、結局１ゲーム縮まるだけ。借金も１つしか減りません
阪神がここんとこ好調でずーっと勝ち越してる割に借金が減らないのは、２勝１敗ペースだからなんですね。
もちろん、負け越すよりは勝ち越す方がずっといいんですが、ここはプッシュしてほしいところ
意識しすぎてかたくなってもいけませんが、勝負どころはきちんと押さえてほしいですね。
ここまでくると、敵はあれこれよけいなことを計算してしまう自分かもしれません。
先は見ないで、目の前の一球に集中だ　　　　

選挙の花

　選挙の日は、家から投票所までの道すがらに咲いている花を写すのが、わたしの小さな楽しみです。
名付けて、「選挙の花」
　まずは、キミ様のベルギーGP優勝を祝うかのような、フェラーリレッドの勝利の花。



　続いて、阪神の勝利を祝う花になるでしょうか。
晴れた夜空にきれいな月が輝く甲子園　
きょうから、ヤクルトとの３位攻防直接対決です。
現在のゲーム差は５。
虎ぬ狸の皮算用になってほしくないので、これ以上はいいません

　阪神　　ヤクルト
１回裏：ヤクルトの先発館山にはここまでやられっぱなし。
　　　　今日は、鳥谷のホームランで先制します。１－０

２回表：阪神の先発は安藤。キャッチャーは矢野。
　　　　３連続ヒットで一死満塁。ピッチャー館山に打順が回ります。
　　　　館山がスクイズ。これがホームゲッツーになります。ヤクルトは無得点。

４回裏：平野がヒットで出塁。
　　　　金本兄貴の２ラン　３－０
　　　　新井ヒット、ブラゼル四球。
　　　　代打・葛城ファーストゴロで、二死一、三塁。
　　　　矢野がタイムリー　４－０
　　　　金本・矢野のアラフォーコンビが追加点をあげてくれました。

６回表：無死一、三塁でタイエルが併殺打。この間に、１点が入ります。４－１
　　　　安藤はこの回、１失点で切り抜けます。

　　裏：金本ヒット、新井のタイムリーツーベースで、５－１
　　　　とられた後にすかさずとりかえします。
　　　　二死一、三塁から代打・桧山がタイムリー　６－１

７回表：安藤から金村にスイッチ。
　　　　金村がこの回をおさえます。

８回表：３番手江草がフォアボールを連発。
　　　　二死満塁となったところで、今日は休ませるつもりだったアッチソンを投入。
　　　　しっかり投げんかい、江草

９回表：阿部がまたもフォアボールを連発して、無死一、二塁。
　　　　ここも今日は休ませるはずの藤川が出て行きます
　　　　三連続三振でゲームセット


リリーフ陣の四球はいただけませんでしたが、苦手の館山を打ち崩してとりあえず快勝。
大事な初戦をとり、ゲーム差が４に縮まりました


　　朝顔のカーテン


　楽天　　西武　
楽天はこのカードに２勝した時点で、CSマジック２７が点灯します
先発は西武・涌井、楽天・岩隈のエース対決。

２回表：西武が先制、０－１

４回裏：山崎の同点ホームラン、１－１

７回表：西武が追加点、１－２

９回裏：代打・憲史の同点タイムリーツーベース　２－２
　　　　リンデンがサヨナラヒット　３－２


岩隈は７者連続三振をマークする好投。２失点完投で１１勝目。
CSマジックに向けて大きな１勝です

CS出場に向けて、がんばれ、阪神　＆　楽天　


　三原色の勝利の花