このところ仕事が忙しい。
やっと休日。
残業時間は長いわけではないんだけど体力的問題と精神的ダメージが疲れを倍増させていると思われる。
急に暑くなっちゃって・・・夏バテかな。
こういうときはちょっと感傷的になりたい気分。
谷な時期なんだな。
イライラを感情として表に素直に出してみたらすっきりするかなという考え。
だから涙もろくなっていたり一人の時間をちょっと多めにとってみたり・・
あの手この手で乗り切る作戦。
手っ取り早くちょっといい話の本を本屋で探す。つまり泣きたいのか あたし。
ずばりのタイトルを見つけました。
「号泣する準備は出来ていた。」by江国香織
それこそタオル片手に号泣する準備をしてたのに・・・
????? 泣けず・・・ あたしの感性が鈍っているのか・・・
リベンジで本を選びなおす。
目に付いたのが数年前のベストセラー「五体不満足(完全版)」by乙武洋匡。
今頃になって読んでみました。
あたしはこの本で一躍、時の人となった乙武さんは知らず、既に有名な人物である乙武さんしか知らなかったのでした。
だからこの五体不満足を読んで思うことと、加筆された完全版の部分を読んで思うことのギャップがありました。
だけど、その加筆された部分がとてもよかったのです。
この部分が加わっての完全版。
是非、皆にも読んで欲しいと思う。
自分のいろいろな思いと経験とが重なってじ~んとしました。
五体不満足という確かにセンセーショナルな部分はあるにしてもそれ以上に乙武さんの周りの人達の彼に対する愛情とか友情とかに素直に感動しました。
結局、その人の人となりによって人間関係って構築されていくものなのだという実感。
なんかうまく表現できないけどあたしもこうやって人生も本にしたらすばらしい出会いの数々があるのだろう。
もちろん皆にもそれぞれにあるわけで、そんな事をかんがえたら鼻の奥がつんとしてきたのでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます