棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

中国の秘画-5

2008-09-30 16:31:17 | 山郷の暮し
中国の美女となれば、誰でもが思い浮かぶ楊貴妃のことは前回書きましたが、漢の成帝(在位前32-37)の皇后-飛燕とその妹-会徳もまたすごいようだ。
宋書の「趙飛燕外伝」によると、仙術・気孔術・ヨウガを極め、房中術の達人だったようだ。
皇帝さんは姉妹にすっかりのぼせ上がり、腹上でシマイになってシマイマシタ
その絶世の美女は「体は豊かで、骨が無いほど柔らかで、あらゆる体位にOK」
正に飛ぶツバメのごとくしなやかだったのでしょう
「それでいて、貞節で礼儀をわきまえ、他の女など問題にならない」と、絶賛しているのですが・・・。
この艶女姉妹は、お風呂に入っても水滴が玉のしずくとなって滴り落ちたという・・・油肌などといってはダメ
擬脂の玉の肌、と称されていました。
中国4000年の蓄積。房中術・美女などきりがありませんが、原則として、帝王学なのでありました。

さて秘画のことですが、全体に写実的で、時代背景も目的も異なりますが、日本の「枕絵・春画」のデフォルメされた一物や秘部の描き方とはかなり違います。
これはインドの春画にもいえることで、ポーズはアクロバット---ヨーガ ですが、アソコの描写は写実大といえます。
となれば、中国・インド・浮世絵をくらべるのが一番判りやすいのですが、まーーゆっくり楽しみましょう。
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不思議な野菜--ルバーブ

2008-09-30 08:52:28 | 山郷の暮し
http://ja.wikipedia.org/wiki/ダイオウ属
薄ら寒くうっとおしい秋の日が続いただけに、今朝の朝日を浴びると「さーナニカするかっ」という気持ちになってきました。
しかし、その光もほんの一時で、霧ともつかぬ雲に覆われてしまいました。

ルバーブと袋に書かれた野菜をいただきました。
フキのような茎ですが、フキのような毛ばだちはなく、根元は赤く青々とした茎です。
説明書には、ジャムの作り方 とあり
皮付きのまま一センチくらいに切る。砂糖・ワイン・レモンをいれ、20分くらい煮る。
ジュースの作り方
ジャムにしたものを水で溶かし、漉すとさわやかな飲み物になる。

早速試してみる。
火が入っただけで、どろどろと溶け出してくる。なるほど、水はいらないわけだ。
味は、酸っぱく、砂糖をかなり入れなくてはならないが、好き好きで大人のジャムという感じ。
市販のやたらと甘いジャムに閉口している者には、サッパリ感がいい。
繊維質たっぷりという感じで、本体の姿を見ていないが、不思議な野菜だ。
ついでながら、生でそのままかじると酸っぱく、なにかなつかしい味がした。

検索してみますと、漢方薬のダイオウ属なのですね。
ともかく、南の植物などがどこにでも栽培される時代。
食卓に楽しいものがのりますね。
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何もする気が起きませんでした

2008-09-29 18:12:32 | 山郷の暮し
雨降りで薄ら寒く、腰がズキーンズキーイと痛み、どうにもなりません。
背中を曲げなから、筆を執ることなどとてもできない。
というより、発想はおろか、その気も起きない。
腰から足にかけ激痛が走り、すでに4ヶ月。
少しは治まってきた気もしますが、こんな日はいけません。
これからますます寒くなると、きついのかなーー。
この冬は、とてもスキーどころではないのかなー。
酒飲んで寝よう・・・
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中国の春画について-4

