棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

犬って不思議です

2013-04-30 09:55:42 | 山郷の暮し
朝からどんよりとした雨空。ナントナク薄ら寒い。
初夏の気温かと思えば、ストーブをつける、なんとも定まらない妙な天候です。

我が家の賢犬サクラは14歳になるオバーチャン、足腰が弱り、目も白内障になっている。
昨年の春から孫のハナが登場してより、その子守にお疲れ気味でしたが張り合いが出てきたのか、毛並みがよくなり元気になってきた。
ちびのハナのように甘えるようになり「やきもちかなーー」などと思ってはいるが、かわいいものです。

ハナが来る4年前は、地乳飲み子の子猫(後のチビ熊)を連れてきたときなどは、慣らすのに手間はかかりましたが、なんとオッパイがでるようになり育て上げた。
それは珍しくは無いことらしいが、今回 驚かされているのが、数年前に閉経したのにまた始まったのだ!!!
若返ったといっても、人間にしたら80歳は超えている。
なのに・・・。
うろつく馬鹿オス犬の相手をするとは思えないが、驚きです。

楽園世界

2013-04-27 09:45:37 | 山郷の暮し
先日も書きましたが好きな画家ゴーギャンの「マリヤを拝す」の立体化を試みたものです。
まーー一種のジオグラとでもいいましょうか。
絵ではマリヤを拝む人は2人ですが、バランスがとれないものですから少女を加えて3人にしました。
これを創りたくなった一番の理由は(理由などあって無いのですが)強烈な色彩でした。
それでは模写をすれば・・ということでしょうが、それでは面白くない。
絵(平面)を立体化してみたかった!!ということでしょうか。
色ずけも影などもゴーギャンの絵のように塗った。立体だから必要ないのですが、こだわってみました。
人形にならないように、と願っていますが。
では、人形とそうで無い という違いはわかりませんが・・。
面白かった!!!
 

朧月夜

2013-04-26 09:03:35 | 山郷の暮し
昨夜は今春初めて春の宵ー朧月夜ーだった。
「なのはな畑に 入日薄れ・・・・おぼろ月夜ーー」と口ずさむ。
おぼろ月夜に爛漫の桜 といきたいが、さくらはすでに散ってしまった。
例年ですとちょうど今頃で、花見で一杯というところですが、どうも調子が出ない。
写真は昨年の五月一日でした。
真夜中には煌煌とした満月に変わった。

 四時ころ目パチクリになり、展示会ーー遊激展ーーの構想を練る。
窓からは、アルプス山脈に近かずいた満月が見える。
 
今朝はボワ^~~とした春の朝にテンションも高まり、窓を開け放つ。
ワンちゃんたちにピーーと脱走されてしまった。
九時近くなると冷たい風が吹き、温かみのあった空もにわかに重い雲に変わってしまった。
天気予報のとおり、天気は下り坂。
せっかく湧き上がってきた制作欲もしなびてきそうだ。

おやおや、ちびのハナがひょこり帰ってきました。さくらバーチャンは下の家にいることでしょう。

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2013-04-25 08:44:18 | 山郷の暮し
日中でも「サブイジャーねえかい・・。」という会話から始まる3-4日でしたが、今日は暖かくなりそうです。
我が家のサクラは、爛漫の様を見ないうちに終わってしまいましたが、他の地域でも同じように鳥による被害があったそうです。

安曇野方面に車で30分ほどいったところに「光城山」というサクラの名所があります。
山頂に向かって一直線に植えられたサクラは千数百本、地域の人たちによるものとかで、天に駆け上ってゆくようにも見えます。
急な道をサクラを仰ぎ仰ぎゼイゼイいいながら登りきると、頂上の社からはサクラを下に壮大なアルプスの壁が迫る。
平野というにはあまりにも狭いが、上高地から流れ来る犀川のうねりが輝き、風景画は得意ではない私でも挑戦したくなる。
特に日が傾いたころの逆光に煙る様など筆舌に表せない。
さて・・・その光城山のサクラだが、今年は天に昇る様は無い。やはり鳥(ウソ)に食われてしまったらしい。
ハナの谷・・なんとなく寂しい。

愛国心って・・・・

2013-04-23 09:10:13 | 山郷の暮し
薄氷が張り、霜に打たれてぐったりした花々。
なんとも哀れな姿ですが、お日様に当たるとシャキッとしてきます。
けなげなものです。

先日はテンションがあがり、頭の中はフツフツとたぎり、眼はキラギラとさえていましたが、季節外れの雪や寒さでショボクレテしまった。
野の花々のように、簡単には力強く蘇らない。
デリケートで複雑な神経というより、単純・明快な小生なのでごんす。

ところで、ボストンの爆弾テロ事件の一連のニュースの中で、慰霊に訪れた人たちが自然発生的に「米国国歌」を口づさんでいます。
以前に「国歌」について思いを投稿しましたが、「君が代」が自然発生的に慰霊に口ずさむなど聞いたことがありません。
米国の人々の愛国心や忠誠心と日本人との感覚はかなり異なると思えるし、それでいいのではないか。
現政権がのぞむ「愛国心」は政治的な計算が見え、素直に賛成しかねるし、国を思う心は 大切なことでもあるし・・・。
正直 私は君が代は好きではなく、変えたほうがいいと思ってはいます。
では、どう変えたらいいかの言はもっていませんが、ワールド・ニュースを視聴して思いました。
薄氷が張っていました
だいじょうぶか?

