棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

でてきた鶏

2017-01-03 11:41:35 | 山郷の暮し
「たしか3-4年前にあの引き出しで見た気がしたが」と思い当たる収納ケースを見ると、ありました。
目的の小さなニワトリが。
今回初めて置物にしてみた。
できれば王冠がふさわしいのだがソレもなく、焼酎ビンの蓋にくっつけた。
結構面白い。
トラジャの鶏の木彫も探し出してみるか・・・。

20年ほど前にパリに画の研修にいったおり、ついでだからとヨーロッパを3ヶ月ほど周った。
日本語のガイドブックもない旅で、気ままといえば気ままであったが、尋ねるべき所も思い浮かばない。
仕方がないので電車を降りた駅でパンフをもらう。
といっても読めるわけではなく、記載された名所も見当がたたなかった。
それでも適当に各地を歩いた。
今思い出したが、ベルリンの壁があった。何年だったヶ!!

そのような道中で見つけたのがこの小さなニワトリ。
確か鉛筆サックといっていた気がするが、とても使えない。
安くて小さいので土産によいと、数個買った気がする。
サイズはたくさんあり、置物飾りとしてかなり大きなものもあった。
だがこのニワトリは何処で買ったのかお国を思い出せないボケ頭である。
たしか帰国後に結構有名なお土産品であったことを知った。

写真を見てあの国だとわかる方は多いと思うが、今改めて観ているとスペインかポルトガルあたりであろう。
色使いや雰囲気が遠く離れた南米諸国とにている。
特にホンジュラスの西欧人から影響を受けたという、工芸品ににているからだ。
写真はお気に入りのもので、とぐろを巻いた蛇で、これはPCの上に置かれているものである。
みやげ物屋というよりギャラリーであった。
30ドルと私にしては高い買い物であったが、土産品というよりも作品値段であった。



町の路上で売っていた//椰子殻や木の実で作ってある。
これは作家仕事ではなく安い玩具

ちょっとズク(松本地方の方言でやる気・その気)をだして、ニワトリ人形の産地を調べればいいのだがズクがねーー。
蛇足ですがヨーロッパの旅はアジア・中近東・ラテンアメリカに比べると、只今あまりリアルな思い出が少ない。
高度な文化・美術品には圧倒され、その思いのほうが大きい。
正にカルチャーショックである。

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1 コメント

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Unknown (のぶ)
2017-01-04 00:30:27
りゅうさん、あけましておめでとうございます!
ちょーど開いたらピンとくる記事が…
これ、ポルトガルの名産品ですよ。
ガロ(=雄鶏)っていいます!
ポルトガルの占拠地やったマカオでもたくさん売ってました。なつかしー…

今年の夏はぜひりゅうさんちお邪魔したいです!
ほなほな、今年一年もりゅうさんにとって佳い年になりますように(^^)
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