長浜には昨年末に福井の帰りに、午後4時から1時間ほど歩きました。今回は5月14日の日曜日で天気も良く、人の賑わいも沢山います。メインの大手門通りや御坊表参道の雑貨や食べ物屋さんの買い食いでなく、まちづくり株式会社の展開やNPOまちづくり役場の役割など、どのような評価をすべきかという視点で歩きました。ガラス館、曳山博物館をパスして大通寺に行きました。先回も見たけれど大通寺の山門のりっぱな姿には圧倒されます。まちづくり役場によって、長浜の庭園シリーズの調査本300円を購入し、再び戻り大通寺の庭園と襖絵を500円で見学しました。庭は手入れが行き届かず、襖絵や建物も「うぐいす張り」のように軋んでいました。駅前再開発など近代的な建築物に莫大なお金をかけるより、身の丈にあった生活密着の文化と街並みの保全に投資すべきだと感じました。
長浜市の城下町コンパクトで歩くのに適当であり、川もあり、景観計画と中心市街地活性化計画がマッチしている感じです。何よりもまちづくりの担い手が住民主体に楽しく参画しているように思われます。改めて交通や交流、住民意識など総合的な都市再生の長浜流儀も、文献やネットで調べたいと思います。
参考資料