観音菩薩のように舞妓さんを描いてみよう、と思い立ち写真家である四季さん(兄)の写真を参考にクロッキー。
本物を相手に描くわけでわないので、イメージを先行にどちらかといえば具象的に描く。習作のつもりで筆を執ったが、次第に具象的デフォルメではなくなり、写実になってゆく。製作意図も壁画から観音菩薩が、舞妓姿で抜け出た世界を想定。
その壁画も敦煌・莫高窟の壁画をイメージ。これは今までおおくを描いている。
製作をしていて、着物姿の硬軟自在な美しさにあらためてきずかされ、ドウラン化粧の顔を描く難しさは今までに経験がなかった。
私は塗り絵的な描き方はニガテで、着物ガラを其れらしく質感を伴って描くのに一仕事。
出現・存在する・もどる の三部
構成に成らざるをえなくなってしまった。
構成に成らざるをえなくなってしまった。