「メイデイー・メイデイー」映画などでお馴染みの、遭難信号である。
通常の私達の生活ではまったく無縁なことばですが、私の友で必死な思いで叫んだものがいます。
その地はアメリカの砂漠地帯で、軽飛行機にて訓練中のこと。
満タンで飛び立ったはずだが、燃料計器が左右(左右の翼に燃料を入れる)ともにどんどん減ってゆく。
燃料がタンクから漏れている!!!
頭のなかは真っ白。
それでも飛び立った飛行場に引き返す。
燃料計器がゼロなった時、滑走路が見えたと同時に「メイデイ・メイデイ」を絶叫。
無事着陸できたのだが、計器の故障だった。
このメイデイなる緊急遭難信号を発信するということは大変なことで、飛行機の発着は停止のみならず
他の機能も停止してしまう。
それ故に多少の故障くらいでは、めったに発信するものでなく、珍しいことラシイ。
そおいうことで、その後はかなり面倒なことになったようだ。
この彼はその後も墜落事故に遭遇している。
さすがに軽飛行機は見るのも嫌になったという。
全てがアメリカでの話だが、話の背景の大きさに「まゆつば」とおもってしまうほどだ。
この大将のことはまたまたお話をしましょう。