棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

破壊・ただただ破壊

2015-02-28 12:42:27 | 山郷の暮し

連日テロや戦争のむごたらしい映像が流れます。
飛び交う銃弾の手元から着弾地には、双方に人々が傷つき死んでいます。
その生々しさはTV画面よりも、ネットのほうがより細かく見ることができ、奇妙ですらあります。

正直 私には非現実のことであると、他人ごとになってしまいます。
そうであってはいけないと思いつつも・・。

昨日のニースは
【2月27日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は26日、
イラク北部モスル(Mosul)で貴重な古代の石像をハンマーやドリルなどで破壊する同組織の戦闘員を写した
動画を公開した。(c)AFP


コレを見た時は、ものすごい怒りがこみ上げてきました。
そして連想されたのが、バーミヤンの仏跡の爆破映像でした。
(2001年3月、イスラム原理主義のタリバンによって爆破されました。
現在は立ち入ることができないようです。)
私はその仏教遺跡を観ているだけに 、身体が震えるほど怒りが込み上がってきました。
何故か人々が傷つき死んでゆく現実よりもショックを覚えたのです。

そして今回「有翼神像」にハンマーが打ち下ろされたり、顔にはつりドリルが突き刺さって行ったりと。
もはや再生・復元が不可能な状態になってしまったのでしょう。

インドのヒンドゥー教では 破壊と再生 が根本的な理念で、それには納得ができる点もあります。
しかし、彼らの行いはだだ破壊のみで、再生という新たな生命・文化を生み出すものではありません。
どうしたら狂気の集団にストップをかけることができるのでしょうか。
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春の気配が・・

2015-02-27 12:50:10 | 山郷の暮し
目の前の北斜面は雪が確りと残っていますが、茶色一辺倒だった畑の畦は緑色が加わってきました。
風邪は冷たいのですが、窓越しの光は暖かく春を感じます。
ようやく山裾をまわりこむ散歩もできるようになり、あたらしい発見があることと期待をしています。
とはいっても、朝一の散歩は相変わらずで、下の家のオネーサンが迎えに来てくれます。
ハナもすっかりその気になっており、時間間近になると外に出て待っています。

今朝はオネーサンと散歩の後、「トーチャン帰ってたよ」と吠え、まもなく静かになってしまった。
綱のロックが外れてしまったのか、一時間して帰ってきた時は綱もろともどろんこだった。
久しぶりに良い運動になったことだろう。

サクラば~ちゃんが死んでから早いもので2週間目になります。
まだまだ片隅に寝ているような気分にさせられてしまう。

写真は09年ころ 
大っ嫌いな猫でしたが、なんと、止まっていたおっぱいをあげ、育て上げました。
ソレには本当にびっくりさせられ、改めて犬の素晴らしさを知らされました。

その猫のチビクマもハナとは折り合わず、外ネコになってしまいました。
喧嘩に負けたのでしょうか、昨年死んでしまった。




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密やかな春

2015-02-24 10:06:00 | 山郷の暮し
ここ2-3日ストーブを最小にして過ごせることができています。
昨年8月以来 悪化した腰痛で散歩もままならなかったのですが、
春めく陽射しに体の動きも軽やかになり、気分よくフルコースを歩き出しました。

雪で押しつぶされてゴザを広げたようになったている畑に横臥する。
レース状の雲が流れ、天高く銀色にきらめく飛行機が3-4機と続けて過ぎていく。
手元が軽くなりハナの綱が離れていた。
ハナも暖かな陽射しに居眠りをしている。

枯れ草の中に小さく硬いが、緑鮮やかな ふきのとう が2-3。
摘むにはまだまだかわいそう。
密やかに、確かに春が来ています。
昨日は平和な一日でした。

写真は7-8年前の賢犬さくら。
物置の屋根にいるのですが、どうやって登り降りしたのか今持ってわからない。
リスかナニカを追いかけていったのでしょう。
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あの世からのメール

2015-02-19 11:14:38 | 山郷の暮し
今日のCNNニースに 火星への片道旅行、候補者100人に絞り込み というのがあります。
最終選考に残った24人は、それぞれ4人で構成される6グループに分かれて
2024年から2年ごとに火星に向けて出発し、定住を目指す。
応募した女性のコメントに
火星への片道旅行にためらいはない。
「電子メールで連絡はできるから、何もかも終わりじゃない」と笑顔を見せた。

100%帰還はできない死の旅であり、いわばあの世の地 とも言える火星だ。
現代はその地・・・あの世からメールの交信が可能なことにだれも疑問がない。
今ほど科学の発達していない以前は
オッ月様があの世だった時代がある。
そのオッ月様に人間が到達し、今度は火星となると、あの世はますますエスカレートし、遠くなる。
あの世がモットモット遠くなり、俺もくたばってから結構大変だなーーーと、
なんとなく 天国だ地獄だということがアホらしく感じたお話です。

