どこもかしこもSDGSだのサステナブルだのしっかりと意味を理解していない流行語であふれかえっている。(←エラソーに言い切ったが、ワタシだけじゃないよね)
例えばアジェンダ・ノマド・・・・。
註:北大路公子のエッセイの一文。
大きな声で言えないけど相変わらず北大路公子のエッセイが好き。
困った時の公子、ダメ人間のお手本であり言い訳の公子。
アジェンダもノマドも使えてる公子さんは実を言うともしかしてすごいんじゃないのかと思う。
これ見よがしに横文字をつかう人はダサいのではないのかと論議され、駆逐されつつあると思っていたのにやっぱり次から次へと流行りの横文字は生まれ続ける。
市民権を獲得できる言葉というのは生まれる言葉の何割であろうか?
久しぶりに開高建のエッセイを読んでいたら、その「メチエ」が顔にあふれとか、「リビドー」の行きつく様はと書かれていて久しぶりにお目見えする単語にちょっとドキドキする。
なんとなく、ふわっとした意味はわかるような、わからないようなで読み進めることもできるけど、いざ「メチエ」とは、「リビドー」とはと問われたら何人がこたえられるだろう。
メチエとは
リビドーとは
メチエはフランス語、リビドーは専門用語であって、日常の物事を考えるのに高度な単語を駆使して思考の深淵に沈む作家稼業は素直にすごいと思う。
そんな感じとか、だから、だって・・・とか拙い単語で妄想している人間には思考のベクトルが違い過ぎてあー、ほー、ヘーですよ。
日常でメチエやリビドーがでてくるってどんな感じなんだろうか?
作家の常で感情の起伏に苦労する人が多いのもやむなしと思えてくる。
こんな言葉が頭のなかで常時ぐるぐるしていたら疲れてしまう。
そしてノマド・アジャンダ・キアヌ・・・・・
註:北大路公子のエッセイより
やっぱり公子は公子大先生なんだと思う!開高健のエッセイにかつてノマド、アジェンダ、キアヌなんれいうワードがなんて使われたことはなかった!
公子大先生のエッセイにメチエ、リビドーも使われたことないけど。
やっとここでサステナブル。
昨今、もてはやされている「サスタナブル」
日本語にすると、「もったいない!の精神で」ってことでいい?
世界を旋風した「MOTTAINAI」も日本には定着せず、やはり目新しい外来語の方がもてはやされる不思議な国 ニッポン。
最近通勤のバックは軽い、便利、軽い!Longchampの一択。
荷物が多いときは小さいサイズと大きいサイズの2つ持ち。
荷物が増えるであろう日には大きなバックに小さなバックをぶち込んでの見かけ1つの2つもち。TPOにあわせてフレッキシブルに持てるのがよい。
日本語のみで申し上げると状況に応じて便利で柔軟に対応できるというわけ。
1点のいうなれば書類やパソコンがすんなり入る四角ではないことだけであったけどサステナブル!を銘打って限定販売されたこれが、これが!これが!!使い勝手№1。
折りたためるLongchampの利点が最大限に生かされ、大きさも絶妙となれば定番化を望む!
というよりパーソナルオーダーができるようにしてほしい。
わかりやすくいうなれば定番化し、自分好みのものが手にはいるようにしてくれというお願いである。
廃盤になって残っていた生地、ハンドルをつかったというのこの限定のまさにサステナブルなバック。
言葉だけがやっぱり先行してるような気もするけど、色の組合せもなかなかで、ホント買えてよかったと思うのです。
サステナブルって大事!とちゃんと実感を持てるってことがきっと大事。
そんでもって個人注文に対応すれば在庫や廃棄のリスクもへらせるってことなのですよ。
これも大事!
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