BE HAPPY!

大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

いかなごの頃

2007-03-19 17:04:31 | Weblog
       
「火事じゃないよ。台所の窓から湯気が立ちのぼっているんだよ」
「いかなごのくぎ煮の匂いだね」

 先日、淡路島でいかなご漁が解禁になったというニュースを聞きました。
以前、神戸に住んでいた遠縁の親戚に聞いたのですが、神戸でも毎年今頃になると、いかなごのくぎ煮を作るそうです。しんこと呼ばれるいかなごの稚魚(しらすみたいな魚)を、みりん、醤油、砂糖、酒、しょうがなどで甘辛くたく匂いが、どの家からも立ちのぼるのが季節の風物詩になっているようです。代々その家庭に伝えられている味があるので、同じくぎ煮でも家によって味が違うとか。
その親戚が、毎年うちにもいかなごを送ってくれたのですが、これがもうおいしいのなんの 明石まで行って買ってきたとれたての新鮮ないかなごを使っているので素材がいい上に、魚の味を消さない程度に甘辛い味がついていて、何杯でもご飯が食べられます。
残念ながら、おばさんが亡くなってしまって、季節の便りは途絶えてしまいましたが、毎年今頃になると、「あー、いかなごの季節がきたな~」と思うようになりました。
若い頃はあまり感じませんでしたが、毎年この季節になると…というものがあるのっていいなあと、最近しみじみ思います。
今日の画像は、いかなごを煮る湯気と匂いが町中にあふれている様子を想像して描いてみました

東レ vs NEC

2007-03-18 18:04:49 | バレーボール
     気合い入れて応援するよ
   
     「だ、誰…
     「東レファンの人みたいだね」

 東レ2  3 NEC
         25-27
         21-25
         25-18
         25-21
         12-15

東レスタメン:向井、富田、木村、佐藤、荒木、中道 リベロ;濱口

1、2セット取られた後、3、4セットを連取して巻き返した東レ。
第5セットは一進一退の攻防でしたが、終盤NECに突き放されてしまいました。
あと一歩だったのに、ク~、おしいです
ちょっと、ここ一番というところでミスが出てしまったか。
今日は何と、サオリンのサーブレシーブ受数が54本 今季最高ではないでしょうか。
アタック打数を見ると、攻撃もサイドに偏っていたようです。センター陣に上がっているトスが少ない。

 加奈さんのブロックポイントがすごく嬉しい。

今季、東レにとっては厳しいシーズンとなっていますが、チーム事情を考えるとよくやっているのではないかと思います。あと一歩というところで若さが出て惜敗、という試合が多いですね。これが勝ちの側に転がるようになれば強いのですが、今はそのための経験を積んでいるところなのでしょう。
最後まで全力でぶつかっていって下さい。私たちも応援しています

 残りあと3試合。最後までFIGHT
3月24日(土)  久光製薬(岩手)
  25日(日)  日立佐和(岩手)
  31日(土)  武富士(埼玉)

東レ vs シーガルズ

2007-03-17 20:11:34 | バレーボール
          ワイルドに2つくくり
     

 東レ 0  3 シーガルズ
         20-25
         19-25
         20-25

東レスタメン:向井、富田、木村、佐藤、荒木、中道 リベロ;濱口

今日は未希さんにかわって、レンさんがベンチ入り。途中交代でコートにも立ちました。
何だかあっという間に終わってしまった感じ←ボーゼン
シーガルズの粘りとトスワークにやられてしまった感じです。
シーガルズとは6位7位の直接対決だったので、東レが7位になってしまいました。
シーズンも終盤に近づき、順位によっては「来季につなげる」という言葉を使いたくなってきますが、今季がまだ終わっていない間は今季が全て!
最後まで「勝つぞ!」という気持ちを捨てずに、1試合1試合、1球1球、丁寧に大切に戦っていって下さい。
ファイト、東レ

緊急ブレスト! サオリンをフォローせよ

2007-03-16 17:40:33 | バレーボール
  
「また、しょうもない必殺技考えたん?」
「フッフッフー、上手くいったら全日本でも使えるヨ!」

 東レの若きエース、サオリン。マジカルなアタックだけでなく、守備もよく、いざとなったらトスも上げられるというオールラウンドプレイヤー。それだけに、他のチームのマークも厳しいです。
特に、昨年のWGPでイタリアチームに徹底的にサーブで狙われてからは、どこのチームもサオリンを狙ってくるようになりました。今季のプレミアリーグでも狙われまくっています。Vスコデータを見ると、ほとんどの試合で30本以上のサーブレシーブを受けています。
攻撃の柱になる選手だけに、守備の負担だけでも何とか減らしたいところ。チームとしても方策は練っているのでしょうが、なかなか有効打を打ち出せません。
そこで、ファンの英知を結集すべく、久々のブレーンストーミングです。
ルールは例によって2つだけ。
1 どんなに突拍子もないアイデアでも、恥ずかしがらない、構わない。
2 他人の意見を絶対に批判しない。

