棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

12-珍訳源氏物語-葵の上

2009-06-28 11:02:49 | 四国遍路
 妹の葵の上の器量ときては当代1-2位といってもいい。兄である私が観ても、絵から抜き出たような完璧な美しさだ。おしむらくは知性というか気品かありすぎて、打ち解けにくかったかもしれないが、育ちが皇族なみだからしかたがあるまい。くどいようだが、兄妹という関係はあっても、母はちがうし、それぞれの母方の家で養育されるので、父親が同じだということだけだ。
夫より4歳年上の妹・葵の上は、年上ということに、どことなく引け目を感じ、さらに、自尊心がゆるさなかったかもしれぬ。
普通の女子だったら、そのことがかえって夫婦仲をよくすることになったことだろうが、華よ蝶よとそだった妹は、男を引き立てるという、こころずかいなど必要なく育ってしまった。正直、あまりにも誇り高い女だったかもしれない。
二人のみぞは深くなるばかりで、私も心苦しかった。
 あまりにも完璧なものには、拒否反応をおこすのは、光源氏とても同じことだ。
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四国遍路番外編

2009-06-23 18:21:53 | 四国遍路
昨夜は小枝が吹き飛ぶほどの大雨でした。
今日は一変し、早朝は台風一過のごとき澄み渡った空。30度を超す真夏日で、ようやく涼しい風が通り抜けていきます。それでは、昨日のつづきを・・
高野山から下山し、直ちに我が家に帰らない思いは同じだったお二人。
「オレは焼き鳥やのおやじからお勧め穴場をきいて行ってきた。下着なんかアナが開いていたけど記念品だから棄てられない。だけど洗濯はしておいた」
チョットお年なオネーサンは明かに、どこのホームレスがお遊びにきた、という目。
お遍路への関心は今ひとつだったがお仕事ねっしんで、思わず「生きた観音様はいなーー。極楽極楽」いなーー。極楽極楽」
どちらが誰かはご想像にまかせますが、神社仏閣と観音様街は切手も切れない縁。
お釈迦様もおっしゃっておられます。
人の命は甘美である。 愛欲にまみれた人の命は甘美である。
チョットおそれおおかったですね。一同反省をしながら般若湯を浴びる。

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四国遍路番外編

2009-06-22 11:01:10 | 四国遍路
昨日ナマステー板井君と遍路で意気投合した3人組(5月30日参照ください)の一人 マリオ田中君が真っ黒な顔をしてやってきました。
もちろんワタシは初対面でワタシよりもずっとお若いのだが、ズット以前からの飲み仲間気分。
ブログを読んでいてくれ、賢犬サクラ・チビクマのことナドナド、みんなご存知で会話に事欠かない。
二人で思い出しながらの遍路話は聞いているだけで楽しい。今一人のジャニーカモハラ君の話におよび、いつの間にか固い絆が結ばれている。
さて会話の中で、高野山に納経を済ませた。、満願成就の喜びを伝えたい。だが名古屋の大都会を何もなくパスするには、心身のど真中からこみ上げてくるエネルギーがあまりにも強すぎる。
娑婆世界の塵芥に汚れる前に一刻も早く語りたい、誰でもいいのだ。ヒカッ!!とひらめいたのがキャパクラ。極安タイムに多少は身奇麗にしたつもりで、麗しの扉を開ける。
「オレ四国遍路を歩きとおして今ついたところ」
「ワーーーすごーーい! ご苦労様。ねーーどんな気持ちかきかせて?」
と、目を輝かせてくれ、店中のカワイイコちゃんに囲まれる・・・予定だったが
「四国ってどこ。遍路ってなーーーに。ホテル代がなかったんだ。????????」と、まったく違った反応に、遍路の説明をしているだけでへとへと。
「お時間ですけど延長しますか」  「するわきゃねーーだろーー!!」
続く
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珍訳源氏物語--桐壷の更衣の巻きから

2009-06-18 08:44:30 | 四国遍路
 ごぞんじ、宮廷の女官やった「紫式部」はんが、貴族社会の色恋を暴露したのが「源氏物語」。
主人公の光源氏殿のおなご遍歴を軸に、彼を取りまくモンの、なんともややっこしい人間関係をを描き表わしたものでおます。
宮廷のおなごたちが奪い合うように回し読みしてる現状に、わいの立場として調査をしなくてはならへんかった。
 わいも読んでみたが、あっこまでお盛んではおまへんが、主人公の光源氏殿はたいがいはそのとおりの「おなごったらし」やった。
その内は話の「源氏物語」が、後々の世まで大ヒットするとは夢かておもわなかった。
オマエはどなたはんだ?とたんねるか・・
わいは為政の最高位・太政大臣、と、いきなり言うたて解るまいナーー。
源氏物語の初期には、近衛の中将・頭中将として登場します。
御所や都を守る衛府の長官。父は左大臣。おかあちゃんは桐壺帝の妹(大宮)とゆー高貴な身分でおます。
光源氏より6歳年上で、彼とは幼少の頃からよき友であり、終生のライバルでおました。わいの妹(葵の上)と光源氏殿は結婚し、義兄さんの立場やったのでおます。
物語では、あたしら二人が出世するにしたがい、人目・意地・地位へのこだわりやらなんやらややっこしくなり、しだいにけん制しあってゆく様がえがかれとります。悲しいことやけど、それが人の性かもしれへん。
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40-友の遍路便り

2009-06-12 09:35:07 | 四国遍路
昨日酒を小脇に抱え、真っ黒に日焼けした遍路を終えた友が、いい顔をして帰ってきました。
自宅からの出発・帰郷までぼ2ヶ月。1400キロを踏破したことになる。宿屋泊まりは5日間で後はテント野宿か、御接待の御行為を受けてきた。それでも一切合財で20万円近くはかかったようだ。ただし宴会代込みですが・・・。曰く、もっと減らそうと思えば可能だが、マニアックな遍路でなく、オレは楽しみつつ飲むときは飲み、食うときは食った。なんといっても、人々の出会いが一番印象に残っている。バスでの観光遍路とは絶対に違う。また挑戦したいと思う。と・・。
そして、歩き遍路用のどこにでも市販されているガイド地図が、方角を考慮した作図しておらず真に解りにくい。中途からその地図の参照をやめ、大雑把なものに変えたという。さうなって初めて、自分の遍路道を得た。あの地図は止めた方がいいと。
現実に歩いてこそ、いろいろ細かい不備があるのでしょう。面白いことに、遍路の最低なセット(杖。鈴・白衣など)を土産店でオバチャンの言われるまま買ってしまったが、おなじものがネット通販では半額だそうです。現地での購入だからといって、決して特別なパワーがあるでなし・・。
とまーーとりとめがありませんでしたが、面白い現実の話でした。おいおい記載していきます。
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39-友の遍路便り-宿命

2009-06-10 11:12:38 | 四国遍路
おはようごさいます 。高野山 で 御焚上げ 供養 してもらうため 2泊 し 歩きで 高野山駅。
名古屋で 手羽先と串カツで一杯。 今日 十時に帰ります。
満願し 高野山で 御焚上げ。 この旅の終わりを、真夜中奥の院で 静に 満月見て終えました。
こんな時間に俺一人だと思っていましたが、 一組の夫婦が一心に祈ってました。 やっばり『普通』が いいと思いました。 そして 全力で踏み込んだ一歩一息の大切さが少し分かりました。 この旅で会った全ての人人に 感謝!
またまた不思議な事に昨日は 私の誕生日! 俗界にまた戻りました。本当 輪廻転生をかんじます。
あっ!それと 俺も 総てが『運命』…だっと 思うようになりました 。そっちの方が 毎日が新しいです
あっ!それと 四国遍路。たぶん49日でまわるように 出来ているのでわないか? 四国は バルドゥー (中有)チベット死者の書 を 体験する場なのかも… ?

昨日筆を置いた作品を奉げます。「釈尊説法図」90X130 
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38-友の遍路便り-感謝

2009-06-09 08:06:46 | 四国遍路
荒木さん本当にありがとう。鴨湯から 出発した時 あの荒れた天候の中よくあの山中にに突入して行きましたね!正直凄いと思いました。勇気をもらいましたありがとう。
あの『へんな地図』に囚われず心の命ずるまま 歩きました!ただ歩きました 気持ち良かったね! またそれぞれの道を行くんだね!俺は凄い夢の中を歩いていたような気がする 歩き『三昧…』注--37ー友の遍路便り へのコメントに対して昨日のメールより
いま 高野山 良心的な御寺に 泊ってます。 ここすごく いいです。 歩き結願した遍路に,とても優しい寺です。 名前『アミターバ?』 この高野山!歩き遍路で金が無いから のきさし貸してくれ で とうります。 朝の勤行は まるで チベットのお寺と同じです。
二食畳布団風呂付き¥5000タダかも…? ご飯食いほうだい。
『歩き遍路結願プライス』歩き遍路手足顔真っ黒、服ボロ、金剛杖は手あかだらけ す。私たちがどんな遍路をしたかぐわかります。
今日マオリ田中と御焚き上げ あと ジヤーニーカモハラ 明日 『満 願』… 夢の中を歩いていたような気がします。 これは自分の荷を 自分で担ぎ 宿にたよらず 自分の肉体でのみの結願でした 。仲間しか 気持ち解らないでしょう 今日田中と高野山で別れるとき 二人とも 無言で 泣きました … 歩きさんまや…
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38-友の遍路便り-アンヨよ頑張ったね

2009-06-08 10:02:24 | 四国遍路
  

昨日の便りは四国遍路1400キロを達成し、遍路の終着駅小松港からでした。和歌山県にわたり高野山金剛寺にお参りに再出発でした。
今日は再び歩き始めているとおもいます。
送られてきた写真のコメントには、頑張ってくれた右足・頑張ってくれた左足  とありました。
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37-ヘーンロはつづくーよ どこまでもーーー

2009-06-07 07:48:33 | 四国遍路
88か寺を打ち終えた遍路は、10番にもどって1番へ逆打ちでお礼参りをし、小松島港を出て和歌山に渡り、高野山金剛峰寺にお参りをする。それが正式なことで、そこまでする人は少ないようです
同じコースを再び歩くとは、森羅万象を思い起こすことに大きな意味があるのだろう。
1400キロを歩きとおした日々。心身の変身をさとるのだろうか・・・。これは、歩いた者しかワカラナイ醍醐味なのだろう。
「四国遍路で生まれ変わる」から・・・歩くことは旅の原点。走り急ぐ人には見えないものを確りと見つめ、考えながら歩いてほしい。うまれかわるための一歩一歩を、ていねいに踏みしめてほしい。・・・高田真快
昨日のメールから
    
                      逆打ちの山道らしいがこの写真を見ると半端なコースではない。
                      頑張りすぎて差し歯が抜けてしまったらしい。
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36-友の遍路便り--結願成就

2009-06-06 07:07:38 | 四国遍路
昨日は結願成就と書いてしまいましたがチョット急ぎすぎました。が、今日は願いを達成の後一番霊山寺にもどるようです。
結願への道--87長尾寺から88大窪寺は長く険しい山道。いままでの歩き遍路を思えば歩くことは息をすると同じようなものになっているのでしょう。最後の山-女体山-776mからは讃岐平が一望できる地点らしい。
結願の寺はまだ新しい伽藍で、世俗どっぷりの雰囲気らしいが、まーーー一大遍路観光の中心地だからしかたがあるまい。
今日こそ無事成満の感謝の祈りを唱えることでしょう。
仏説摩訶般若波羅蜜多心経・・・・・
メールより
6-4 22-30 これ…宇宙?88番屋島寺 ビバーク地より高松の夜景
6-5 20   女体山頂(トリイ)正面 ビバーク決定 今晩は タコ焼きラーメン+ ミニ五郎+ 土佐鶴。外は濃いガスで何がなんだか分からん
女体に抱かれ寝ます
6-6 6-40 一番に戻ります

     
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ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本