棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

体調不良

2011-02-28 09:03:52 | 山郷の暮し
極寒だった一月が明けると、急に気温が上がった二月。三月下旬だという気温が続きましたが、今日あたりから寒の戻りとか。
谷は霧に包まれています。
土曜日にある人にあってから、、食べたいような食いたくないような・・・ナニカ胃の中がもやもやとする。
軽い下痢にウンチがコーヒーのように黒色だ。
腰痛がビリビリと痛み出し「こりいけねーー風邪かもしれねーー」と思い出したのが、楽しみの晩酌時。少しも進まずいやになってしまった。
これは早く寝ようと八時には横になる。体調が悪いと眠れるもので(熟睡とは違う)日曜日もゴロゴロとしていた。
悪寒はなかったが、何となく身体が重いが便も通常になり、病院にいくほどでもないと判断しているが・・。

ありがとう

2011-02-27 08:43:40 | 山郷の暮し

絵本『窓辺の象」 先日地元紙にも記載され、徐々に反応がでてきております。
この小冊子は利益を上げるのが目的ではなく、できるだけ皆様に観ていただき、できれば大手出版社からお声がかかるのを期待しています。
絵本を読んでくれた方からストーリーがよくわからない、とご質問をいただきましたが、いわゆる絵本的な物語ではなく、一ページ一ページが、様々な人の生き様を語っているのです。
苦悩する象は私であり、貴方でもあるのです。本当の物語は私たち自身ではないでしょうか。
ただ今の風潮が「答えをただちに得る。考えている時間が無い」などと、自分を掘り下げる苦悩をしたがらない。
不安や寂しさ失意は簡単には解消できるものではありませんが、私たちは決して孤独ではありません。
今ある自分の姿がどんな風なのか・・・絵本のページの中に見出していただければ、次のステップに踏み出す力添えになろうかと確信しております。
ホームページ  photo art 0360 ブックマークにあります

ドキッとする言葉

2011-02-26 08:13:02 | 山郷の暮し
三月下旬の暖かさにでっかいハエが三匹電灯に群がる。
「ビッユピッで殺さなくっちゃ!」と当然のことを思った後、「殺す」という、自分が胸のうちでつぶやいた言葉にドキッとする。
それで殺虫剤をやめたわけではないが・・・・。
ピューーー。ハエがわけもなく落ち、床で激しく回転したのち、ビタリと止まる。
死んだのだ。ゴミ箱に入れる。最前まで生命体であった。そして・・・今はゴミとなってしまった。

 中東リビアのニースやニュージランドの地震報道からはやたらと「死」の文字が目立つ。
先に表した「窓辺の象」での・牛の死・での会話は、次に生まれ変わる厳かな生命のめぐり周りを書いただけに、なにかやり場の無い心持になってしまった。
 生命・・自然が与えてくれた最も美しきこと。尊きこと。というけれど・・。

春は大騒ぎ

2011-02-24 08:46:22 | 山郷の暮し
大騒ぎといっても天地がひっくり返ったわけでもないが・・
急に春めいてモコッ!!と起き出したのが、どうにもならない異性への思い。
とはいっても、還暦過ぎたオッチャンのことではなく、ワンチャン達である。
賢犬サクラはもう12年になるおバーちゃん犬だが、まだまだ元気で若い連中に人気がある。
放し飼い同然の飼いかただが、我が家に帰ってくるときは2-3 匹がゾロゾロついてくる。
見知った犬もいるが、またく見たこともない奴も居る。
部屋犬が離れてきた奴は、平気で我が家に上がりこんでしまう。となれば、ビクビクしながら他の犬も上がり、マーキングをする。
暖かくなれば全快をする窓を閉めざるを得ない。
そうそう、近くに3歳になるサクラの娘がいるが、そちらのほうはあまりいかないようだ。娘の親は心配である。
 写真は先月しとめたイノシシ  こんなにすごいのだが普段はノホホーンとしている

中近東・・再投稿

2011-02-23 08:29:22 | 山郷の暮し
エジプトに続きイラン・シリアへと中東地域は騒然としてきた。
乱暴な自説だと承知をしているが、イスラム教は独裁者を生む素地があるように思う。
この地域に一人旅をしたのは30 年前以上になるが、そのときの印象は単純明快なノリやすい人たちだった。
なによりもお話好きで、かなり激しく自説を通す。喧々諤々とたちまち群れ作ることがあった。

宗派によって多少の思いの違いはあるが、アラーこそ唯一絶対神であることにはかわりがない。
イマーム(宗教指導者)の権力は神に匹敵する絶対力である。
人々は強い力に従うように慣らされてきているのだ。イヤ、いつも求めているのではないのか・・(なにも彼らばかりではないのだが)。為政者は絶対権力を手に入れたら、守るために手段を選ばない。

イスラムの根本の教えは「平等」である。人々の暮らしの中で、そんなことごとに出会う。
それを思うと、宗派の違いで血を流すことがわからないが、彼らの根っこに生き抜くための闘争心を感じる。
イスラム教の教理について語るほどの知識は無いが、かの地は乾燥地帯で、自然環境は殺伐たるものがある。
私は人々の心情を推測するのに、自然環境は大きく影響していると思え、机上だけでの宗教観では理解し得ないと思っている。
 

窓辺の象

2011-02-22 08:26:43 | 山郷の暮し

発売  絵本 窓辺の象
文・りゅう王丸  絵・岩淵 城太郎  
B-5版 ソフトカバー 45ページ 定価2000円 郵便振込み
送料無料 絵本・森へ帰ろう(金の星社)プレゼント
自費出版による小部数のため、単価・装丁に目いっぱい努力しました。

主人公の象は、生まれた意味や存在について悩み、心の巡礼にでます。
満足のいく答えをえるどころか、自己喪失におちいってしまう。
やがて、『大いなるナニカの力』を感じてから、苦しみの本質が観え自信をとりもどしてゆく。
大人から子供に伝えたい、人間賛歌・希望への絵本です。
詳細はブックマーク HP--photo art 0360 をごらんください。

CNNネットニュース

2011-02-21 08:25:11 | 山郷の暮し
奇想天外
CNNのネットニュースは面白いので、読んでいる。
そのなかで興味をひいたのが「コペンハーゲンでは未来型ごみ発電所設立計画は高さ30mの煙突からスキーができたり、太陽発電を備えたりと、600億円以上もの大計画」だ。その気になれば、絵空事のような発想も可能なのだ。
というのも、20年ほど前になるが、松本市でごみ焼却場の建設に当たり、どんなことでもいいからアイデア募集があった。
そのとき私のアイデアは「煙突を利用した、展望円形風呂やレストラン」だった。
アルプス連山が目の前にあり、松本ならの大パノラマだ。
あまりにも金がかかり過ぎる、現実的ではない。と建設委員会からは一笑されてしまったようだ(関係者から聴いた)
よく、行政がナニカを作るとき、子供たちの奇想天外な発想募集 などとパフォーマンスをするが、委員連の発言が「子供たちの発想はすばらしい」といいながら、それだけで終わっているような気がする。
予算が無いの一言と、選考する人たちのレベル等で、なんとも実利一辺倒の世の中になってしまったものだ・・。

ありがとう

2011-02-20 08:21:33 | 山郷の暮し
絵本「窓辺の象」が刷り上る前に、友人が販売用のHP(photo art 0360)を立ち上げてくれ、当方がその体制の無いままご注文をいただきびっくりしております。
一番の問題は、輸送費とお払いいただく方法でした。可能な限りご購入いただいた方にご負担がすくないようにと、送料は当方負担とし、お払い込みはご面倒でも郵便振込みといたしました。
この小冊子は利益を上げるのが目的ではなく、できるだけ皆様に観ていただき、できれば大手出版社からお声がかかるのを期待しています。
絵本を読んでくれた方からストーリーがよくわからない、とご質問をいただきましたが、いわゆる絵本的な物語ではなく、一ページ一ページが、様々な人の生き様を語っているのです。
苦悩する象は私であり、貴方でもあるのです。本当の物語は私たち自身ではないでしょうか。
ただ今の風潮が「答えをただちに得る。考えている時間が無い」などと、自分を掘り下げる苦悩をしたがらない。
不安や寂しさ失意は簡単には解消できるものではありませんが、私たちは決して孤独ではありません。
今ある自分の姿がどんな風なのか・・・絵本のページの中に見出していただければ、次のステップに踏み出す力添えになろうかと確信しております。

不穏な中東情勢

2011-02-19 08:27:02 | 山郷の暮し
エジプトに続きイラン・シリアへと中東地域は騒然としてきた。
乱暴な自説だと承知をしているが、イスラム教は独裁者を生む素地があるように思う。
この地域に一人旅をしたのは30 年前以上になるが、そのときの印象は単純明快なノリやすい人たちだった。
なによりもお話好きで、かなり激しく自説を通す。喧々諤々とたちまち群れ作ることがあった。

宗派によって多少の思いの違いはあるが、アラーこそ唯一絶対神であることにはかわりがない。
イマーム(宗教指導者)の権力は神に匹敵する絶対力である。
人々は強い力に従うように慣らされてきているのだ。イヤ、いつも求めているのではないのか・・(なにも彼らばかりではないのだが)。為政者は絶対権力を手に入れたら、守るために手段を選ばない。

イスラムの根本の教えは「平等」である。人々の暮らしの中で、そんなことごとに出会う。
それを思うと、宗派の違いで血を流すことがわからないが、彼らの根っこに生き抜くための闘争心を感じる。
イスラム教の教理について語るほどの知識は無いが、かの地は乾燥地帯で、自然環境は殺伐たるものがある。
私は人々の心情を推測するのに、自然環境は大きく影響していると思え、机上だけでの宗教観では理解し得ないと思っている。
 

5-絵本と私

2011-02-18 08:35:48 | 山郷の暮し
絵と文がある(ドラマ)のが基本的に絵本。
絵描きとしてなにより文を入れ込むことが出来る魅力がある。
以前にも書きましたが、絵画表現は必ずしも全て理解してもらう必要もないし、しょせん無理なことである。

絵本と私の覚書を記しているうちに、歴史的に文と絵がミックスしている絵画分野があったことを忘れていた。
「山水画」に代表される漢詩による賛こそ、絵画と詩との融合作品だった。
文ー詩がはいることにより、内容が広がり多様性がでてくる。
名筆による賛と山水画の創りだす世界は、世界にも稀な芸術表現だ。
文の補足としての絵ではなく、絵の説明としての文であってもいけない。
私が創作をしてみたい絵本は、そんな異空世界の一端を感じさせるものを目指している。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本