 まずは、クマたんから自分を捨ててたたき台の提案です。上のイラストの、キョコたんがサオリン役です。

Ⅰ ヒグマ落とし
「サオリンを狙ってサーブが来たところへ、バックの選手がサオリンの股下をくぐってフォロー。リベロのリィさんあたりにやってほしい!」
「サオリンは足が長いから、楽勝でくぐれるね」


Ⅱ X守備
「ズバリ! X攻撃の守備版です。撫子ジャパンの特訓を受けて、足でAキャッチができるようになった選手が左右からフォロー」

「何で、普通にレシーブしたらあかんのん?」
「ぶつかると危ないから、交錯する部分を少なくするんだヨ」
「なるほど。これなら、大型選手も得意技にできるかもしれへんな」
「パワフルな加奈さんなら、レシーブエースが狙えるかも
「でも、クマたん、もうちょっと足上げへんかったら、Xに見えへんで」
「これは、アンジーが絵を描いている時、きれいさっぱりXを忘れてたからなんだヨ。
みなさんも、楽しいアイデアをよろしく! もしかしたら、菅野監督も見ているかもしれないゾ!」

「ありえへんて

 今朝の産経新聞のスポーツ欄に、下北沢成徳のキャプテン、富永選手の記事が載っていました。中高一貫の強化システムが崩れ、選手の育成に悩んでいるという成徳。でも、今年はやってくれそうな予感?
記事の中に、昨秋、加奈さんがひょっこり成徳の体育館にやってきて後輩達の練習を見学、富永選手にもアドバイスをしてくれたとありました。
昨秋というと、加奈さんが全日本を離脱して肩の治療を始めた頃でしょうか。自分の原点を見つめ直すつもりで成徳へ行ったのかな。
当時は心身共に疲れていたであろう加奈さん、でもそんな時に成徳のコートに足を運んでいたと聞いて、ファンとしてはちょっと安心したような、嬉しいような。
明日はまたプレミアの試合です。みんなで東レに気を送りましょう

ギフト(4)

