冒頭から、先ほど見たネット情報を以下に引用しよう。
東京都の新型コロナウイルスのモニタリング(監視)会議が1日開かれ、今の感染拡大のペースが続けば4週間後には、都内の1日あたりの新規感染者が1000人超となる見通しが示された。
都によると、6月30日までの1週間の新規感染者は1日平均で約500人で、前週と比べて2割増加した。このペースが続けば、2週間後(7月14日)には724人、東京五輪期間中の4週間後(同28日)には1043人となり、第3波の今年1月上旬と同水準に達する。専門家からは「変異ウイルスの影響を踏まえると、第3波を超える感染拡大が危惧される」との分析が示された。
引き続き、別のネット情報を引用する。
新型コロナウイルスの感染再拡大が東京都を中心に鮮明となり、23日開幕の東京五輪について、無観客開催を検討すべきだとの声が与党からも出始めた。 11日が期限のまん延防止等重点措置の延長判断や、五輪チケットの再抽選結果発表を来週に控え、政府は難しい判断を迫られつつある。 東京都の新規感染者数が673人に上った1日、自民党の岸田文雄前政調会長は都内の会合で「決して楽観は許されない」と指摘。「状況に応じて柔軟に対応しなければいけない。無観客も選択肢として排除せず、安心・安全最優先で取り組まなければいけない」と訴えた。
組織委などは6月21日、まん延防止等重点措置の解除を前提に、1万人を上限に収容定員の50%以内で観客を入れる方針を決めている。その見直しを求める声が与党内から相次いだのは、都内の新規感染者数が急増し、最も深刻なステージ4(感染爆発)相当に達したためだ。国立感染症研究所などは同30日、「最も楽観的なシナリオでも7月中に1日の感染者数は1000人を超え得る」との見解を公表している。
かねて無観客や中止を求めてきた野党は主張を強めている。共産党の志位和夫委員長は1日、都内で演説し、「観客を入れた五輪は論外だ」と強調。国民民主党の玉木雄一郎代表は「中止は現実的ではないが、東京で感染が広がっている。そろそろ無観客を決断すべきだ」と迫った。 首都圏4都県で感染状況の悪化傾向が続けば、政府はまん延防止等重点措置を延長する方向。だが、野党からは「緊急事態宣言に切り替えるべきだ」(国民民主党幹部)との意見も出ている。 政府は今のところ無観客開催に慎重だ。高齢者へのワクチン接種効果が、重症者数の減少傾向に表れつつあるとみているためだ。菅義偉首相は1日、与党の無観客論について記者団から問われ、「先般、緊急事態宣言のときは無観客もあり得ると明言している。国民の安全・安心を最優先する中で対応していく」と言質を与えなかった。
(以上、ネット情報を2本引用した。)
私見に入ろう。
東京五輪開催まであと22日に迫る中、既に海外選手団が入国し始めている。 昨日は9国と地域の選手団総勢134人が入国したらしい。
ウガンダ選手入国時もそうだったが、どうやら空港検疫体制が万全ではないと聞く。 1人でも陽性者が出た場合チーム全員に隔離措置が取られるべきはずが、ウガンダ選手団の場合そうではなく陽性者のみの隔離となり、後は野放し状態となったようだ。
この辺をまずは早急に改善するべきだろう。
今後選手団や関係者あわせて6万8000人が入国する予定だそうだが、水際対策が機能するのかどうか、本日からが正念場となろう。
以前より述べているが、とにかく東京都民の身にもなって欲しい。
我が家の場合は住居近くに五輪競技施設が無いため、五輪期間中は(近隣のスーパーを訪れる以外は)自宅にて籠り自粛生活を続ける予定だが。
我が最愛の娘がどうやらこの時期も勤務先の業務が混んでいるらしく、自宅テレワークでは間に合わず五輪中も日々出勤体制だという。
娘の場合、片道1時間半の公共交通網乗り換え通勤を日々頑張っているが。
この五輪及びパラ期間、娘の命を如何に守ってやればよいのか途方に暮れる無力な親の立場にある。
せめてどうか、政府には「無観客」の決定を急いで欲しいものである。