写真は14年  死んだサクラと孫のハナです。
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サクラの死

2015-02-16 11:36:03 | 山郷の暮し
写真は2008-7 9歳と女盛りのころです。

さくらの死を知った人から「ご愁傷様」と言われて正直とまどってしまった。
おそらく語ってくれた方も、ペットの死にたいして飼い主になんと言って良いのか、
直前まで迷っていたのではないだろうか。
「お悔やみ申し上げます」も妙だし、「寂しくなりますね・・」「お力落としで‥‥‥」とも
人間に対して同じ言葉でいいのかと疑問を持ちつつ、
迷ったすえになんとなくでた言葉であろう。

言われた私は返す言葉も思いつかず「もー16年も生きた、老衰でしたから」と、曖昧な返事だった。
もし逆の立場であったなら、少し変だなと思いつつも、やはり「ご愁傷様でした」というのが無難であろうか。
非日常語の持つ力とでもいうか、特異性に言う方も、言われる方も戸惑うものだと感じた。

いわゆる葬式用語とでもいうか、人間かペットか、使い分けがあるのだろうかと、
参考に検索してみると、特にペットの飼い主へのことばはなかったが、
注意をしたい言葉に「元気を出して」は酷なことのようだ。

ペットブームの現在、溺愛していた飼い主に対し、なんと言って良いのか困った経験は多いと思う。
飼い主にとって 人間と同等 であっても「人間ではない」とおもいつつも、
生命の尊厳 に変わりはないと観念的な思いもあるが・・。

まーーなんとも奇妙な内容になってしまいましたが、考えてみるのも面白い。

 
2009年に猫がやって来る

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賢犬さくら、-1

2015-02-14 14:04:32 | 山郷の暮し
私のブログに何十回と登場した賢犬さくらですが、昨夜(2-13) 老衰で亡くなりました
16歳という高齢でした。(人間に換算しますと100歳以上らしい)
一週間ほど前から食べ物を受け付けつけず、水もようやく流し込んでいました。
自力で寝返りもできないので、手足がシビレて痛くなるのか、弱々しく泣きました。
その度に、手を添えていましたが(夜中も)静かに静かに逝きました。
なにか自分自身を見ているような気がしたものです。

さくらは2000年の春に、ようやく桜が開きだした甲府の公園で手に入れたものです。
というのは、「そろそろ犬でも飼い、落ち着くか」などと殊勝なことを思い出した頃でした。
その公園で子犬と数人の子どもたちとが遊び戯れていた。
子犬はなにを思ったか私の足元に来る。
「いいワンちゃんだね。だれが飼っているの」と私が聞けば「3日ほど前からココにいるよ」
抱き上げてみれば石鹸の匂いが残っている。
「おじさんもらっていく」となんのためらいもなく、車に乗せてしまった。
おそらく桜まつりに、はぐれてしまったのだろうと決めて・・・。
甲府から松本までワンともスンと鳴かないのには驚いた。

2-3ヶ月しても全く鳴かない犬に、声が出ないのではないかと思ったほど。
その後も人には吠えず、番犬にはならなかった。

ほとんど放し飼いに近い飼い方で、ご近所に迷惑をかけたとは思うが、皆から可愛がられていた。
何よりも狩りの能力が並外れてあり、鹿・イノシシ・たぬき・アナグマ等々畑を荒らす害獣を追っ払っていた。

敷地内の桜の木の下に埋葬しました。
これからサクラの写真などを投稿していきますので、よろしくお願いします。

写真は2008-5 お尻で失礼
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ゴーギャンの絵

2015-02-11 13:06:25 | 山郷の暮し

先のニュースでポール‥ゴーギャンの作品「いつ結婚するの」が単体で史上最高値段(355億円)で落札。
天国にいる(として)かれは皮肉っぽく笑い、ゴッホにこう言ったのではないだろうか。

「どうだ。やっぱり俺のほうがお前より上だ」
と申しますのは、文無しのゴーギャンを自宅に呼び寄せたゴッホですが、ゴーギャンは感謝するのでもなく
「お前の絵はナンダ!!」とののしることがあったらしい。
決して心通う中ではなかったが、ゴッホは嬉しくて尽くしたようだ。

しかし、あげくの果て「ごたごた言うなら出て行け!!。そおかここはゴッホのアトリエだったっけ」
とゴーギャンは止めるゴッホを袖にして、タヒチに行った。

と下手なゲス話が浮かんだのです。

ゴッホの作品の一つくらいはどなたもご存知の芸術家ですが、ゴーギャンとなるとそおわ行かない。
ただし絵画に携わる者は、強い個性と主張がある作品に少なからず衝撃を受け影響をされると思う。
私もその一人ですが、残念ながら本物を観ていない。
海外の美術館でも「只今貸出中」と縁がないのです。
(本物を観ないと筆使いや下地・仕上げ等々が判らない)