2007-03-15 17:37:12 | Angel ☆ knight
   
「入院した人には、カエルグッズを持って行ってあげるといいんだヨ。
早くおうちに帰るようにネ!」


 「おらおら、おれ様が命がけで凶悪犯を捕まえた賞金で、うまいたい焼きを買ってきてやったぞ」
江流がそう言ってカムイの病室に飛び込んできました。雨の滴が勢いよく飛び散ります。
とてもそうは見えませんが、江流は仏教の僧侶です。でも、お坊さんの仕事だけではやっていけないので、賞金稼ぎ(バウンティハンター)をしています。保釈中に逃げ出した被疑者・被告人や、懸賞金のかかった指名手配犯を捕まえて賞金を貰うのです。
江流は嘘つきではありませんが、話に誇張が多いので、『安楽園』の子供達はいつも話半分に聞いています。今の話なら、賞金でたい焼きを買ってきてくれたのは本当でしょうが、凶悪犯を命がけで、というあたりはかなり大袈裟に言っているものと思われます。
カムイはたい焼きが大好きなので、喜んで手を伸ばしました。しかし、江流はたい焼きを渡してくれません。
「入院してる間に礼儀を忘れちまったのか? 『仏様、江流様、ありがとうございます。いただきます』はどうした?」
カムイは口を噤みました。このところ、過酷な試練が続いていたので、とても仏様にありがとうを言う気分にはなれなかったのです。
「ぼく、江流にはありがとうを言ってもいいけど、仏様には何にもしてもらってないから言いたくない
「ほーぉ、仏様には何にもして貰ってねえってか」
次の瞬間、江流の骨張った手で鼻と口をふさがれて、カムイはうっと息が詰まりました。両手をばたばたさせてもがきますが、江流の手はびくともしません。息ができないよぉ、死んじゃうよぉ、と恐くなった時、ようやく江流は手を放してくれました。
「わかったか。てめえがいつもあたりまえみたいにタダで吸ってる空気は、仏様のお恵みなんだよ。さぁ、さっさとご挨拶しろ」
「やだもん」
カムイは顔を背けました。
「仏様なんか、ぼくがこんなになってもちっとも助けてくれないじゃない。ぼく、何回もナムアミダブツって言ったんだよ。それなのに…ぼくの足を治してくれたらありがとうって言ってもいいけど、そうじゃなかったら言いたくない!」
「人間のガキの分際で仏様に交換条件を出すとはいい度胸してるじゃねえか。だが、そんなのは、仏壇に宝くじ供えて、当たりますようにナムアミダブツっつてるのと同じだ。仏様の救いってのは、そんな安っぽいもんじゃねえんだよ。仏様がおまえの足をそのままにしてるんなら、それはちゃんと深いお考えがあってのことなんだ」
「江流までそんなこと言うの~
カムイは思わず絶叫しました。神様と違い、仏様ならこんなひどい運命がギフトだなんて理不尽なことは言わないかもしれないと期待していたのに、これでは神も仏もありません。
「やだよ、やだよ。ぼく、仏様にありがとうなんて思ってもいないのに、言えないよ。江流だって、嘘ついちゃいけないって、いつも言ってるじゃない」
「嘘じゃねえ。そいつは、方便つうんだ」
「方便て何?」
「武士の嘘は武略、仏の嘘は方便つってな。てめえが普段ついてる嘘とはレベルが違うんだよ」
「やっぱり嘘なんじゃない~
カムイは布団に突っ伏して泣きました。しかし、江流は言います。
「いいんだよ。『ありがとう』だけは、嘘でも言っていい言葉なんだ。それに、言ってるうちに本当になる言葉でもある。だから、まじないでも唱えるつもりで言ってみろ。仏様、江流様、ありがとうございます」
江流は、たい焼きをカムイの手が届きそうで届かないところでひらひらさせます。
「ほれ、せっかくできたてのホカホカを買ってきてやったのに、つまんねえ意地張ってると、どんどんさめてっちまうぞ。ほれ、ほれ」
「アーン、江流の鬼畜ゥ~
「てめー、そんなこじゃれた言葉をどっから仕入れてくるんだ。おまえの大好きな本に書いてあんのか?」
江流がベッドサイドの本に目をやると、カムイは声を尖らせて言いました。
「そんな本、もう見たくもない。江流、持って帰ってミアイルに返してあげて!」
「ああ、これかぁ。ミアイルがおやつも我慢して、カムイに持ってってあげるんだって買った本は」
江流は絵本を手にとって言いました。
「へえへえ、カムイはもうこんな本見たくもないからさっさと持って帰れっつったって言えばいいんだな?」
「そんなこと言わなくていいよ!」
「だが、それがおまえの本当の気持ちなんだろ? だから、おれも正直にミアイルに伝えてやるさ」
「何もそんな言い方しなくってもいいじゃない。カムイはもう読んじゃったから、ありがとうねって言ってくれたらいいんだよ!」
「ほれ見ろ、おまえだって方便でありがとうを言うじゃねえか。それと同じだ。仏様にも言ってみろ」
「やだ、やだ、絶対やだ~
カムイはもう意地になってぎゃんぎゃん泣き叫びました。カムイの泣き声があまり大きくなったので、看護師の梨梨子(リリコ)さんが様子を見に来ました。江流は梨梨子さんにたい焼きを渡すと、
「こいつが『仏様、江流様ありがとうございます、いただきます』っつうまで絶対食わせないで下さい」
と言って、部屋を出て行きました。
梨梨子さんは、カムイが泣きやむまで、何も言わずに肩を撫でていました。
やがて、カムイが顔を上げると、梨梨子さんは言いました。
「あの人、あなたに何て言わせろって言ったの? 私、頭が悪いから忘れちゃったわ」
「『仏様、江流様、ありがとうございます、いただきます』だよ。でも、ぼく、今、仏様にはありがとうなんて言う気分じゃないの
「そう。じゃあ、今私に教えてくれたのでいいことにしましょう。冷たくならないうちにお食べなさいな」
と、梨梨子さんはたい焼きを差し出しました。カムイがためらっていると、
「あの人だって、心がこもっていなくてもいいって言ってたじゃない。ちゃんとご挨拶の言葉は言ったんだから、構わないわよ」
江流の声はよく透る大声なので、廊下まで聞こえていたのです。カムイが「ありがと」とたい焼きを受け取ると、梨梨子さんはにっこり笑いました。それだけで、幸せのベールが一枚出来上がりそうな笑顔です。カムイも涙でベトベトの顔で、少し笑いました。
たい焼きはさめかけていましたが、まだあたかかみが残っています。カムイは梨梨子さんと、たい焼きを半分ずつ食べました。梨梨子さんが、「どうもありがとう、いただきます」とまたにっこりしてくれたので、カムイは胸が暖かくなりました。
雨はようやく小降りになってきたようです。パタタッ、パタタッ。

 江流が絵本を置いていったので、カムイはもう一度病気の女の子の話を読んでみました。カムイには、やはり女の子の病気が治った方がいいように思えましたが、幸せ売りが窓を開けたことがきっかけで、女の子の胸に美しい風景や花の匂いが飛び込み、心の中が明るくなったことは感じ取ることができました。
一度は見たくもないと思った本ですが、ミアイルはおやつも我慢してカムイのためにこの本を買ってくれたのです。カムイは読み終わった本をそっと胸にかき抱きました。

