棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

色の終わり 完成

2016-11-03 10:42:54 | 山郷の暮し
文化の日ですね。
この日は約束されたようにお日様ピカピカですが、今年は雲が多く風も冷たい。
各地でイベントが開催されていることでしょう。私も仲間の個展に出かける予定でいます。

「色の終わり・・・・・」の作品制作が一応完成いたしました。
一応というのは今現在の意図や気分での完成で、少し時間を置けばいま少し変わった見方が生まれるので、
より完成度を高めるために一時完成とします。
アトリエに置いておくとついつい筆をとってしまい、蛇足的なことになってしまい壊すことがあるので、母屋に移しました。
これはいつものことで、一杯飲んだり談笑をしたり気分が変わったとき何気なく「あそこがまずい」と気がつくことがあります。
ほとんどが他者には分からないほんの一筆だったりするのです。
大きく変わることは無いのですが、自問の答えを得る時間、とでもいえましょう。

「色の終わり」の意図について前回書きましたが、この作品は水墨画・山水画的な空間を意識しています。
ただし水墨とは異なり多彩色ですが、水墨画のような宇宙意識を描きこもうとしています。
副題として山水画などに書きこまれる賛や詩を考えていますが、勉強不足で適度な字句が生まれません。

画中の下に釣りをしている人がいますが、大自然と一体となった心境を表しています。
言うなれば私自身の姿 といえます。

赤く焼けた空には制作で一番迷ったことです。
秋の夕暮れの空 でしたら実に無難な画面になり得ますがどうも面白くない。
最終的にどんな空にしたらよいのかと、空を注意しながらの散歩でした。
ある日寒気団の流れ込みか、アルプス上部の赤い空が急速にどす黒く変わってゆくことありました。
黒雲と夕空の境目が恐ろしいほどの濃いただれたような赤い線ができ薄気味悪いほど。
「これだ!!。この空を描きこもう」と頭の中にしっかりと写しこんでおいたのです。
作画は実に早く、30分くらい。
そして、完成といたしました。





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1 コメント

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Unknown (大平滋子)
2016-11-05 00:46:04
今日は久方ぶりにお目にかかれて楽しかったです。
中柴さんのことどうぞ宜しくお願いいたします。

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