棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

あかしや

2012-05-31 07:15:18 | 山郷の暮し
「アカシヤの雨が降るとき そのまま死んでしまいたい・・・」というような歌がありました。ちょうど今頃なのでしょうか。
この地を花の谷と称しているのですが、サクラに変わりアカシヤの柔らかな白い花が翠の森中にモコモコと伸びていく。
繁殖力も強く、一時期 駆除をしようなどといわれましたがとてもとても・・。
アカシヤの並木はトロリとするような甘い香りが漂い、まさに蜂蜜の香りだ。
とまーー美しく、昔々の歌謡曲を思い出したのですが、こまったことは花粉だ。
花粉症というよりもいたるところ降り注いでいる。洗濯物にも・犬の頭にも・猫の尻尾にも・・・ばかばかしいから止めます。
開けっ放しの我が家では、黒色のPCが白粉を塗ったようになる。吹き飛ばすが家中、いやいやすべてなのである。
とうぜん我が美肌にもふちゃくしていることになり、ためしに子供用の顕微鏡でみたらツブツブがいーーーっぱい。
「きたねーーなーー」と顔を洗っても、たちまち・・・。

定まらない天候 

2012-05-30 07:24:41 | 山郷の暮し

不順な天候がつづいています。
夏日の気温かと思えば冷たい風が吹き、体温をいっきに下げる。
まるでアルプス山中の天候だ。
幸いに我が花の谷では「ひょう」が振ることは無かったが、ゴルフ場のサイレンがけたたましく鳴り響き雷さんは暴れまわっていた。
たぶん雷さんが面白がって、サイレンのスイッチをON-OFF。
やんちゃな子犬のハナもさすがに怖いとみえ、サクラバーちゃんにすがりつくように団子になっていた。
今日あたりからようやく安定し、夏日になりそうです。
節電とか何とかで、またまた問題が起きそうですネ。

児童図書

2012-05-29 06:14:38 | 山郷の暮し

図書館で必ず行くコーナーは児童図書部門であることは時々投稿してきましたが、またまたいい本にめぐり合いました。
「中学生までに読んでおきたい日本文学・・全10巻」松田哲夫編・・・あすなろ書房
1-悪人の物語 2-いのちの話 3-おかしい話 4-お金物語 5-家族の物語
6-恋の物語 7-こころの話 8-怖い話 9-食べる話 10-ふしぎな話
明治から現代までの作家が登場し、私などは名前はなんとなく聞いてはいたが、ほとんどが始めて読む作家ばかりだ。
編者の並々ならぬ読書力の賜物からなる全集だと感じます。
ソフトカバーがよく、寝床で読めるのがいい。何よりもルビやイラストつき註釈があり、今までいい加減な解釈をしていたことに気ずかされる。
まだ四巻目ですが「お金物語」に林文子「清貧の書」は、彼女の文学を始めて読み、他の作品も読みたくなった。
夜は晩酌で思考はアッチョンパーで、遅々として読み進まないが、よい本にめぐり合うと本当に嬉しいものです。

花畑は雑草畑 

2012-05-28 07:06:05 | 山郷の暮し

今年は草むしりを一度もしておらず、我が家の花畑はイネ科の雑草に埋もれつつあります。
というのは、決して忙しいのではなく、草むしりをすると腰が痛くなってしまう。
脊柱間狭窄と診断されたのが数年前。
這いずり歩いたこともあったが、自己リハビリで医師もびっくりするほど回復をしているが、直っているわけではない。
「草むしりスタイルは注意をして」といわれていましたが、春先にチット。
いやーー、ビリビリと激痛が走り、あらためて俺の腰はぶっ壊れているのだと思い知らされた。
生来の怠け病に自分自身に正当ないいわけができたが、雑草の中にヒョロヒョロになってしまったひまわりやマリーゴールド・・・を見るとなんとかしたくなる。
そうそう、送らばせながらトマト・激唐辛子を数本植えました。

深夜の電話 

2012-05-26 07:02:56 | 山郷の暮し

昨夜はわかい友から久しぶりに電話があった。
介護をしていたお父さんの葬儀を終え、ようやく自分に戻りつつある、ということだった。
一人っ子の彼は三年前に母親をな亡くし四国遍路に回った。
それからの友で決して長い付き合いではないが馬が合い、私の展示会などには遠方にかかわらず手伝いに来てくれる仲間だ。
「多くの人から言われたと思うがお悔やみ申し上げます・・。」と言った私だが・・・。
まずはそう言わざるをえず、月並みな言葉だがほかに思い当たらず「元気を出せ」などといってもツマラナイシ・・・。
そんな話になってしまったが「リュウサンらしい会話で元気が出ました」と。
財産など整理して、大好きな信州に住もうかと思っているとも・・。
じっくりと話を聞いてやることが私のできることだった。

