アグネス・チャン「わたしが愛する日本」かもがわブックス、2004年
「ひなげしの花」で日本デビューしたアグネスのこの本は、ミーハーの内容ではありません。ソフトタッチに書かれていますが、中高年の自殺、バブルの責任、「恥の文化」、公共心、さらに不登校、いじめ、虐待など今日の社会問題の本質にするどくせまっています。さすが教育学博士であり、大学教授です。香港出身でユニセフ協会大使のアグネスは、国際的視野から日本人が昼も夜も紳士として、真のアジア人の友人としてどうあるべきかアドバイスしています。平和の基本は何か、イラク戦争での自衛隊派遣は本当にイラク人のためになるのか、疑問を呈しています。アメリカ一辺倒の日本はアジアを儲けの対象とするだけでなく、真に平和・友好の関係を築くために何をなすべきか大きなヒントがあるように思います。私もユニセフの会員ですが、この次はもう少しカンパをしようかな。それと年末にはプーケットへ行ってみようかと家族で話しています。
写真はピンクの日々草
「ひなげしの花」で日本デビューしたアグネスのこの本は、ミーハーの内容ではありません。ソフトタッチに書かれていますが、中高年の自殺、バブルの責任、「恥の文化」、公共心、さらに不登校、いじめ、虐待など今日の社会問題の本質にするどくせまっています。さすが教育学博士であり、大学教授です。香港出身でユニセフ協会大使のアグネスは、国際的視野から日本人が昼も夜も紳士として、真のアジア人の友人としてどうあるべきかアドバイスしています。平和の基本は何か、イラク戦争での自衛隊派遣は本当にイラク人のためになるのか、疑問を呈しています。アメリカ一辺倒の日本はアジアを儲けの対象とするだけでなく、真に平和・友好の関係を築くために何をなすべきか大きなヒントがあるように思います。私もユニセフの会員ですが、この次はもう少しカンパをしようかな。それと年末にはプーケットへ行ってみようかと家族で話しています。
写真はピンクの日々草