日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

特に、飲んだ後のVerybrain

2014-09-30 | ドレステリア
やっと秋物が愛おしくなるこの季節。
鬱陶しかったニットも、目にもとまらなかったファーも
目に付くすべてのものが、あたしに買って買ってと猛アピール。
「さあ、私を見なさい!」とばかりに隠された女の強欲と
とりすました冷徹さをいろとりどりの真綿にくるみ、さも愛おしげに鎮座まします、ウィンドウの中。
最先端にファッションを煌びやかに纏うマネキンの堂々さに敗北を覚えて、最近、買物にいけてないのです・・・・といいたいのだけど
何を着てもしっくりいかないことに苛まれ、結局また買うのだ洋服を。


山ファッションからの解放もあるようでまったくの制限なしで好きなものを好きなように買う買物の醍醐味を味わっている。
SRETSISのニットもやっと手元に届いて




Verybrainのふわふわのモヘアスカートでメンドクサイまでの女らしさを振りまいている。



いわゆるモテ服ってやつですなー。
非モテ至上主義、天上天下唯我独尊的な我がクローゼットの中での異彩。



自分の身長を鑑みて選ぶことのなかったJuana de arcoのロングのフレアースカート。
153cmの身長ではスカートも掃除道具と化す。




抑圧された衝動の恐ろしさを爆発させたこの洋服たちに負けている あたし。

モヘアのフワフワなんて・・・・誰が選んだ・・・・・あたしだ。
ロングのフレアなんてなんでーそんなー面倒なー。

女の子らしさなんて形骸も留めてないはずなのに、
最後に残っていた女らしさが、いつの間にか女の面倒な性みたいものになろうとしていて
こんなことで女らしさを発揮していいものかと愕然と打ちひしがれ、落ち込んでいる
目の前につきつけられたモテ服というチョイス。

周囲のことに振り回されて、それがイライラや嫉妬に狂うキエーとなった自分をつきつけられたようでこの甘い洋服に妬いている。
女らしさを振りまくならこのくらいビッチで行けばよいものを中途半端な自分が悲しい。









結局、女っぷりも若さもこれ以上になることがないのならば、枯れ方を追求した方がいいのではないかという真理にぶち当たり、それはつまり年齢が、あがればあがるほど、中性化するのが良いのだなと御年80歳の美輪明宏をみて納得したくせに結局これかよ!




つくづく人生(買物)というものはうまくいかない。
特に飲んだ後の人生(買物)。

コメント
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