棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

腰痛一周年

2009-05-31 11:45:57 | 山郷の暮し
腰はずーーと昔から痛がったのだが、原因がわからないままナントナク我慢をしてきた。いよいよ前後屈伸が出来なくなり、背中はまるで板のようになってしまった。マサージ師に「こりゃーーひでー、簡単には治らない」と言われ、オレの腰はぶっ壊れてた、と悲鳴を上げてからほぼ一年。
治療もあるが、リハリビ運動が功を奏しているのか、スキーに挑戦し散歩もできている。
どんなことをしているかといいますと、寝ているときに固くなってしまった背中を、無理をしない範囲でゆっくりとひねります。肘宛のついた椅子で体を持ち上げ、足腰をひねる。宙ぶらりんなので腰に負担がなく、なおかつ固まった筋肉が緩んでくれる。PCに向かっているときなどお勧めの運動です。決して無理はしてはいけません。大切なことは、自分の体の状態を知ることかと思います。
普段は骨盤を吊り上げるようにゴムバント(自転車などのゴムチューブ)をすると大変効果があります。

腰痛で悩んでいる方がいか多いか知り、以前にも書きましたが「人の痛み」を本当に知ることが出来るようになったのは、大収穫だと思っています。なによりも友人たちの手助けが支えてくれていると感じています。
ただ今友人から「温泉でもいコーー」と・・ありがたい。

30-友の遍路便り-石鎚山チョイトのぼっちゃった

2009-05-30 06:28:07 | 四国遍路
遍路最大の難所横峰寺への山道も無事通過。ついでに、と言うわけでもなかろうが西日本の最高峰ー石鎚山(1981m)に登る。この山は古くから山岳信仰のメッカとして崇敬をあつめていた山。
お坊さんが「なめていってはこまる」と・・・なんとも軽いのりで登ってきたようだ。罰当たりめ!! satoruなんて100年はえーーぞーー。
今日は60番横峰寺から61番香園寺(こうおんじ)へとてくてくてく・・・・・あーーしんどーー
昨日のメールから
別行動をとっていた三匹が 突然意見が合い、石鎚山に登ろうとなる。
横峯寺で石鎚山に登りたいが『登山装備無し』と寺の人に言うと、 石鎚山を『な・め・る・な!』でしたが なめました 。
マオリ田中 ゾウリばき 、ジヤーニーカモハラ 水だけ 、ナマステ板井 サルマタにカッパだけ 。しかし、三匹が頂上に着くと 一瞬のうちに晴れました。天気予報は雨 だった。役行者の祝福か? やっぱー登って良かったあァーーー
結構な岩場で、鎖がはられています。まーービビルことはないが、それなりに面白い。

サクラ VS チビクマ

2009-05-29 07:20:40 | 賢犬さくら
私が一番安心をして惰眠をむさぼることが出来るのは、お父さんのベット。
ただし、お父さんはいい顔をしませんが、私が怪我をして以来「おりろ!」といわなくなりました。
しかし、私はお父さんがくるとその場所をゆずります。なんといっても、ボスはお父さん。
ところが、この安楽の場所にチビクマが忍び込んできたのです。
というのは、昨日はお父さんが一日留守。玄関はいつもの通り開いていますが、私が寝ている間に誰かが来て、閉めていってしまったので

す。普段だったらチビクマは中に入れませんが、退屈だったので遊んでいるうちに、占領されてしまいました。
ただし、お父さんが帰ってくると、チビクマはポーーンとほおりだされました。
ルールを知らないチビクマ。ざまーーみろ!!

29-友の遍路便り

2009-05-28 20:40:12 | 四国遍路
2日ほどメールが途切れるとナニカアッタノカとチョット心配になりますが、通信がいつでもどこでも、となった現代の過分な心配事かもしれません。
59番の国分寺から60番の横峰寺はす30キロくらいで、今までのペースでしたらなんでもなく過ぎそうですが、完全な山道のようで遍路道最大の難所らしい。車道がない昔は本当にヒーヒーいいながらの山道だったようです。其れも無事こえ、いっきに進んでいるようです。
では今朝のメールから
大五郎担25kgぎ上げ 、担ぎ下げ 、昨日通過くたびれました。
連日野宿 通夜堂のため 携帯充電不能 。しかし、真に不思議な事が有りました!いま電池買って路上で メールしてるので 少し後にまたメールします。
今64番出て 65番三角寺目指します 45kmの行程。ちなみに 昨日前神寺野宿
昨日の(27日)56番泰山寺 本尊 地蔵菩薩・奥の院 龍泉寺 千手菩薩 二つお参りし 通夜堂に宿泊
そこの御地蔵さまの 下に 落ちていた不思議な羽・・ 詳しくは 後ほどメールします
もうすぐ涅槃・・ はたして 悟れるか… またまた微妙…

お風呂のろうそくの光

2009-05-27 18:50:33 | 山郷の暮し
ラジオの番組で「小さな幸せ」へのメッセージの投稿のなかで「ろうそくをつけてお風呂に入いるのが私の小さな幸せです」というのがあった。フットそれを思い出し、さっそく楽しんでみる。お風呂大好きの私。いろいろ仕掛けを考案したが、これは知らなかった。
体を洗ったり髭を剃ったりのもろもろは風呂の実用面だが、風呂は心身からリラックスさせてくれる精神的な洗濯もある。風呂は明るいだけがいいのではなかった。湯気とともにフラフラゆらぐ灯を見ていると、イイネーー。
ソオ言えば、東北のひなびた温泉は電気がなく、ランプの光で遊んだことがあった。ドコダッタッケ・・・
ろうそくの灯は心を落ち着かせ、ときおりその灯につつまれ一杯をたのしんでいる私だが、またひとつ、マスターベーションの仕掛けを手に入れた。
ゆらぐろうそくの灯を見ているうちに、兄から聞いた「線香」のことをおもいだした。そのことは、後日のお楽しみに。