2008-09-28 15:29:22 | エッセイ・随筆
楊貴妃が登場したところで、中国4000年の歴史の中で、ひときは絢爛豪華な時代絵巻を創造した唐時代(618-906)
なかでも、玄宗帝(在位712-756)。先に書いた周時代の後宮制度を復活し、実践をした。
なにせ、120人の美女のお相手ではものたりず、なんと4万人の美女美女を囲っていた。そのなかに、かの楊貴妃がひっそりといたが、なんとか美女連の頂点に立たねばならぬ。磨きに磨きあげて機をうかがっていた。
ひょんナ事から玄宗帝のお目に留まった。
帝は61歳。楊貴妃27歳。
当時の房中術書からすれば、お払い箱入りに近い年齢だが、だてに年季は積んでいなかったとみえ、帝はいっぺんでメロメロになってしまった。
絶世の美女を、盛唐の詩人・白居易は、天性の麗質。瞳をめぐらせ、にこりとすれば百媚を生ず・・・・
彼女の肖像がは残っていないが、8世紀初頭の石彫画に美形をしのぶことが出きる。
ほっそりとした身体は、正に風に揺れる柳のようだが、どことなく豊満さがある。
線の見事な表現力といえよう。
お顔は下膨れで、細い肉体でありながら、骨ばっところはなく、現代のただ細い身体とはまったく違う。
ずばり、イイオンナで、すきそーーな・・・・。(ナニガ)
春画と限定できないが、唐代の美人がとなると、墳墓に描かれた壁画しか残されていないが、いずれも一見ほっそりと見えるが、豊満な肉体美・艶美プンプン。
詩人・白居易は当時流行のペルシャ系の化粧法のことを、酷評しているのが面白い。
白居易さんは、べったりと塗られた口紅を、まるでドロを塗ったようだと、なげいている。
ただ今の日本の化粧法は、ガンクロとまでは行かないが、個性の在るお顔作りとは思えないのですが・・・。
春画となると、当時のものはないようですが、時代時代に模写されたものがのこっています。
当然素晴らしいもので、写実性に複雑な物語性も織り込んだ絵ずくりは、観られる楽しみが加味されている。つまり、覗かれている 楽しみだ。

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中国秘画のはなし--3

2008-09-27 08:59:11 | エッセイ・随筆
今朝方は冷やっこい風が流れ、いよいよ本格的な秋を感じさせます。
今のところ、雲が広がっている空ですが、稲刈りにはちょうどいい天気かもしれません。それでは・・・・

中国の帝王学の一つ「房中術」の目的は延年長寿で、セックスもそのための医術なのであった。
ひたすら男は、女人の精気を吸い取るに在る。オバハンは男の精気をむさぼり、吸い取る。
皇帝は若き玉門から放出される津液(シンエキ)を、オバチャンは精液を飲むのである。
されば、若き精気が血のごとく我が体内をめぐり、脳にいたり、いつまでも若く精力絶倫でいられる。
というわけだ。めでたし、めでたし。
そこで喜んでもいられない。さらに神仙術となる。
もーーー面倒だから止めます。精力がきれてしまった。

文字の国、中国だけあって、紀元前からの事々が文として残っているが、
絵となると、13世紀の栄元時代以前のものは喪失しているらしい。
このころの房中絵を観ると、宮廷の見事な調度品が描かれ、ゆったりとした空間の中に、お二人さんが語り合ったり、まさぐりあったり、なにか高貴なふんいきがあっていい。
中国絵画世界の独特な空間作りは、儒教・道教の影響を受け、「仙境世界」を現わしている。
房中絵にも、山水の名画を鑑賞する趣があります。
女性の顔も十代の初々しさが漂って、笑い声が聞こえてきそうだ。
肝心の(?)合体図は宋代のものは観ていません。

話は飛びますが、かの楊貴妃の纏足されたアンヨは、手のひらにのったといいます。
確かに、描かれている美女の足は手よりも小さく描かれている。
纏足の目的は、逃げられないようにとか言われますが、ガキの時から物になりそうな女の子を、房中用に作り上げたのでしょう。
まさに、奢侈文化の極みではないでしょうか。
写真は纏足の部分で、足の小ささは絵画的デホォルメとは思えません。
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秘戯画の話-2

2008-09-26 08:43:10 | 山郷の暮し
朝一から春画(まくらえ・秘戯画)のお話で恐縮ですが、さしもの私も寝起きと共にこんなことを考えているわけではアリマセン。
ネット関係は、午後7時以降はしないと決め、晩酌タイム。
思いついたことは、メモ帳にインプットしての編集です。

4000年の王朝文化が織り成した中国。
文化の反映と共に、必然的に官能的な性愛術が、発展んをとげてきた。
中でも、後漢の書籍のなかには(芸文志)房中術のことを、聖賢君主たちがヤルことに熱中することをいましめている。
つまり、房中術書の本意は、性交技巧ではなく、情動の極地であるがゆえに、道徳の範疇である。としているのだが・・・
だからこそ、聖王はこの書を参考に、節度在る性をしてほしい。
と、儒家は苦言を呈しているわけだ。
しかし、帝王たるや子孫をできるだけのこさねばならぬ、御身とお家安泰の種付け馬の使命があった。
後宮制度が確立したのは、ナンと周(前1027-256)時代で、お后のほか、三人の夫人、9人の賓・27人の世婦・81人の女御をもった。
合計120人のお相手をしなければならないことになる。
うらやましい、を超えて身が持たぬが、その三分の一以下でいいから・・・・
話を戻そう。
房中術書は原則としてポリガミーである。
養陽術--男の性術で、女人の精気を吸い取って、自らの精気とする
   14・5才以上、18-9歳の処女がサイコー。30才以上は子供を生んでいなくても、ヤルだけエネルギーのムダ
   などなどがかかれている。体位は・・あとは自分で探してください
養陰術--女の性術で、男子と逆になる。
    若いモンを3から9人、もしくは11人と団子になって、精液ぶっ掛けあえば、お肌つやつや、しわも消える
  精力オバハンの見本なのであります。
まだまだ延々と続くのだが、コレは帝王学であって、自分がいかに若くあり、長生きができるかが目的だ。
しかし、いくらヤルための存在(失礼)で、精力ザイにザイをかけたとしても、たーーーいへんだ。
春画の話しまで行き着きませんでした。次回をお楽しみに。
写真は13世紀頃の春画の一部
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春画について-1

2008-09-25 15:16:51 | 山郷の暮し
昨日は「耳の形の美学」につていて、簡単に記しました。
耳の形のうんちくは、男どもが女性に対し「アソコとの関係がある」と、色々との賜った美学であります。
蓮の花びらのような形が理想としたインド。みみたぼがふっくらとしているのが最高とした中国。
欧米の理想形は即座に思い出しませんが、みみたぼが大きすぎるのは下品だとされていたきがします。
女性の密やかな処は、男どもにとってあこがれ。
顔形は見ることができても、アソコは見えないから、外見から関連ずけて想像するのです。

見てはならない禁断の事・・現代は一兆円にもなるといわれるセックス産業、とても秘め事などといえません。
ネットで堂々と流れ、ひたすら過激な実利的な(?)映像に、性の美しさなどみじんもない。
そうです、秘め事を美しさの極地として表現したのが「春画ーしゅんが」なのです。
私は仕事がら、秘められた古今の春画の名作を観てきました。
春画といえば誰でもが浮世絵ーー「歌麿」ということになるでしょうが、
多くの作家が渾身の注意力で髪の毛一本一本、耳の形・手の動き・視線の向きなど、実に見事に描き表しています。
絵画制作を本気でやられている方々は、日本画・洋画を問わず、在る程度春画を研究しております。
どんな名画でも実名は描きませんし、コレクターも公にできない、まさに秘められた名画がけっこうあります。
有名な物故作家の作と思われる作など、本絵よりもその実力がよみとれるものもありました。
私も描きました。いかに一本の線が多くを語るものか、会得することができました。
次回は、手元にある資料を参考に、中国あたりの「房中絵」について考えて見ましょう。
イラストは拙作の一部
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耳美学

2008-09-24 10:11:15 | 創作活動
耳寄りな話ではなく、ずばり耳の形のことです。
絵や彫刻などで意外と難しく、おろそかな製作になってしまっているのが、耳なのです。
品の在る美しい理想的な耳の形となると、決定的な形が見つからない。
確かインドの性典カーマースートラに、美女の条件の中に耳の形が細かく記されていた記憶がある。
多分、中国・日本・ヨーロッパなど、それぞれの民族の美観による、美女の雛形があるはずだ。なかでもヨーロッパは美学と結びついているほどだ。
それも、耳と女性の恥部は関係付けられて・・・・ものすごく面白いからご研究アレ
男の方も{福耳・貧乏耳・知的耳などなど」色々あるが時にどうでもいい。

画家として理想的な美しい耳の形を、描きたいという思いだが、最近のTVを視聴してガッカリしてしまった。
NHKの大河ドラマ「あつ姫」
衣装の美しさに見入ってしまうが、居並ぶ女優たちもいいが、やはり宮崎あおいは可愛いく、品と威厳が在る。
ところが、フアンの方々には申し訳ないが、和宮役の女優はいただけない。
最初に横顔が画面に現れたときは、申し訳ないが耳の形があまりにも悪くビックリしてしまった。
日本の髪型は、男女共に耳が確り見えてしまう。
だからこそ、襟足やおくれけなど首筋の微妙な美しさを見い出していた。
なんといっても、浮世絵の色香は現代作品に無い。
浮世絵などは微妙に形を変え、一層ムードをだしている
というよりも、現代は長い髪の毛が美女のシンボル。
お目目パッチリで襟足だの耳の形など、ごまかせる。
演出家・カメラマンも、そこまで美的センスが行き届いていない。
耳の形が思わしくなければ、カメラワークでどうにでもなるはずだが、きずいていないのだ。

相対的にカメラワークがまずい画面で、残念だ。
「篤姫」の出演者の中で、文句なしの美女中の美女は「若村麻由美」
横顔は日本人はどうもいけないが、彼女は美しくポット出のころから大フアンでゴンス。
話を戻そう。耳の形に注目して観て下さい。
鏡に向かって自分の耳を描いてみてください。
なんとも複雑な、面白い形をしています。
イラストは歌麿の浮気の相の一部です
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菊芋

2008-09-23 09:06:44 | 山郷の暮し
名前はなんとなくかわいらしいが、ゴッソリと茂る。
生け花にも品がなく、あまり飾りません。
ともかく増えてしまい、少々もてあましています。
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実りの色

2008-09-23 08:58:33 | 山郷の暮し
秋の色といへば黄色。その代表的な作物となれば米である。
実りの色を黄色と象徴しているのは、稲作文化圏に多いような気がする。
今この作文にあたり、私が旅をしてきた国々を思い出し、フット直感的に思ったことで、学問的な裏ずけではありません。
が、インド・東南アジアは宗教的な意味も含めて、豊饒・富の色として、表されている。
以前に投稿した、熱帯雨林に暮す原始的な文化を残している、ダヤック族の人々も黄色は実りの色としていた。
稲作文化が、宗教的にも高度な観念まで発展しているトラジャ族は、黄色は米の神であり、豊饒の神の象徴でもある。
さて、日本の場合は、黄色が稲の神とはなっていないと思うが、東南アジア圏よりは、観念的にもっと複雑さが含んでいるのではないだろうか。
なんだか、こじつけて気味になってしまったが、眼下に広がる色ずいた稲田や、菊芋の黄色の花を観ているうちにそんなことを思ってしまった。

我が雑草花畑に他を圧して2-3Mも伸びた菊芋は、菊芋が茂る先に稲田が見えますヒマワリが終わると咲きだす。
ごつごつとしたこぶし大のイモで、ともかく良く出きる。
ためしに煮て食ってみたが、少し粘り気はあるが旨いとはいえない。
ところが、今はマーケットなどでも売られている。
友達の家で、味噌ずけの菊芋をご馳走になる。けっこう美味しく、酒の肴にGOOD
あいかわらず、気まぐれな文でした。
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ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本