4-22 広がる獣害

2013-04-22 08:59:58 | 山郷の暮し
散歩道はまだらに残り、霜柱が立ち、雪の重みに耐えかねた枝が散乱し、折れた竹が行くてをさえぎる。
4月下旬に入り、これほどの雪降りは記録的なことであり、今朝の冷え込みも厳しかった。

いく筋もの鹿の足跡が、山の傾斜から畑地に連なっている。
昨年暮れに完成(一部の地域を残し)した妨獣ネットだが、まったく効果がありそうもない。
むしろ、ネット沿いに行動しだしたのか、土砂が崩れだした。
その鹿はどんなコースから進入するのか、私なりに注意をしているがわからない。
先日 専門家といきあったが未設置の地域から進入しているのか・・正直 わからない。
もしかしたら予測に反し、南地域から国道を横切って入り込んでいるかもしれない。
現実に車にはねられた鹿がいる。となると とても対応できるものではない、と。
植えつけたばかりの野菜の苗が食われてしまったと聞きました。
天候にしても、獣の被害にしても、適切な答えを得るのは難しい。

季節外れ

2013-04-21 09:16:09 | 山郷の暮し
今朝は、ほんわかとした調子で歌うイルカチャンの「なごり雪」どころではありません。
明け方から雪になってしまい、ようやく空が明るくなりだした9時ころまで、10センチ近く積もりました。
水分をたっぷりと含んだ雪は重く、花をつけた枝を押し曲げている。
お隣の立派な花桃が根元から倒れ、ビニールハウスに覆いかぶさってしまった。
農作業が始まったばかり、少なからず被害があると思える。

外は真冬の雪風景になっています。
眼下の国道254は積雪はありませんが、十二分に注意をしてください。
と書いている真っ最中にピーポーピーポーとサイレンが過ぎていきました。
そおいえば車が一台も行き来していません。もしかしたら・・・。



松本には基地があります

2013-04-20 09:15:15 | 山郷の暮し
霜が下りた今朝は、冷たい空気は2月下旬だ。
天気はさらに下り坂とか。肩がはってきます。

昨日は午前10時ころから前日に続き、爆音が断続的に響き渡る。
大型ヘリを交えた数機の自衛隊ヘリが旋回している。
コースは住宅密集地をさけ、我が家の裏山の峰沿いに旋回しているようだ。
ワンちゃんも最初はびっくりしたのか、耳をたれ見上げていたが、慣れるとグーーー。
「ウルセーナー」と言いつつ近づくと反射的に打ち落とす仕草をしてしまう。
沖縄や航空基地のある地域は、毎時こんな思いをしているのかなーー。

普段の生活ではまったく思いもしないが、松本には陸上自衛隊の基地があり、ときおりヘリの編隊飛行がある。
2011年の東日本大震災の時には、眼下の国道254号を自衛隊の車両が連ねて過ぎていった。
有事の時にはどんなことになるのか・・・。
美しい自然の信州・松本ですが、明治以来 松本歩兵連隊があり、先の戦争では多くの戦死者をだした悲しい処でもあります。

蛇足ですが「ウルセー」と思いつつ、これをネタに投稿しようと思い立ったのがお昼チョットまえ。
写真もあったほうが・・・とカメラを構えていたが、お昼とともにピタリとこなくなってしまった。
となると「チョット軟弱ジャーねえの。サラリーマン兵隊!!」

ハイテンション

2013-04-19 08:07:51 | 山郷の暮し
私が「ヤルキ」になるのは実に単純なことで、お天道様と多いに関係がある。
しかも、朝日の力を感じるか否かです。
雨模様の日などはまるっきりダメで「晴耕雨読」などというより、何もする気がしない。
とまー単純な精神構造でゴンス。
どなたもテンションがあがると、いろいろなことを一辺にしてしまうし、できてしまうことがあります。
私の場合制作に入っていると突然、掃除がしたくなったり 飯を作りたくなったり・・・と、まるっきり異なることを衝動的にしてしまう。
頭の中は製作のことを思い巡らしていますので、衝動的な行動もピタリと止め製作の続きに入る。
掃除などはほっといてもいいのですが、しばし失敗しているのが料理をはじめたとき。
我が家のなべ釜はすべて黒焦げになっている。
正直 火事になりかけたことも。そして、車の運転はしないようにしています。
製作への集中力も散漫になってしまうことと、運転はヤバイ。

今回は風呂のお湯を出しっぱなしの上、熱湯にしてしまった。もったいないことをしたものです。


花いっぱい

2013-04-18 08:32:46 | 山郷の暮し
初夏のような暖かな朝で、ウグイスの高らかな歌声から始まりました。
独奏も見事なもので、2-3分と続きいわゆる「ウグイスの谷渡り」
口笛で真似をしますとヒステリックに鳴き出すので、そんないたずらはよしました。
この初夏のような好天も今日あたりまでのようで、残念です。

サクラも花びらがマダ散ってこないので満開、ということではなさそうです。
だらだらとナガーーーく咲いていますが、花数も少なく爛漫ということばがあてはまらない。
散歩道では山吹がポツポツと開きだし、足元には踊子草やかきどうしの可憐な花が咲いています。
花桃・ボケ・もくれん、そして櫻と妙な感じです。
昨夜は花の下で独酌。
まさに桃源郷いやいや櫻源郷の仙人気分。

写真はいつもだったら覆いかぶさる花で、おっ月様など見えないのですが・・。
手ぶれで太ってしまった上限の月。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本