日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

書き初めるなら四字熟語

2019-01-01 | Weblog
年の瀬に2018年の漢字が発表されて、ゆく年を惜しみ、くる年に向けて書にその思いをしたためるならどんな言葉がよいかと考えていた。

塞翁之馬
水滴穿石
東京大学
四字熟語。  

半紙に4文字びちっと収められたときの達成感も書の醍醐味
座右の銘、目標、訓戒 折々に心に留め思い起こすべきそれらの言葉。
今一番好きな言葉は「もふもふもふもふ」
四字熟語ですらないけど、音のならびといい、想像するだけでにんまりしちゃう感じといいこの寒い季節に「もふもふもふもふ」とつぶやいて心身の暖をとっている。
「もふもふもふもふ」を書初めるなら「毛富ゝ毛富々」になろうかよ。


世はあっという間にクリスマスのきらめきが去り、スーパーの魚肉コーナー(かまぼことかはんぺんとかの冷蔵ケース)周辺を先頭にして全力で寿ぎの体制に突入したと思ったらもう元旦。
「寿ぎ」とはいつもなら100円の蒲鉾が500円になっている蒲鉾の前に立ち尽くすことである。
 
蒲鉾がたべたいのである
紀文の魚河岸あげが食べたいのである。

 
食べたいはずの蒲鉾は価格の面で折り合いがつかず諦めて
せめてもの「魚河岸あげ」と思うも、正月におされて日常がみあたらない。
こっそり隠れるようにおかれた日常つまり魚河岸あげをみつけてやっとカゴに放り込んだ。
食べられないという制約がかかればかかるほど食べたい!という衝動は強くなるからなあ。
蒲鉾、伊達巻、黒豆にかこまれてどどーんと御開帳された四字熟語。

 
「蒲鉾高騰」
 
蒲鉾の価格が高くなって、やっとお正月らしさを感じるのである。
そして明日にはもうかまぼこは安くなり、魚河岸あげも平然と山になっているに違いない。お正月が年々短くなっていく寂しさ。
 それでも年が明けあたくしもにぎにぎしく蒲鉾あたりををもってして全身全霊でお正月を寿ぎ中。
やはりお正月で書き初めるならこの四字熟語がよいだろう。

「昼酒万歳」

改めてまして
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します!


 
 
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