日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

貧乏人のキャビア

2009-09-20 | トラットリア

このところいまいちスカッとしない日々が続く。
そしてトドメに風邪をひく。
しかもひどい風邪。
そして周りの目も冷ややかです。
電車の中で咳をしようものならほんとに嫌な顔をされます。
新型インフルエンザの風評被害を被った感じです。
インフルエンザではありませんから!!!

ちゃんと病院にも行ってきましたけど。
市販薬も効いてはくれません。
無事(?)に風邪との診断を頂きました。

という訳で1週間ほぼ寝て過ごす。
やっと回復の兆しがでてきたところで食べたのが

「貧乏人のキャビア」

ナスのペーストのことですね。
面白いネーミングです。
一切、キャビアは入っておりません。
キャビアと同じような味がするわけでもありません。
見た目が似ているドキ料理でもなし。

名前の真意はわかりませんがナスの種のつぶつぶ感がキャビアに似ているという説やキャビアにも負けないくらい美味しいからだとか諸説あるようです。
焼きナスをくりぬいてペースト状にしてオリーブオイルと合えるのが一番簡単でシンプルなレシピなんでしょうか。

あたしは鈴木珠美さんの「野菜料理の新しい味」という本からレシピを拝借して
揚げナスのペーストにしました。
揚げたナスをペースト状にして
アンチョビとみじん切りのにんにくとともに炒めるという方法。
ねっとりとしたよりこくのあるナスペーストに仕上ります。

なんでこんなんが急に食べたくなったかというと、
風邪ひきの体調の悪さに嫌気がさしたから・・・。

分かりづらいですね理由です。
もっと簡単にいうと栄養が足りないとしみじみ思ったのです。
栄養価の高いものを効率よく、かつ美味しく摂取しようともくろむ。
そして思い出したのがミス ユニバース日本代表の栄養指導をしているエリカ アンギャルのレシピ。


レシピといってもそんな大それたものではなくてライ麦パンのアボカドのせを思い出したのよ。
少量で満腹感があり、アボカドのクリーミーさも痛い喉にはやさしいかなと。

わざわざライ麦パンを買い、アボカドを買うべく近所のスーパーへ。

残念なことはつづくものです。
風邪ひきダメダメスパイラルの連鎖なのでしょうか?
アボカドがない!
あったとおもったらばっちり緑色。
食べ頃になるには日数がかかりそうです。
今、食べたいのにぃ。

それで苦肉の策がアボカドの代わりの「ナスのキャビア」です。
口内炎もひどいので香辛料、酸味はしみてダメ。
味の濃いもの固いものも喉が痛くてダメ。
でも腹はヘルのだ。
アボカドのクリーミーな触感と味、そして栄養価に期待して食べようと思ったのに
アンチョビ、にんにくがばっちり入ったナスのペーストになりました。
しかも揚げナスにしたので油も多目。

がっちょり食らう。

本日、さらに風邪からの回復。
薬より、食べて治せということなんですかね。


 



 

 

コメント
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