豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

オーストリア・ムーラウ村

2014-10-12 | traveling, town walking

 ムーラウ村とは、聞いたことのない村ですが、ザルツブルグから車で160Km人口約2,000人です。ここでは自治体の作ったエネルギー供給会社のバイオマス地域熱供給システムを見学しました。写真は外から木材のチップを入れる所です。雨が降ると自動的にシートが下ります。この後、下の設備を副村長の説明で見学しました。内部の設備は全自動で人の雇用はありません。しかし、間伐材や廃材などのチップで雇用拡大になっているそうです。チップを受け入れる施設を自治体が作り、給湯で地域に供給する地域資源の循環システムが素晴らしいです。ここでは現在、湯を沸かし地域に供給しています。大口は300m上にある病院とビール工場です。病院へは圧力をかけて送るのが特徴でした。
 木質バイオマスは採算が合わないとか言って、豊田市の計画目標はありません。ソーラのみに集中して補助金を出していますが。電力会社によって受け入れ中止を検討しています。豊田市では清掃工場の熱がどのように利用されているのか確認したいと思います。名古屋市の清掃工場ではでは温水プールに利用されているそうです。
 この後、地域熱を使って地ビールを作る、ビール工場を見学しました。
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