BE HAPPY!

大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

フィギュアロシア大会フリー

2009-10-25 21:22:54 | スケート


 日本勢の逆転なるか。ロシア大会、フリーです。

男子は小塚選手が2位。
優勝は、小塚選手の憧れの選手だというプルシェンコ選手です。
演技の終わりは、たいていスピンでまとめてポーズをつけるのですが、プルシェンコ選手はポーズをとらず、はらっと両手を下げて立っているだけ。ジャッジの方をまっすぐに見て、「どうだ」という表情を見せます (o^-')b
それだけ自分の演技に自信があったんでしょうね。派手なポーズをとらなくても高得点の確信があったのでしょう。
実際その通りで、堂々の優勝。
でも、小塚選手はまだまだのびしろのある演技なので、ジャンプが決まって、課題の部分を詰めていけばどんどん得点はUPしそうですね。
織田選手に続く表彰台。NHK杯には高橋選手も登場します。
ぐっと選手層が厚くなった男子は楽しみな戦いが続きます。

女子は、6位の真央ちゃんが最終グループの第一滑走です。
最初のジャンプはこちらも緊張して見ていられませんでしたが、転倒。
そのショックからか、いつもは成功している他のジャンプまでミスが出てしまい、フリーも得点が伸びませんでした。
順位は5位。
最近の真央ちゃんの演技を見ていて、踏切の時にすごく足を後ろに跳ね上げている感じがします。以前はあんなに足をあげてなかったような気がしますが、もしかしたら意識しすぎているところがあるのかもしれませんね。
19歳という、ちょうど子供の体から大人の体に変わっていくところなので、バランスが崩れることもあるようです。バレリーナなども、子供の頃は体が軽かったので楽々とできたことが、大人の体になるにつれ思うようにできなくなるそうです。そこを乗り越えられるかどうかが大成するかどうかの一つの分かれ目だと聞いたことがあります。
真央ちゃんなら、トリプルアクセルを難度の低い別のジャンプにしても高得点がとれると思われますが、タラソワコーチは、「(トリプルアクセルを)やめれば心理的に滑りやすくなるが、彼女ならできる」とコメントしています。
オリンピックイヤーということもあるので、安全なプログラムに変更するか、最後まで挑戦するか。
どちらが正解ということはないと思います。真央ちゃんが自分で決めたことなら、それでいいと思います。
今回は、グランプリファイナルで日本人最高位だった選手が五輪代表に内定するそうです。
真央ちゃんは今日の順位で、ファイナル出場が危うくなりましたが、仮に逃しても全日本選手権で残る枠に入ってくれるんじゃないかと思います。
ここからもう一度、一層強く大きくなって、また輝く笑顔を見せて下さい

 安藤選手が逆転優勝
練習の時に比べると動きが硬くなってしまったようですが、「クレオパトラ」を流麗に演じました。
グランプリファイナル進出に向けて、五輪代表獲得に向けて、大きく前進できる勝利でした。

SPトップのユリア・セバスチャン選手は、そのプレッシャーもあってかミスが目立ち、6位に沈んでしまいました。
昨年の全日本でも、中野選手がSP首位で折り返し、フリーで5位になってしまったことがありました。
SPで少しでもいい順位になった方がいいのですが、順位が良かったことがかえってプレッシャーになることもある。何とも微妙です。
あたりまえのことですが、人間が滑っているんだなあと思います。

今回は、それぞれの選手が使った曲の美しさをすごく感じました。
こんなにいい曲がいっぱいあるんだなあ~
スケートで聴いた印象に残る曲を、CDとかでちゃんと聴いてみるというのもいいかもしれませんね