 その夜、ようやくシティを濡らし続けていた雨が上がりました。
上空を強い風が吹いて、分厚い雨雲を押し流して行きます。流れる雲の隙間から、時折月が白く輝く顔をのぞかせます。雲がその前を通るたびに、月は雲にのみこまれて、あっぷあっぷ溺れかけているようにも見えます。
けれど、あっぷあっぷしながらも、月は冴え冴えとした光を放っています。白銀の光はカムイの寝顔も照らし出しています。
カムイはどんな朝を迎えるのでしょう。
それは誰にもわかりません。

   強くなんかならなくても 楽しければそれでいいよね
   勇気なんか出さなくたって 幸せでいられればいいね
   だけど きみが生まれ落ちた荒野
   飢えた目が闇に光り
   ナイフのような風が吹いてる

   Runnin' through the wilderness
   泣きながらでいい 突っ走れ
   Fightin' through the wilderness
   明日がやってくる方へ

   やさしさだけで生きていけたら どんなにかいいだろう
   「生まれてきて良かった」って 誰もがきっと思いたい
   今日も荒れた地面に倒れ
   流す涙が大地潤し 
   虹の橋をかけることもあるさ

   Runnin' through the wilderness
   何度転んでもかまわない
   Fightin' through the wilderness
   きみが信じてる方へ

   Runnin' through the wilderness
   泣きながらでいい 突っ走れ
   Fightin' through the wilderness
   明日がやってくる方へ


(オシマイ)

ギフト(3)

2007-03-14 20:01:44 | Angel ☆ knight
   

 アレフという青年が病室に入ってきた時、カムイは一瞬魔法使いかと思いました。肩まで届く黒い髪、黒い瞳、痩せて尖った色の白い顔。
あまりに静かに部屋に滑り込んできたので、まるで忽然と湧いて出たかのようでした。
「あれ、ウルフ、もう帰っちゃった?」
「お兄ちゃん、ウルフのお友達?」
「友達っていうか、シティ警察で一緒に働いてるんだけどね」
カムイの目は青年の車椅子に釘付けになっています。そんな風にじろじろ見るのは失礼だと思いましたが、こういう時だけに目が離せません。
「お兄ちゃんも足が悪いの?」
「見ればわかるでしょ?」
どうやら、アレフは、ウルフのようにやさしい物言いをしてくれる人ではないようです。
「お兄ちゃんも病気になったの?」
「いいや。病気じゃないよ。父さんにやられたんだ」
「お父さん…?」 カムイは目をぱちぱちさせました。
「父さんに、金属バットで足の骨を粉々に砕かれたんだ。骨盤も割られて、次は脊髄っていうところで、近所の人が呼んだ警察官が来た。もうちょっと遅かったら、背骨も折られて寝たきりになってただろうね」

 保護者である父親が逮捕勾留されてしまったので、アレフは福祉で最低限の治療しか受けられないはずでした。しかし、相部屋になった富裕な老人が、どうせ生きているうちには使い切れない金だからと、アレフの治療費を出してくれたのです。
老人は、コンピューター会社で財を成した富豪で、アレフにもコンピューターのことを色々教えてくれました。たまたま、アレフはそいうことが性に合っていたので、老人はますますアレフを可愛がり、彼が退院するとエスペラント・シティにあるコンドミニアムに呼んでくれました。
「でも、おじいさんは半年後には病気で亡くなっちゃったんだ。生きているうちに使い切れないっていうのは、単に年を取って先が短くなったっていうことじゃなくて、あとわずかしか生きられないって宣告されてたんだね。おじいさんは、自分の家族とは上手くいっていなかったみたいで、遺産はほとんどぼくに残してくれたんだ」
アレフは、その大部分を、保護者にケアして貰えない子供が十分な医療を受けられるための基金の設立にあて(カムイも今、この基金で治療を受けています)、自分は老人の勧め通り、エスペラント・シティ大学に進学して、情報処理工学と機械工学を学びました。今や、シティ警察で、コンピューターとメカに関し、アレフより詳しい者はいないといわれています。
「この車椅子も自分で作ったんだ。自動車並みのスピードも出るし、ビルの二階ぐらいの高さからなら飛び降りることもできるんだよ。どうせなら、自分で歩ける人にはできない機能をつけないと、面白くないからね」
アレフはいたずらっぽく笑うと、車椅子の背部から虹色の幌を引き出しました。美しい七色の幌には、細かい雨の滴がいっぱいついています。今日のような雨の日でも、傘をさす必要はありません。この車椅子には、他にも色々仕掛けがあるのです。

