わたくしから「毒っ気」がなくなっております。
まるで出汁をとったあとの鰹節のよう。
こんなこともあるもんだな。
物欲もなし。
世の中のハラタダシイ事も右から左へ。
がつがつする事もあんまりない。
心、静かな日々を送っているのでいるのであります。
いやあね、なんだかどこかのご隠居風情ですのよ。
先日、某大手の会社内部に出かけてきました。
エレベーターに乗る事すらままならず。
何処が開くのか分からん。
乗ろうとするとドア閉まるし。
見るに見かねた警備員の人がエレベーターの扉に挟まったあたくしを助けてくれました。
おほほ・・・気取ったってね。
しょせんお里が知れるのさ。
なんだかカルチャーショックを受けてしまった。
仕事に対するモチベーションの高さにやられました。
やはり、日々において目一杯仕事をしている人と、のほほんとしている人の差が目に見えてわかります。
またまたこのままではいかんよ!自分!と叱咤激励を繰り返しております。
だけど
生ぬるい環境にすっかり慣れてしまったワタクシは現実逃避。
世間に対するアンテナがへなへなになっております。
受信不可状態。
画面はザーザーの砂嵐です。
いろいろ思うところがあってこのショックは効きました。
自分が何をすべきかあらためて考え直すきっかけになる。
その前にエレベーターぐらいちゃんと乗れるようになりたいものです。
それにしても個人的にワタクシの場合、「世俗の垢」、「煩悩」というものが行動力のエネルギー源になっていることを改めて実感しました。
日々、抱えている矛盾が原動力になっていることもあるんだな。
あんまり「垢」を落としすぎてもカスカスになってしまいそうだ。
ワガママで後先を考えて無くてもいいので
ぎっちり餡子が詰まった鯛焼き的人生を送りたいものです。
と言いながら・・・およげ!たいやきくんの曲が刹那的に響くのは何故なんでしょう。
最後に食べられちゃうのはいやだな。
意外とイソップ童話のように裏がありそうだよ、この曲!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます