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TQWTmini 試聴

2007年12月08日 | AUDIO
1週間経ってあらためて試聴しました。

試聴板は最近手に入れた「MATT'S MOOD」。低音は,おいしいところをきちんと再生しています。ややドンシャリ気味で,マラカス等のラテン楽器が非常にシャープに聞こえます。BASIAのヴォーカルもマイクからのon~offをうまく拾い,息づかいも分かるようです。ただ,ややサシスセソが強めに出ますが,かえってこれが輪郭をはっきりさせ良いと感じます。
一応,1mと2mのデータを取ってみました。部屋は居間で,3m×5m洋間,平行面だらけ,中央にこたつという劣悪?な環境です。

黒が1m,赤が2mのdata。120Hz付近と360付近のディップは,TQWTの共振によるディップでしょうか。50Hz付近のピークはよく分かりません。部屋によるかもしれません。250付近はやはりTQWTのピークかな,,500から上が緩い右上がりの傾斜ですので,このところで,ドンシャリの癖があるのかもしれません。これでクラシックは聴けるでしょうか。手元にあったピリスのショパン1番をかけてみましたが,良い感じです。低音の連続音も綺麗にたどれます。前奏が終わってピアノが入ると,かなり引き締まった感じです。1音1音の粒立ちが良い音です。ピアノと弦や管との分離は古い録音でも良いと思います。相手が8cmですから,38cmのリファレンスとは比べようがありませんが,がんばっていると思います。高域の分離は古タンノイよりも良いです。
ユニットは,現在手に入れられないようですが,防磁タイプのW3-315SCは六本木工学やコイズミで売っているようです。TQWTはユニットをあまり選ばないので,交換可能でしょう。

以下は使用ユニットのデータ。
TANG-BAND W3-315D
口径 8 cm
アルミニウムとマグネシウム合金
ラバーエッジ
インピーダンス 8Ω
周波数特性 105Hz~20KHZ
能率 87 db
Mo 2.0 g
Qo 0.52
マグネット重量 216 g
アルミ円形ダイカストフレーム

測定中,ノートPCからのコードに足を引っかけて,ヘッドホン出力の端子を壊してしまいました。トホホホ

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