 「ふみゅー」 カムイは感嘆の声を上げました。
「そんな車椅子があれば、歩けなくても全然平気?」
「そんなことはないよ」 アレフの返事は身も蓋もありません。
「この足が動いたら便利だろうなあと思うことはいくらでもあるし、障害者だっていうんで特別な目で見られるのも嫌な気分だよ。ま、どっちもどっちなんじゃない?」
「じゃあ、お兄ちゃんも幸せ売りがいたら、歩けるようにしてってお願いする?」
「幸せ売り? 何、それ」
カムイは説明を始めました。もちろん、『幸せ売り 2』の納得のいかない部分についても話しました。
「お兄ちゃんもおかしいと思わない? 幸せ売りなら病気を治してあげなくっちゃだよね?」
「そんなことはできないよ。病気は神様がその女の子に下さったギフトなんだから、幸せ売りが勝手に取り上げちゃいけないんだ」
「ギフト?」 カムイは目を丸くしています。
「そうさ。人が生きている間に起きることは、みんな、神様のギフトなんだ。誰かがかわりに受け取ったり、他のものと交換したりはできないんだよ」
「ギフトって贈り物でしょ? 贈り物は嬉しいいい物じゃない。何で病気がギフトなの?」 カムイはいきりたって言いました。こんな変な話を聞いたのは初めてです。
「神様のギフトにいいも悪いもないさ。神様はただ、その人に必要だと思うから下さるんだ。いいか悪いかは全部自分が決めるんだよ」
カムイはもう、最高に納得がいきません。病気なんか誰が見たって悪いものに決まっています。
「お兄ちゃんだって、足がそんな風になった時、プレゼントを貰ったみたいに嬉しかった? そんなことないでしょ?」
アレフは静かに答えます。
「その時は生死の境を彷徨ってたから、そんなことを考える余裕はなかったよ。意識が戻って落ち着いてからは、父さんが今にもぼくを連れ戻しにくるんじゃないかって、それだけが恐かった。あいつが刑務所に入って、おじいさんと一緒にエスペラント・シティへ行けることになった時は、心底安心したな。今のぼくは、自分の足で歩いたり走ったりできた頃より、ずっと自由だよ。暴力に脅えたり、誰かの意のままに支配されたりせずに、自分で自分の人生を作っていくことができるからね」
カムイには、やはり割が合わないような気がします。足が動かなくなったことがギフトだなんて、どうしても思えません。そんなプレゼントをくれる神様なんて、願い下げです。
「きみさあ、そんなに歩けないのが不幸だと思うんなら、何で歩く練習をしないの?」
アレフは可笑しそうに言いました。
「ぼくの足は神経があちこちぶち切れてて、もうどうしたって動かないけど、きみは練習すれば歩けるようになるんでしょう? なのにどうして自分の力で脱けだそうとしないのさ。幸せ売りにお願いするより、その方がよっぽど手っ取り早いと思うけどな」
アレフはそう言うと、車椅子を反転させて、病室を出て行きました。あまりにも滑らかで素早い動作だったので、カムイの目には彼が一瞬でかき消えたように見えました。
アレフが帰り際に放った言葉はカムイにとっては痛いところでした。自分でもうすうすわかってはいたのです。でも、歩く練習は辛いばかりで少しも効果が上がりません。誰がそんなことをしたいと思うでしょう。
あのお兄ちゃんはやったことがないからわからないんだ 口で偉そうに言うだけなら、誰にでもできるんだ!
カムイは掛け布団をよじってエグエグ泣きました。
雨はまた激しさを増したようです。ザアァ、ザアァ…

(続く)

↓ この下に小ネタがあります 

時事ネタ

2007-03-14 19:55:01 | Weblog
     

 このブログで時事ネタ 東京都知事選か? それとも…?
いえいえ、単に3月14日なので、ホワイトデーネタです。
うちの近所に最近、おいしいお弁当屋さんができました。あっさり和風でヘルシーなので、よく買いに行きます。
今日も買いに行ったんですが、ホワイトデーだというので上の画像の物をおまけにつけてくれました。
チョコをマーブル状に練り込んだマシュマロなんですが、まるで脂身…
もうちょっと、切り方を変えた方がいいのでは
でも、味はおいしかったですよ

ギフト(2)

