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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

八月十五夜 & F1日本GP予選

2009-10-03 22:41:54 | モータースポーツ


 今日は旧暦の八月十五夜。
大阪は今日もお天気が悪いです。雲の一箇所が白っぽく光っていて、あそこにお月様がいるのかなと見上げていると、たまたま雲が流れて、お月様が顔を覗かせてくれました
八月十五夜の月は「中秋の名月」と呼ばれていますが、満月になるのは明日です。
まずは十五夜にちなんだ枕を…

昔々あるところに、竹取のおじいさんがいました。
ある日、おじいさんは光る竹の中に女の子を見つけました。おじいさんは女の子を連れて帰り、「輝夜(かぐや)」と名付けて大事に育てました。
輝夜ちゃんは美しい娘に成長し、何人もの貴公子が求婚してきました。
しかし、輝夜ちゃんは彼らに無理難題をふっかけてしりぞけてしまいます。
誰と結婚しても玉の輿に乗れるのにと、おじいさんはハラハラです。

茶飲み友達も輝夜ちゃんの家を訪ねました。彼の用件は他の殿方と少し違っています。
「あんたは随分不思議な生い立ちだっていうじゃねえか。そんなあんたなら、幻の湯飲みを知らねえかと思ってね」
幻の湯飲みがどんな湯飲みなのかは誰も知りません(だから幻なのです)。
でも、見ればすぐにそれとわかると言われています。
輝夜ちゃんは自分の持っている湯飲みを茶飲み友達に見せました。
白い小さな湯飲みです。光を孕んだような清かな白色をしています。ところどころに、薄墨を流したような模様が淡く入っています。
茶飲み友達は上から下からたんねんに湯飲みを眺めると、「これでお茶を一杯飲ませて貰えるかい?」と訊ねました。
輝夜ちゃんは頷いてお茶をいれました。緑のお茶が湯飲みの白に映えて、とても美しい景色です。甘みがあってまろやかで、後味がすっきりしたお茶でした。
茶飲み友達はそのお茶をゆっくり味わうと、満足して帰っていきました。

やがて十五夜の夜が来て、輝夜ちゃんは天人に迎えられて月へ帰って行きました。
その翌日、おじいさんが輝夜ちゃんにことづかった物を茶飲み友達に届けにきました。
包みを開けると、中にはあの湯飲みが入っていました。
輝夜ちゃんの手紙が添えられています。

『あなたがこの手紙を読まれる頃には、わたしは月に帰っているでしょう。
何人もの方がわたしに求婚して下さいましたが、どなたも獲物を狙う獣のような目でわたしをご覧になるので、わたしは無理なお願いをして追い払ってしまいました。
なぜ地上の人は気に入ったものがあると、自分のものにしようとするのでしょう。
きれいな花をただ眺めるのではなく、手折って家に持ち帰らなければ気がすまないのでしょう。
この湯飲みはあなたが探しておられる幻の湯飲みではありません。月の土でつくった「月影」という湯飲みです。
あなたがこの湯飲みを、ご自分の所有物にしようとすることなく愛でて下さったので、わたしが地上にいた証としてあなたに差し上げたいと思います。
時々はこの湯飲みでお茶を飲んで下さればうれしいです』

茶飲み友だちは手紙を読み終わると、湯飲みを日にかざしてみました。
湯飲みの白い肌が、日の光を受けて清らかな輝きを放ちます。
淡い影のような模様は、うさぎが餅をついている姿にも見えました。


前置きが長くなりましたが、それでは本題のF1日本GP予選です。

「枕と本題が全然マッチしてないじゃん

関東では予選の模様が昼間に放送されたようですが、関西はいつも通り深夜です。
まだ予選が放送されていない地域の方は、ここからはネタバレになりますので、ご注意下さい。



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雨はあがりましたが、波乱にとんだ予選だったようです。
ウェバー(レッドブル)が午前中のフリー走行3回目でクラッシュし、モノコックの交換が間に合わず、予選を欠場しました。

Q1 
フリー走行好調だった中島選手がQ1敗退。
ウェットでは良かったのに、ドライになるとグリップしなかったようで、「本当に落ち込んでいます」とコメント。

Q2 
アルグエルスアリとグロックがクラッシュして二度の赤旗中断。

Q3 
コバライネンがクラッシュして三度目の赤旗中断。
この後、多くのマシンが走行を控えたようです。



【予選結果】
順位、マシン重量、予想ピットイン、トップ10タイムです。

 1 ベッテル(レッドブル)      685.5kg 17周目 1分32秒160
 2 トゥルーリ(トヨタ)       655.5kg 16周目 1分32秒220
 3 ハミルトン(マクラーレン)    656kg  16周目 1分32秒395
 4 スーティル(フォースインディア) 650kg  14周目 1分32秒466
 5 バリチェロ(ブラウンGP)     660.5kg 18周目 1分32秒660
 6 ハイドフェルド(BMWザウバー)   660kg  18周目 1分32秒945
 7 バトン(ブラウンGP)       658.5kg 17周目 1分32秒962
 8 ライコネン(フェラーリ)     661kg  18周目 1分32秒980
 9 コバライネン(マクラーレン)   675   24周目  
10 ブエミ(トロ・ロッソ)      665.4  20周目  
11 ロズベルグ(ウィリアムズ)    684.5  27周目  
12 アロンソ(ルノー)        689.5  29周目  
113 クビサ(BMWザウバー)       686   28周目  
114 グロック(トヨタ)      
15 アルグエルスアリ(トロ・ロッソ) 682.5  26周目  
16 フィジケラ(フェラーリ)     661.5  18周目  
17 中嶋一貴(ウィリアムズ)     695.7  31周目  
18 グロージャン(ルノー)      691.8  30周目  
19 リウッツィ(フォースインディア) 682.5  26周目  
20 ウェバー(レッドブル)      


※ 以下の5人のドライバーに5グリッド降格処分が下されています。
・バトン、バリチェロ、アロンソ、スーティル…黄旗区間でスピードを抑えなかったため
・ブエミ…ダメージを受けてマシンでピットまで戻ったことで、他のドライバーを妨害したため



誰もが讃える鈴鹿のコースが、非情な一面を見せたようです。
その中で、ベッテルがタイトル争いにふみとどまるべくポールポジションを獲得。
母国GPのトヨタは、トゥルーリが2番手に入りましたが、Q2でクラッシュしたグロックは出場が危ぶまれており、トヨタは小林選手が代わって走れるよう許可を申請することも考えているようです。
ハミルトンはセッティング変更が的中したということで3番手。
スーティル選手は、ここのところの上り調子に、かつて日本F3に参戦していてコースを知っていたこともあいまって、4番手につけています。

既に開発をストップしているフェラーリは、やはり車のパフォーマンス不足に苦しんでいるようです。
ライコネンは今季限りなので、戦闘力のある車で走らせてあげたいです。
フィジケラも、マッサが戻ってくるまでの数戦でもいいからとフェラーリにいったのに、車がよくないのは気の毒です。
(今からたっぷり時間をかけて開発した来季のマシンには、アロンソが乗るのね。めぐりあわせとしかいいようがないけど

ただ、予選の荒れ方を見ると、決勝もかなり荒れそうですね
お天気もどうなるかわからないし、後方スタートのマシンにもチャンスが出てくるかも知れません。
やはりどうなるかまるでわかりません。ドキドキ