今回のニュースになった作品もス~と頭に浮かぶのですが、一番観たい作品は
「われわれはどこから来たか、われわれとは何か、われわれはどこへ行くか」
139X375 cm という晩年の大作です。




ゴーギャンの手記を抜粋して紹介しましょう。
「私は死ぬ前に私の全エネルギーをこの作品に注いだ。ひどい境遇の中で、苦痛に満ちた情熱を傾け
なんの修正もいらぬほど明快なヴィジョンを描いたから、急性さは姿を消し、生があふれでている。
・・・・・。」
49歳の時に自殺に失敗し、この作品を描き、55歳で赤貧と人間関係の争いのなかで死亡。

蛇足ながら、壮絶な生きざまに触発されたのか、サマセット‥モームの「月と6ペンス」がある。
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お日様ポカポカ

2015-02-10 14:04:04 | 山郷の暮し
北陸から北海道にかけて今シーズン一番の猛吹雪が続いています。
積雪も3メートルにせまり、生活もご苦労なことと思います。

松本の平野部では今朝は暖かく感じるほどで昨日のような冷たい風もなく、
お日様ポカポカときらびやかな日中です。

老犬サクラば~ちゃんは食欲が落ち、ドックフードは食べなくなった。
骨川筋右衛門ならぬ骨川筋犬で、見るも痛々しい姿になってしまった。

鳥のナマニクを食べてはくれていたのですが、2-3日前からめっきり減ってしまった。
今日はまったく食べようとせず、口の中に押し込んでも出してしまう。
これからチーズやレバーを買ってきて試してみようと思う。

只今 日光浴をさせています。
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消えたニュース

2015-02-04 12:14:59 | 山郷の暮し
最悪の結果になってしまった後藤健二さんに続き、今日のニースではヨルダンのパイロットが、
酷い殺されようをされたようです。
「報復は必ずする」と宣言したヨルダンですが、ますますエスカレートしてしまうのでしょうか。

最新のフランスからのニースでは、ISISによるテロの呼びかけがあったとか。

テロリストとは絶対に裏取引はしない。ましてや金銭で解決することなど言語道断というアメリカ。
そのアメリカが、以前にテロリストを拘束しながら、何らかの理由で釈放。
再び逮捕したが、また釈放。
彼は次第に大物となり、ISISのリーダーにまでなったいる。(名前は忘れた)

とアメリカは大チョンボをしていたことが、数日前に報じられました。
これは大問題に発展すると思いきや、TVでは一度くらいでした。

私のニュース・ソースは確かCNNだったとと思いますが、消えています。
私は妙に気になり他社の報道を検索してみたのですが、見つからない。
もちろん近日のTVでも取り上げがなく、音沙汰のなさに私の勘違いだったのかと・・。

飛躍してしまいますが、フセイン時代からいやもっと以前から、
アメリカが彼の地に介入してから今日の空回りが始まっています。

またまた70から80年代の話になってしまいますが、只今危険な中近東です気楽に旅ができ、
車でアジア・ヨーロッパを旅行ができたのです。(マジックバスと称しました)
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後藤健二さん

2015-02-01 14:33:12 | 山郷の暮し

最悪の事になってしまった後藤健二さん。
正直 私はこのように思っていた。
彼は殺されないのでは無いか。何故ならば大きな価値を持っている存在だから・・。
大きな価値 とは言うまでもなく、ISISにとって政治的にも経済的にも ということである。

朝一のニースからついついチャンネルを変えながら、午前中TVに張り付いてしまった。
「交流があった」 という様々なゲストが増えていくのは番組作り上やむないとしても、なんとも陳腐だ。
また各分野の関係者の発言のなかで、興味をもった意見があった。

安部首相が中東諸国を訪れたタイミングの問題である。
はたして拉致されているまっただ中に訪れる危険性を認知していたのか。
また、紛争地域にとって支援ということは「武器提供」と同意語である。
日本がどのような善意を持っていたとしても、敵対者に取ってまったく違う解釈になってしまう。
そのようなことは当然のことで、首相のブレーンたちがわかっていなかったとしたら問題だ。

と、言葉は違うがそのようなことだ。

紛争地に苦しむ人々に人的支援をすることに依存はないが、今回の訪問は何か今国会開催に向けて
ステータス的な狙いであったのではないだろうか。
しかし、そのパフォーマンスは最悪なことになってしまった。
事件はこれで終了したわけでなく、日本外交の本質を問われることになった。


後藤健二さんのご冥福を祈る、と言っていいのか判らないが、私が行き合ってきた彼の地のモスリムの方々は、
きれい好きで陽気で品格がある人達だった。
コメント

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本