2007-03-13 17:26:36 | Angel ☆ knight
   
   「クマさんとお散歩する夢を見たヨ!」

 霧を吹いたような雨がシティをじっとり湿らせています。傘をさしていても、いつのまにか髪の毛や服がしっぽりしてきます。ウルフはこんな日がとても苦手なのですが、今日もカムイのお見舞いに来てくれました。
ウルフと初めて会った時、カムイはウルフを幸せ売りかと思いました。ウルフの体から、幸せ売りと同じようにお花の匂いがしてきたからです。
でも、それはウルフの飲んでいるお薬の匂いでした。ウルフはエスペラント・シティ警察の救助隊員だったのですが、ガリルという毒ガスを吸って肺を傷め、48時間ごとにロゼットという薬を飲まなければ生きられない体になりました。ロゼットを飲んでいると、息や汗に花のような匂いが混じるのです。
幸せ売りではなくても、カムイはウルフが大好きです。ベッドの上で思い切り手を伸ばし、ウルフが抱きしめてくれるとその胸に顔を埋めて子犬のようにロゼットの香りを嗅ぎます。くふんくふんくふんくふん。
「ねえ、ウルフはぼくのこと好き?」
「好きだよ」 ウルフはあたりまえのように答えてくれます。
「ぼく、今日も歩く練習しなかったの。それでも好き?」
「ああ、好きだよ」
「ぼく、毎日泣いてばっかりなの それでも好き?」
ハハハ、と笑って、ウルフはカムイの頭を撫でました。
「生きてりゃあな、何日も泣き続けずにはいられないことだってあるさ」
「ウルフもそんなことあった?」
「あるよ。ガリルを吸ってシルフィードに乗れなくなった時な。ま、おれは泣くかわりに酒ばっかり飲んでたけどよ」
ウルフは救助隊機シルフィードのエースパイロットでした。『安楽園』の壁にはウルフの活躍を伝える新聞記事がいくつも貼ってあるので、カムイもそのことを知っています。シルフィードのコックピットに座ると、まるで自分のために誂えたようなしっくり馴染む感じがするのだと、ウルフは言います。雲海の上を滑るように飛ぶ時のスピード感や、空中でロールした時に、太陽が突然真横にくる眺め。
それらと永遠に切り離されてしまった時、辛くて辛くて、どうしていいかわからなかったと、ウルフは言います。
「今でも時々、たまらなくなることがあるよ。特に、空が高くてどこまでも青く澄んでるような日は、シルフのコックピットがどうしようもなく恋しくなる」
「じゃあ、もし幸せ売りがいたら、ウルフはもう一度シルフィードに乗れるようにして下さいってお願いする?」
「ん? ああ、そうだなあ…」
「だって、シルフィードにまた乗れるようになったら幸せでしょう?」
「そりゃ、まあ、嬉しいけどな」
「あのね、ミアイルが新しい幸せ売りの本を持ってきてくれたんだけど、今度のお話、何だか変なんだよ」
カムイはベッドサイドに手を伸ばして本を取ると、病気の女の子が出てくるページを開きました。
「この女の子は何年も病気で寝たきりで、お父さんとお母さんは女の子が可哀想でたまらないの。なのに、幸せ売りは女の子の病気を治してあげないんだよ」
「どら、ちょっと見せてみろ」
ウルフはその部分を読んで、
「ふんふん、ああ、なるほどな」と呟きました。
ウルフが幸せ売りの本を読んだのはこれが初めてでした。それまでカムイやミアイルの話で聞いていただけの幸せ売りがどういうものなのか、ようやくわかったようです。
「別に、これはこれでいいんじゃねえのか?」
「どうしてェ?」 カムイは納得がいきません。
その様子を見て、ウルフが聞きました。
「おまえは、もし幸せ売りがいたら、どんなことをお願いしたいんだ?」
「足を治して下さいっていうよ」 あたりまえじゃん、という顔でカムイは答えました。
「他にも願いをきいてやるって言われたら?」
「んとね、お父さんとお母さんを生き返らせて下さい」
「そうだな。お父さんとお母さんに会いてえよな」
ウルフはカムイの髪を撫でながら言いました。
「だが、そうなったら、おれやミアイルとはお別れだな」
「どうして?」 カムイは驚いて聞きました。
「おれは警察官だから、お父さんにとっちゃ敵だろう。ミアイルも仇の息子だからなあ」
「ふみゅー…」
カムイのお父さんは、オリエンタル・マフィア『草薙』のドンでした。お父さんもお母さんも、ファミリーを乗っ取ろうとしたミアイルの両親、ディアナとロミオに殺されたのです。ディアナもロミオも警察に捕まって裁判にかけられていますが、お父さんは裏切り者の血筋のミアイルを許さないでしょう。もちろん、警察官のウルフとも引き離されるはずです。
お父さんとお母さんが生きている頃に戻れたら、カムイは懐かしいおうちで二人の愛を一身に受けて暮らせます。『安楽園』のシスターやブラザーはどの子供も公平に扱ってくれますが、お父さんとお母さんにとってカムイは一番です。この違いは結構大きいとカムイは感じています。
でも、ウルフやミアイルもカムイにとってはかけがえのない人です。二度と会えなくなったら、どんなに辛いでしょう。カムイは困ってしまって、
「ふみゅー」と涙ぐみました。
ウルフはその背をぽんぽんと叩きながら、
「ああ、悲しくなっちまったか? 悪かったな。でもな。何か一つ願いがかなうと、たいてい別の何かが上手くいかなくなっちまうもんなんだ。だから、何もかも思い通りなんていかないし、起こった通りでよしとするしかねえんだよ」
「ウルフはシルフィードに乗れなくても構わないの?」
「構わなくはねえけどよ。おれがロゼットを飲んでなけりゃ、おまえと知り合うことはなかったし、救助隊にいたらこうして毎日見舞いにもこれねえしな。いいことずくめがないかわりに、悪いことずくめってのもねえもんだぜ」
ウルフの話を聞いて、カムイはますますわけがわからなくなってしまいました。
何もかも思い通りにいっても幸せになれないなんて、どういうことでしょう。
だからといって、起こった通りでいいなんてとても思えません。
考えていると、涙が後から後からこぼれてきます。こんなにたくさんの涙がどこから出てくるのか、自分でも不思議になるくらいです。
思い切り泣いたら、涙が全て押し流してくれてすっきりするよ、とカウンセラーは言うのですが、泣いても泣いてもシティの空と同じでまるで胸が晴れません。ただ、涙だけがとめどもなく溢れてきます。みゅんみゅんみゅんみゅん、みゅんみゅんみゅん
外では雨粒が少し大きくなったような音がしています。パララ、パララ…