サクラの独白

2009-05-26 07:03:31 | 賢犬さくら
私このごろ肥りきみでメタボかもしれない。特に美味いものを食べているわけでも、過食でもないのですが、怪我いらい我ながら動きが鈍くなってしまいました。お父さんと散歩以外は、以前のように裏山を駆け巡ったり、花の谷に住むお友達のところに行くことが面倒になってしまった。なにより、ダーリンが甲府に引っ越してしまったので、チョット寂しくなりました。私の娘が下の家で呼んでいますが、もう以前のように甘えはゆるされません。
「サクラお前も年をとったなーーもう10年かーー。オレとおなじくらいなんだなーー」とお父さは腰をさすりながら言います。
今一番元気のいいのはチビクマで、高さ50cm以上はある縁側からピョンピョンと飛び降ります。なによりも喰いっぷりのよさには、迫力さえ感じます。
黒くてすばしっこいので見張っているのもターーいへんです。
真昼間は外で遊ぶと、まだまだトンビに油揚げと、さらわれてしまいます。
写真は外で晩酌をしているお父さんと。チビクマはどこにいるでしょう

28-友の遍路便りー

2009-05-25 21:09:49 | 四国遍路
私は晩酌を終え、いつものように本でもと思いましたが、チッョトPC-ON
メールがはいっていました。
大悟朗・・なにを思う
53番円明寺から54番延命寺の中ほどの 峠より。
いままでの道のりは 端瀬戸内(九州側)だつたが、 54番過ぎると ド!瀬戸内の本瀬戸内となります。ということらしい。
今日は56番泰山寺 。通夜堂泊 そばに公共温泉正宗の湯あり。酒のんではまっています。

27-友の遍路便り--でました瀬戸内の海

2009-05-25 07:22:22 | 四国遍路
歩けや歩け、大悟朗を押しながら。
今日は54番延命寺から始まる今治市の遍路か。
57番永福寺から58番仙遊寺は作礼山(されいざん)の頂上にある。途中に犬塚池があり、こんな伝説があります。
57-58の寺を兼任していた住職は、犬を連絡に使っていた。連絡の合図の鐘が両方でなってしまい、犬はパニックになってこの池のほとりで死んでしまった。そのほかいろいろあるようですが、誠実がゆえに犠牲になった・・・と言うお話か。
作日の夕刻にとどいたメールから
昨日は三匹とも別行動で 、わたしわ石手寺通夜堂で泊りました 。凄く味のある寺でした 。
マオリ田中が泊っている、 ふじ屋に遊びにいくと 宿で宴会となってしまいました。 オーナー 何も言わずニコニコ顔。 感謝!
ヘベレケで寺にかえると、 タヌキの置物がたくさん配置されていて 、本当-タヌキにばかされ、境内で遭難しそうになりました。境内がみごとに迷路になってしまいました。
54番 15km手前す!
出ました!!! 瀬戸内の海 ここはサイコー!!

26-友の遍路便り-小五郎の昇格

2009-05-24 13:30:20 | 四国遍路
私は松山市といえば、40年前ほどの20代後半に行ったきりだ。
まったくお遍路など興味がなく、お城下の商店街とパジャマ姿でお城に登った記憶がある。
当時は車で寝起きしながら旅をしている人は少なく、大学のクラブあたりの活動が新聞記事になるほどであった。そお・・観光目的でもなく、なんとなく日本中を回り、御接待宿ではないが各地で世話になった。そお・・思い出した。たしか赤軍派の浅間山荘立てこもり事件があった翌年だった。
話を本題に・・今日は51番石手寺から市外の52太山寺。さらに近くの53番円明寺あたりまで行くのか。15キロほどだ。
いつもの本によると、円明寺の塀のわきに一基のマリア観音。高さ50センチの小さなものだが、十字をかたどった石碑に刻まれている。
チョット観てみたいナーー
メールより
小五郎から大五朗に昇格・・・立派に百五十里を乗り切ったので 、我が友は大五郎になりました。 大五郎をつれ 道後温泉観光 。私見-大五朗は醍醐とかけて大悟朗では・・
旅人の宿 ふじ屋のオナーありがとう!道後温泉でのお泊まりは是非ふじ屋へおいでください。いい方々でした。

花の谷は賑やか

2009-05-24 08:38:58 | 山郷の暮し
小雨降る早朝から、農機具のエンジン音がひびいています。
明るさが増すとウグイスが元気よく鳴きだしました。もうすこしするとカッコーの、景気のいい鳴き声が響き渡ることでしょう。
我がアトリエから見える情景は、今の季節はひときは面白い。
屋根の上に耕運機・田植え機がゆっくりと動き、犬と散歩をする人がいきかう。そのうえ、トンビやカラスが加わる。
「????」と言うほどでもないのです。狭い谷ですから屋根の背景が迫っているだけのこと。
どーーってことはないことかもしれませんが、この情景を写真や絵画に表したら、なんとも奇妙に成ってしまいます。
といって、手前の屋根と背後の距離空間を表してしまったら、つまらないアタリマエのことになってしまいます。
屋根の上に繰り広げられる山里絵巻と観た方がたのしい。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本