棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

枝に紐が

2009-07-17 10:28:37 | 山郷の暮し
 
深夜にすざましい雷鳴ともにかなり激しい雨が降り、先ほどまで降り続いていました。
今はなにごともなかったかのようにピタリと降り止み、窓を全開すると、目の前のサクラの枝から紐がぶらさがっています。
よくみれば蛇の抜け殻。青大将かシマヘビと思われ、1M以上はあります。たぶん昨日あたりだったと思うのですが、観察を出来なくてざんねんでした。
散歩道には蛇がたくさんいて、特にマムシには要注意。必ずナガ靴で歩くようにしています。

31-珍訳源氏-赤鼻=末摘花

2009-07-17 07:50:47 | 物語・絵本・童話
とんだ笑い話でしたが、光源氏が姫君たちにつけるあだ名といいますか、愛称には本当に感心させられる。先に登場した「若草」や「夕顔」は、聞いただけでも姫の可憐なお姿が浮かんでくるよう・・。
さてこの「末摘花」とは・・
紅花のことで、ご存知のように紅色の染料になります。つまり、鼻の頭が紅かった姫を称してつけたあだ名で、まさに傑作といえましょう。
姫君を喜ばしてあげるのは、男の甲斐性ですから、時には失敗があったとしてもしかたがありません。コリナイ我々は夜な夜な遊びは続くのですが・・・。
「けしからん!」とおっしゃいますな。皆様方の時代と夫婦・恋人間の貞操観といいますか倫理観とはかなりずれがありました。
イヤ・・・最近では皆様がたの娑婆世界のほうが、かなり乱れておいでのようですネーー。なによりも贅沢がしたくてオコズカイほしさにスルなどということは、私の時代にはありませんでした。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本