(続く)

ギフト(1)

2007-03-12 17:39:29 | Angel ☆ knight
   
「今回は番外編なので、いつもみたいな事件は起こりません。でも、ぼく、大変なことになっちゃったの。ふみゅー」

 エスペラント・シティに何日も雨が降り続いた時のお話しです。

雨は、カムイという少年がシティ病院に運ばれてきた日に降り始めました。
カムイは『安楽園』の子供です。朝起きると、突然足が動かなくなったというので、園長(ファーザー)の江流(コウリュウ)に背負われ、シスター・シシィに付き添われて、病院にやって来ました。
検査をしても、原因はわかりません。お父さんとお母さんを目の前で撃ち殺されたり、マフィアに命を狙われたりと、幼い子供には過酷すぎる出来事が続いたので、そのストレスが一気に噴き出してしまったのでしょうか。
カムイは入院して、心と足の治療を受けることになりました。ファーザーとシスターが帰ってしまうと、カムイはたまらなく心細くなり、枕に顔を埋めてふみゅみゅんみゅん、ふみゅみゅんみゅん、と泣き始めました。
窓の外ではいつのまにか、糸のように細い雨がサアァ、サアァと降り始めました。

 カウンセリングを受けたり、点滴をしたり、お薬を飲んだり、マッサージや電気療法を受けたりしながら、カムイは歩く練習を始めました。歩けないからといってじっとしていると、骨や筋肉が痩せてますます動けなくなってしまうからです。
カムイの足は二本の石柱になってしまったように、重く冷たく、まるで動こうとしません。補助具をつけて一生懸命バーにしがみついても、腕が疲れると滑り落ちてしまいます。何べん繰り返しても同じこと。とても自分の足で立ったり歩いたりなんてできそうにありません。
カムイはリハビリセンターの床に転がって泣きました。ふみゃーん、はぎゃーん。
雨も一緒になってリハビリセンターの窓を叩きます。トタドタトタッ トタドタトタッ。