いのちの躍動

2012-05-24 06:54:32 | 山郷の暮し
いのちの躍動
すべての植物が生き生きと輝き、濃い翠の葉陰に立ち寄る昆虫や鳥や獣たち。
例年より寒い冬が長く感じられただけに、翠の気の流れは一層うれしい。
もうしばらくすればカッコーの元気な声がこだますであろう。
いのちが躍動する季節です。

金冠日食 

2012-05-22 07:00:30 | 山郷の暮し

昨日 世紀の天体ショーを見られましたか。
私は前夜の宴会で節制なくかなり飲んでしまい、ボヤーーとした思考(いつもなのですが)、酒息を吐きながらそれでも最初から見ました。
前日に望遠鏡を引っ張り出したのですが、接眼レンズやフィルターなどの部品が無くつかえなかった。
目の保護には、電気溶接の保護面を使う。これは顔をすっぽりと包みサイコウだった。
私の住む松本地域はきれいなリングにはならなかったが、もー二度と見られなし天体ショーだと思うと最後まで見ていました。
アルコールの蒸発と、冷気で体が冷えてしまいましたが、やっぱり直接観測したことに意義があったと思うことにしています。
追伸
PCが壊れ皆様のメールアドレスが消えてしまいました。
私のアドレスは変わりません。御用とお急ぎで無い方はメールをください。

pcが壊れてしまった

2012-05-20 16:35:44 | 山郷の暮し
先日 暇っつぶしに、わかりもしないのに見慣れないファイルを開いたり閉じたり・・・
そのうち妙な動きになり、やがて「000が破壊されました」と。
それっきり、黒字にしろ文字の画面が出るばかりで、先に行かなくなってしまった。
XXXXXXとなり、以前に同じようにいじり壊し、直してもらったノートPCを再起させた。といっても、何度も何度も失敗し「オレッてこんなにアホだったのか・・」と情けなくなってしまった。
今、ようやくネットとつながり、久しぶりに我がブログを見る。ご無沙汰をしていた気分ですが、それでも閲覧をしている方に感謝いたします。
そして・・メールはまだ不能。なにより、情報がなくなってしまいました。


マンホール

2012-05-15 07:20:18 | 山郷の暮し
山梨県の富士川を春の風に誘われて散歩をしているちに、土手道は工場地域になってしまった。
ブロックやU 字溝・コンクリートマスなどの、土木コンクリート製品の製作所にまぎれこんでしまった。
敷地の隅に、写真のようにマンホールの蓋が置かれていた。
迷い込んでしまったことと、蓋の写真を撮らせてくれと頼むと快くおじてくれ、全国から注文を受けているといった。
東日本大震災地からの受注もあるとか。そして、マンホールの蓋には違いないが、地震で吹き上がるのを抑える重い蓋でもあると。
バタンパタンしながら見れる代物ではないが、地域をいかしたデザインにひかれた。
組み立て中の下水設備はかなりデッカイものだが、これらが地震で持ち上がってしまったことに、あらためてその力に驚ろかされる。

2-姪の結婚式

2012-05-13 09:01:33 | 山郷の暮し
式場は木立に囲まれた平屋の別荘風。燕尾服のスタッフが迎えてくれた入り口には、二人の表札がかかげられている。
玄関のこじんまりとした雰囲気は気負うことなく入れ、花に包まれ回廊がめぐる北欧民家風な室内は意外と広い。
木々に隠れて全体の様子が見えなかったのだ。
「この屋敷は一日二人のためのものです」という感じで、スタッフも20人以上はいただろう。
ホテルの式場とはまるっきり違うくつろぎがあり、たっぷりと時間を取った式の運びは、サロンでは自然に交流が弾んだ。
「りゅう王丸さんですか・・」と中年の紳士が来て、昨年出版した絵本「窓辺の象」に感動したと話しだす。
私は招待客とばかり思っていたが、このブライダル会社の社長であった。
彼も詩集などを発刊しており、大人への童話には興味があったと話は弾み、詩がスタッフから届けられた。
スタッフいわく、こんなことは初めてですと、恐縮していた。
 最近は葬式に行くことは多くはなったが、久しぶりの結婚式は楽しかった。
なにより、きらびやかに装った女性たちを、堂々と見れる楽しみがあった。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本