レッドブル・リンクは緑に囲まれた美しいサーキットです。
決勝スタート。
マッサが順調にトップをとり、ボッタスは一時ロズベルグに先行を許すもポジションを奪い返します。
ハミルトンも大きく順位を上げます。
1/71 1 マッサ ←2 ボッタス ←3 ロズベルグ ←4 アロンソ ←5 ハミルトン ←6 マグヌッセン ←7 ライコネン ←8 ヒュルケンベルグ ←9 リカルド ←10 クビアト
10周目くらいから1回目のピットインが始まります。
12/71 ロズベルグがピットイン。
チームメイトのハミルトンは前が開いたのでとばします。
14/71 ハミルトンがピットイン。ロズベルグの後ろに戻ります。
15/72 マッサがピットイン。コースに戻る時、ロズベルグの後ろになってしまいました。さらに、ハミルトンにオーバーテイクされます。
30/71 1 ロズベルグ ←2 ボッタス ←3 ハミルトン ←4 マッサ ←5 アロンソ ←6 マグヌッセン ←7 ヒュルケンベルク ←8 ペレス ←9 リカルド ←10 ライコネン
40/71 ハミルトンが2回目のピットイン。
41/71 ロズベルグがピットイン。
42/71 ボッタスがピットイン。
このピットインで、ボッタスはハミルトンの後ろになってしまいます。
予選で1-2体制をつくったウィリアムズ勢ですが、二度のピットインでメルセデス勢に逆転されてしまいました。
リザルト
1 ロズベルグ(メルセデス)
2 ハミルトン(メルセデス)
3 ボッタス(ウィリアムズ)
4 マッサ(ウィリアムズ)
5 アロンソ(フェラーリ)
6 ペレス(フォース・インディア)
7 マグヌッセン(マクラーレン)
8 リカルド(レッドブル)
9 ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
10 ライコネン(フェラーリ)
11 バトン(マクラーレン)
12 マルドナド(ロータス)
13 スーティル(ザウバー)
14 グロージャン(ロータス)
15 ビアンキ(マルシャ)
16 小林可夢偉(ケータハム)
17 チルトン(マルシャ)
18 エリクソン(ケータハム)
19 グティエレス(ザウバー)
リタイア…ベルニュ(トロ・ロッソ)、ベッテル(レッドブル)、クビアト(トロ・ロッソ)
ファステストラップ:1分12秒142 / セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
決勝が終わってみると、ロズベルグ―ハミルトンの、メルセデス勢1-2でした。
3位のボッタスはF1初表彰台。
ポールポジションスタートのマッサは4位でした。
メルセデス勢はピットインのタイミングを上手く取り、ピットワークの速さでもウィリアムズを上回って順位を上げたようです。
こういうレースは、ピットインによって、コース上の見かけの順位と、実際に順位を争っている相手が違ってくる(すぐ前を走っている車と順位争いをしているのではなく、ピットインによって後方に下がった相手とのギャップが問題になる)ので、ちょっとわかりにくいところがあるんですが、チーム同士の駆け引きや、ピットワークの上手さが面白いレースでもあります。
ただ、1-2が結局あそこだったのは…