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私の属する公募展の総評をたのまれたので、その折の話の続きを致します。
芸術は哲学であり、真理(普遍性)の探求だと小難しいことを言ってしまいました。
哲学は言葉や文字での表現ですが、絵画や彫刻は視覚に訴えるもの。
いくら高等な真理を語っても視覚表現できなくてはならないし、出来たとしても、限りなく100%近く理解されない。
特に絵画は「この色好き・嫌い。テーマーが好き嫌い」などなど、観覧者の好き嫌いの感情の中で一瞬に仕切られてしまう怖さがあります。
まだ立体作品は鑑賞に時間がかかり、多様性があります。演劇・音楽・文学はもっと時間をようします。
作品と観覧者との間に、時間の経過が必要なのですが、絵画に対しては好き嫌いの反応は一目で決まってしまいます。
鑑賞者は一瞬・一目で決めていいのです。
とはいっても、出品者にとっては「もっとじっくりと鑑賞してくれ」と、願うのですが・・・。
写真は、向日葵シリーズより---GOOD MORNING F15
メッセージ性の強い作品製作が多い中で、向日葵シリーズは「其の時の心のままを、そのまま表す」ことを意図としている。
朝一に、向日葵と目があい、おもわず「Good Morning」
私の属する公募展の総評をたのまれたので、その折の話の続きを致します。
芸術は哲学であり、真理(普遍性)の探求だと小難しいことを言ってしまいました。
哲学は言葉や文字での表現ですが、絵画や彫刻は視覚に訴えるもの。
いくら高等な真理を語っても視覚表現できなくてはならないし、出来たとしても、限りなく100%近く理解されない。
特に絵画は「この色好き・嫌い。テーマーが好き嫌い」などなど、観覧者の好き嫌いの感情の中で一瞬に仕切られてしまう怖さがあります。
まだ立体作品は鑑賞に時間がかかり、多様性があります。演劇・音楽・文学はもっと時間をようします。
作品と観覧者との間に、時間の経過が必要なのですが、絵画に対しては好き嫌いの反応は一目で決まってしまいます。
鑑賞者は一瞬・一目で決めていいのです。
とはいっても、出品者にとっては「もっとじっくりと鑑賞してくれ」と、願うのですが・・・。
写真は、向日葵シリーズより---GOOD MORNING F15
メッセージ性の強い作品製作が多い中で、向日葵シリーズは「其の時の心のままを、そのまま表す」ことを意図としている。
朝一に、向日葵と目があい、おもわず「Good Morning」