原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「こんにちは!」と挨拶出来ない子は“異常”と言いたいのか!

2019年09月18日 | 時事論評
 これ、いつもいつものことだが、原左都子にとってはとてつもなく悲しくて、勘弁して欲しい!!


 昨日、英語塾へ通うはずだった小学生男児が、自宅集合住宅内にて「他殺」状態で発見されるとの実に悲しい事件が発生した。

 そのニュースを今朝ネット上で見て、心を痛めていた私だ。

 今夜になり、上記のごとく自宅集合住宅内にて「他殺」状態で発見されたとのNHKニュースを再度見て、更に愕然とさせられていたところ…

 そのNHKニュース内で、何と「この男児は きちんと“こんにちは”と挨拶出来る子だった」と告げて泣く関係者男性の映像が大々的に放映された……



 我が娘に話題を変えると。
 
 未だかつて、生まれ持っての事情により、一言「こんにちは」の挨拶が難しい程の寡黙な我が娘だ。
 
 いえいえ、サリバンの私が散々それを無理やり教育する道程だった。
 
 ただそれが過度になり過ぎると娘の行く先をかえって歪めるであろう事態も、サリバンである
私が反省するべき日々でもあった。

 無理は禁物、娘が持って生まれた自然な良き点を認め褒めつつ育てよう! とサリバンとしての教育方針を是正しつつの娘との今までの人生だ。


 そんな家庭もある事実に、報道機関は是非とも配慮して欲しいものだ!

 「こんにちは」と挨拶できる男児はもちろん立派と私も認める。

 ただそれが出来ずとも、努力を重ねてある程度立派な大人になっている子供もいる現実を認めて欲しいし、未だに「こんにちは」の挨拶が出来ずとも、本人はそれが出来る事を欲して日々頑張っている事実を少しは分かって欲しい。

 我が娘を必ずや国内外個人旅行等々へいざなって、現地での一期一会の出会いの嬉しさを娘に実感させているのも、娘への応援行為の一端だ。 その効果の程が絶大と私は自己評価している。


 (そんな我が家が抱えている事情が切実であるからこそ、見知らぬ方々からの意図不明の「いいね!」や「応援」なる行為は是非ともご遠慮申し上げたい次第なのですが…。 このような我が家が抱えている事情にブロガーの皆様にご配慮いただき、今後の我がブログへの接触の仕方を再度考慮して頂けましたならば幸甚です。 いい加減な反応を頂戴するより、遠方より静かに見守って頂けましたら幸いです。 そもそも私は見知らぬ人達と“いいね!ポチポチごっこ”をして喜べる人間ではありません。プロフィール欄にも「相互扶助目的の読者登録はご遠慮下さい。」と明記させていただいております。 我がエッセイ集をきちんとお読み頂く事こそ、私は一番嬉しいです。)


 不慮の事件にて、亡くなった少年の冥福をお祈り申し上げます。
 
 

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