amnjackのNewWeblog

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いろいろ測ってみた 電池内部抵抗

2020年11月04日 | electro_craft
DE-5000用のアダプターができたので,
手持ちのすぐに取り出せる電池をいろいろと測ってみました。
アダプター制作に当たっては,その原理含めて,こちらのサイトが参考になります。感謝!ですから,こちらでは原理については割愛します。

電池は

使ったホルダー含めてこんなものです。アルカリ1本以外はみな古い電池です。

それと,特殊電池で

空気亜鉛電池2種 
大きい方が powerone製PR44(p675) 小さい方もpowerone PR48(p13)
人工内耳用および補聴器用の一般的なもの

では早速データ

18650Li-ion

保護回路付きUltraFire (3000mAh3.7V)

4.2V 200mΩ
まだまだ使えそう。


sony製古いパソコンからの取り外し品グリーン。

4V 234mΩ これもまだ使えそうですね。


同じくsony製ブルー

4.2V 164mΩ。 これもOK。

続いてアルカリ電池
ソケットがチョット心配なんで,接触抵抗低減のため,銅箔テープを噛ましてみました。



単三の新品

1.6V 95mΩ。やっぱり新品だ

続いて富士通製

をウォシュレットのコントローラーに入っていて,交換のLEDが点滅したので取り外したもの。10年くらい使ってた・・・

1.3V 428mΩ やっぱりチョット古いか?? でも電圧は回復してる?

単三ニッケル水素

昔,秋月で売っていたGP製

1.34V 70mΩ
結構優秀



まだサンヨー時代のeneloop

1.38V 234Ω・・・・ウ~ム



単四アルカリ

上海問屋製

1.55V 223mΩ

・・・単4のエネループがどこかにあったけど,あとで・・・



特殊電池



PR48 補聴器用 定格は1.4V。空気電池のため,開封したら中断できない。みな使い古しです。



1.3V 3.83Ω


PR44 人工内耳用 定格1.4V




1.23V 1.226Ω 上の画層が間違ってました。交換。3.38Ωでなくて1.226Ωでした


という結果でした。

この結果からどの電池が寿命で,どの電池がまだまだ使える電池かということはにわかには分かりません。

参考までに,他の人が測った結果を参照します。
ラジオペンチさん
単三ニッケル水素(エネループ)第60~65mΩのようですから,私のエネループはそろそろ寿命かな?GPが意外と健闘!
他は,リンクをご参照。

リチウムイオン(ラジオペンチさんから)
古いのは160くらいから210mΩ程度。
ニッケル水素はそこそこ使えそう。
新品だと80mΩくらいか・・・


居酒屋ガレージ日記さんに詳しいグラフなどがあります。
ニッケル水素は60%放電くらいで再充電すると長持ちするって書いてある!!
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-967a.html

ということは,あまり深く放電しないうちにまめに充電するってことか?
http://igarage.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2019/03/05/11.png
メモリー効果はどうなるんだろう?

電池内部抵抗調査,チョット長いお遊びでした。


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3 コメント

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Unknown (修造)
2020-11-08 16:01:53
人様にテストさせてコメントでは申し訳なく、遅ればせながら 0.47、1.0、3.3μF 250Vフィルムコンに2.2MΩで製作。0.47は使わず1μFと3.3μFで測ると 3.3μFの方が3%位低い値でした。
それよりもいつものように純正の4端子ケルビン接続のピンセットタイプTL-22でキャリブレして測定したら中古単一で192mΩが341mΩと測定された。このアダプタ差し込んでのキャリブレはエラーになるので、当たり前ですがキャリブレにも注意が必要でした。
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Unknown (amnjack)
2020-11-09 16:20:36
修造さん,コメントありがとうございます。結局どの値が正しいのか,よく分からなくなります。DC2線でやったらめちゃくちゃ高い値でしたし,キャリブレーションは一応したのですが,性格なのかどうかやっぱり分からない。前のデータと比べてってことになる感じです。
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Unknown (修造)
2020-11-09 17:12:55
キャリブレーションについてはどの記事もほとんど無く、バナナチップの短絡器でも作ってやっているのだろうと思っていましたが、DC2線では高く出るとのこと。Openはアダプタ基板を抜いた状態。Shortは、シールド無し0.5sq平行コード200mm長にミノムシのアダプタ構成で、マイナス側ミノムシをプラス側端子の基板の両面を挟んで3点を短絡状態でキャリブレしています。プラス側コードの抵抗分の影響が少なくなるようにと太い線を使用しましたが、しょせんCが入っていますから何とも。
やはりamnjackさんの言うとおり、毎回 同条件で測れるようにして、値については自分で納得、判断しかなさそうですね。
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