やばい相手-六条の御息所(24歳)

やばい相手-六条の御息所(24歳)
光源氏の義兄の私も夜な夜な忙しいが、17歳の光源氏は若さ一杯怖いもの知らずというか、天真爛漫。美しき女子の元にチョットつまみ食い(一夜かぎりの縁)に通っていた。皆様の時代でしたら芸能番組で連日連夜大騒ぎになることでしょう。
私はあとからしったのですが、中でもヤバイお相手は「まえの皇子」の奥様、六条の御息所(みやすどころ)に猛烈にアタック。
ものにしたら熱も冷めてしまった光源氏だが、相手の六条様は忘れられない。なかなか再訪してくれない源氏殿１７歳に対し自分が24歳と、オバサンできらわれてしまったとなげきかなしんでいた。まーー他言も出来ずにお気の毒なことだ。この姫君には「まえの皇子」とにできた幼き娘がいた。この姫子は後に、皇室の祖神・天照大神をまつる伊勢神宮に奉仕する未婚の皇女・斎宮になられた。後々のことだが、母娘に色情する源氏殿で、ひともんちゃくあった。
このあたりから女性関係が少しややっこしくなってきます。
私どもにしたら10歳代の女性の相手は当たり前のことでしたが、この年齢構成にご注意ください。あなた方の時代の方がズーーーとおくれてますなー。