 『安楽園』でカムイと一番仲の良いミアイルがお見舞いに来ました。
ミアイルは、『幸せ売り 2』という本を持ってきてくれました。
カムイは『幸せ売り』のお話しが大好きです。幸せ売りは、昔、人間と一緒に仲良く暮らしていました。人間が幸せ売りに微笑みかけると、幸せ売りはその微笑みで幸せのベールを編みます。幸せ売りが風に乗って飛ぶと、幸せのベールも風に吹かれて飛んで行き、人々の頭上に舞い降ります。しかし、ある国の王様が幸せを一人占めにしようとして、軍隊に幸せ売りを狩り集めさせました。幸せ売りは人間に姿を変えてその目をくらませ、人々の目には幸せ売りの姿が見えなくなってしまいました。
ミアイルが持ってきてくれた本は、その続きです。人間に姿を変えた幸せ売りが、正体を知られないようにしながら幸せを配るお話しです。
「ぼく、歩く練習なんかキライ。体中痛くなってお熱も出てくるし、どんなにやってもちっとも足に力が入らないんだもん。ああぁ、幸せ売りがいたら、ぼくの足を治してくれるのになぁ」
ミアイルは、
「ぼく、また来るからね。元気出してね。クマたん」
と言って帰って行きました。
次の日、カムイは歩く練習はせず、ずっとベッドの中で本を読んでいました。
本には、何年も病気で寝たきりの女の子と、「こんな体に産んでしまってごめんね」と嘆き暮らすお母さん、「わたしが代わってやれたらどんなにいいだろう」と毎日思い詰めているお父さんが出てきました。
(きっと、幸せ売りがきて、女の子の病気を治してくれるんだ)
カムイはわくわくしながらページをめくりました。
女の子の家では、毎年春になると庭師に庭の手入れをして貰います。いつも来てくれる庭師の都合がつかなかったので、今年は別の庭師がやってきました。
「いいお天気ですよ。窓を開けてはどうですか?」
庭師がそう言ってずっと閉ざされていた窓を開けたので、女の子もふと外に目をやりました。
「見て、お母さん、あんなにきれいな花が咲いているわ」
「そういえば、この間からだんだん蕾がふくらんできていたわね」
「わぁ、見て。あんなに可愛い小鳥が飛んできたわ」
「花の蜜を吸いにきたのね」
女の子が歓声を上げているのは、別段珍しい光景ではありません。花は毎年その庭に咲いているし、鳥も毎年やってくるありふれた鳥です。
女の子が庭に出たいというので、お母さんは女の子を車椅子に乗せて庭に出ました。女の子は、「見て、この花、金平糖みたいよ」「この花は何ていい匂いがするんでしょう」とはしゃいでいます。どうせ外に出られないのだからと、何年もカーテンを閉ざしていたので、庭にあるものがすべて新鮮で美しく感じられたのです。女の子が微笑むたびに、きらっ、きらっ 庭師の手の間で糸のような光がひらめきます。
女の子があまり楽しそうなので、お母さんも嬉しくなって思わず微笑みました。まあ、この子のこんな顔を見るのは久しぶりだわ。するとまた、庭師の手に光の糸が躍ります。やがて、二人の微笑みから三枚の幸せのベールが編み上がりました。
ベールは柔らかな風にのって、女の子の頭とお母さんの頭に、一つずつ舞い降りました。
もう一枚は木の枝にひっかかり、お父さんが帰って来た時に、ふわりとその肩の上に落ちました。
女の子はお父さんに、家の庭がどんなにきれいだったかを話しました。カーテンを開ければ、庭はベッドの上からでも毎日眺めることができます。庭師は、お母さんがいつも心をこめて庭を手入れしていることや、お父さんがケガをした小鳥の手当をしたり、毎年巣作りをする枝は決して切らないようにしていることを話したので、女の子は二人に「ありがとう」を言いました。庭がこんなに素敵なのは、二人のおかげだと思ったからです。
女の子が眠ってしまうと、お父さんとお母さんはお茶を飲みながらこんなことを話しました。
「あの庭師さんは初めての人なのに、どうしてあんなことを知っていたのかしら。いつもの人に聞いたのかしら」
「そうじゃないかい? あの人の紹介で来たんだろう?」
「わたしはあの子を健康に産んでやれなかったことがずっと辛かったけど、あの子はベッドに寝たきりの生活でもちゃんと幸せを見つけられる子だったのね。これからは、あの子の体のことを嘆くのはやめて、あの子にたくさん幸せを感じさせてやることを考えるようにするわ」
「わたしも、あの子の苦しみをかわってやれたらとばかり考えていたが、それは無理な話だからな。あの子が味わわなければならない苦しみより、ずっと多くの幸せを感じられるようにしてやろうと思うよ」

 カムイには、このお話しがよくわかりませんでした。
幸せ売りが女の子の病気を治してあげて、女の子もお父さんもお母さんも幸せになるものとばかり思っていたからです。
なのに、女の子は相変わらずベッドで寝たきりです。幸せのベールをかぶっても、何も変わらないように見えます。
「こんなの、何か変。どうして幸せ売りは病気を治してあげないの?」
カムイは本を押しやると、枕に顔を埋めてみゅんみゅん泣きました。
外はまだ雨が降り続いています。サァァァ、サァァァ…

(続く)

東レ vs JT

2007-03-11 20:57:48 | バレーボール
             最初はgoo!
     

  まずはシンプルに一つくくりにしてみました。植物はコシ(?)があるので、これだけでも結構大変。やっぱりカットしないとダメかなぁ。でも、切るのはもったいないような気がしてしまう貧乏性の私なの

東レ 2  3 JT
    16-25
    25-19
    25-23
    20-25
     5-15

東レスタメン:高田、富田、木村、佐藤、荒木、中道 リベロ;濱口

昨日の勝利で波に乗ってほしかった東レですが、残念、またもフルセット負けです
第1セットは奪われたものの、第2、3セットを連取。行けるかと思いましたが、選手も勝ちを意識してしまった模様。やはり、若いチームだけにメンタル面が課題なのかもしれません。
最後はテンさんのトス回しに翻弄されてしまったか。
負けた時のデータ面での1つの特徴として、サオリンの打数・受数が多くなる、というのがあるようです。今日もスパイク40本、サーブレシーブ45本。勝っている時はサーブレシーブが17本とかせいぜい20本台なんですよね。やはり、サオリンの負担(特に守備)を減らすというのが、一つの鍵のような気がします。
黒星が先行していると、どうしても勝ち急いだりしてせっかくつかんだ流れを手放してしまいがち。いい意味で開き直って、それぞれがコートで完全燃焼してほしいです。そうすれば、必ず結果はついてくる
最後まで諦めずに、自分の全てをぶつけろ、東レ

 岐阜大会
3月17日(土)  シーガルズ
3月18日(日)  NEC