豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

環境共生住宅

2011-12-07 | 平和・人権・環境・自治制度

 環境共生住宅は屋根や壁面緑化など既に取り組まれ、特別新しいことではありません。ここでは島の自然である熱と風を生かして、低コストで住宅を造る工夫がされていました。材料は節の多い杉が大部分でした。設計者の説明では坪51~2万円だそうです。エコハウスは実験・PRのため、宿泊では平日のみ1,000円で泊まれます。
 次の日には公的住宅を視察しました。中層のRC造です。中層住宅には玄関進入に、建て階段方式と廊下方式があります。安いのは廊下方式ですが、プライバシーが保てません。見学した住宅は廊下を前に出して、各戸のプライバシーや独立性を確保しています。環境共生住宅とは直接関係ないようですが、公営住宅としての居住性は素晴らしいです。写真では分かりにくいですが、前面の廊下から各戸に入る場面です。また、別の住宅では配管設備が分離してあって、コンクリートの寿命とは別に、容易に補修できる設計のものも見学できました。さらに、発展して考えるなら、間取りもフレキシブルな設計で、誰にも公的住宅が保証されるのが望ましいでしょう。住宅保証は基本的人権であるべきです。高速道路、橋よりも優先されるべきです。
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環境モデル都市宮古島

2011-12-07 | 平和・人権・環境・自治制度

宮古島市は人口53,000人で、合併市域は205K㎡で旧豊田市と同じくらいです。産業は農業と観光で、サトウキビとマンゴー等です。島の地下にダムがあることに驚きました。CO2の2003年排出量は、32万トンで運輸と家庭が57%とと高く、この削減計画を中心にしているのは当然です。でも、豊田市とは違うところです。2030年の削減目標は30%です。サトウキビの搾りかすから、バイオエタノール燃料を製造するプロジェクトは見学できませんでした。メガソーラの実証研究設備は、東芝、碍子、京セラなど設備は壮大でメーカーも一流で、現在は風力とソーラの制御が主な実験目的です。最高出力の8%まで担っていますが、高い設備費で採算ベースには遠いようです。沢山の補助金で沖縄電気が実験していますが、地域経済との関連は見えません。その他に、自転車の活用とエコハウスの取組があります。写真は市役所から海を望んだところです。職員の説明では「沖縄県の11市の中で、唯一人口減少している」とのことでした。懇親会では「99%の若者が職を求め島から出ていく」との悩みが出されました。期待したほどではなかったです。次は個人的に、高知県ゆすはら町と飯田市に行こうと思います。
<特記>
 労働者派遣法改正で製造業の派遣禁止を骨抜きされました。民主党は公約をほとんど捨てて財界にすり寄っています。自公との違いがなくなりました。選挙で仇をとるしかありません。
コメント (2)
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宮古島、普天間の調査旅行

2011-12-07 | 都市計画・まちづくり

1~6日に、建築学会の環境モデル都市調査で宮古島市と、個人的に普天間基地周辺の居住環境を調査しました。中部空港からは直行便がなく、那覇乗り継ぎで宮古島へ行きました。島だからバスかタクシーか自転車か徒歩です。この時期は晴天がなく、雨ぽく、風も強いらしい。到着日は小雨が降っていたので、タクシーでホテルへ向かいました。2日目の午後市役所へ集合なので、半島へのバスセンター場所と出発時刻を確認しました。夜は市役所近くの商店街の飲食店・358で、泡盛1杯と地元料理を食べました。宿泊は「ピースアイランド」で小奇麗ですが、朝食なしの6,000円はちょっと高かったです。
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