日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

ちょっとした違和感という魅力

2006-10-12 | Weblog

今日は良いお天気で結構、暑かった~
だけどやっぱり秋は着実に深まっているようで日差しは強くても、もう夏の暑さとは別物なのですね。

無事に衣替えも済んで重ね着も楽しめる時期となってきております。
このところのブログでも書いてるんだけど秋の味覚のようなこっくりとしたモノに惹かれつづけております。

買い物熱もまた高い目だし・・・(年中を通して低いときはあまりないのであるが・・・)
あらためて買い物をしていて思う自分の趣味嗜好と思考。

手の込んだデザイン性が強いものがスキなのは自分でも分かっていた。
だけどあらためて客観的に見つめなおしてみました。

そうしたら好きな物=デザイン性の強いもの=意外な違和感があるモノということを発見。

「意外な違和感」とはなんでそこにそれを持ってきたかな~というカンジ。
わかります?

例えば電信柱の絵が書かれたイラストのポストカード
何故に電信柱???キレイな花とかの方がポストカードとしてはありかなと思っているところへ電信柱。
そして華やかでないシャンデリアとか・・・
華やかで豪華なイメージの筆頭であるシャンデリアなのによく見たら蜘蛛の巣モチーフだったり、アンティークのスプーンやフォークだったりするもの。
最近の食べ物でヒットしたものはボラの卵巣から作られたんじゃないカラスミ。
カラスミってボラの卵巣を塩漬けしたもの。
なのに同じ製法で別の魚で作ってみましたという珍品にガツンとやられる。
魚によって味わいも随分変わる。 だけどどれも旨かった。
その時は3種類の盛り合わせだったんだけど食べ比べが出来てなおよろし。

特にアクセサリーとかもその傾向が顕著で虫嫌いの虫モチーフ好き。
実物を見たらありえないというようなものこそ面白みがあるというもの。
洒脱の効いたものもスキ。


雑誌と見まごうばかりのクラッチバック
(確かに雑誌を丸めて小脇に挟むとクラッチバックぽい)
花模様の一輪が飛び出て立体のコサージュになってしまったスカート
(コサージュがついたスカートも珍しいがプリントと同じ模様が立体になってコサージュという発想に完敗)
メンズ仕様 ウイングチップシューズのデザインなのにヒールの高い靴
(メンズが履けないピンヒールなのにデザインは甘さもかわいらしさもないメンズ仕様このギャップ)
デパートの外観がデザインされた日本橋高島屋の紙袋
(デパートのロゴは看板サインのみになってます。なのにこのデザインの雄弁な事。
建物の外観をみればロゴがなくてもイメージは完結するわけでその建物の中に買った商品を入れてしまういう洒落の効いたカンジがタマリマセン。)

写真は同じデザインの限定ビニールバックです。

額縁まで絵の一部になっているような不思議な絵
真夜中の虹の写真

(普通、虹って青い空でしょ。昼間以上に出会う事の難しい夜の虹)
招き猫のように人を招いているお辞儀をしていない福助の看板
(招き猫の福助も似たような置物だけど福助に招き猫のように人を招かせるというお得な発想に脱帽。)

チョコレートでをベタベタにした子供の顔がラベルデザインのホットチョコレート 

チッチキチーの「チ」

なんだか書いているとオノ ヨーコのアートの話になってきそうだけど、意外性って大事だよね。
商品のラベルとかデパートの紙袋って大切な広告じゃない?
なのにあえて商品名とか店名とかそれらをダイレクトに結びつけるものを配置するのではなく
イメージや雰囲気で伝えちゃおうという発想。これがツボ。
このツボにハマったものはすごく印象にのこるし直接的なものより回りの情報をほどよく含んで伝わるものが多いような気がします。

しかしなんでチッチキチーは「チ」何だろう。これもあたしにとっては意外という魅力の塊。
「オ」とか「サ」とかでもいい訳だよね。
サッサカサーとかオットトトーとか・・・「チ」の魅力は何???

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする