今回のエッセイを綴るきっかけを得たのは、6月21日朝日新聞の“教訓”と銘打ったコラム記事を見た事による。
その記事の題目によると、 「頑張れば夢かなう、ウソ」
(そうじゃないだろう、頑張れば夢とは叶うものだよ。)、と言い返したいのが我が私論である。
もっと正確に表現するならば表題の通り、“頑張り方を誤りさえしなければ必ず夢とは叶うもの”だと、私は常々肝に銘じつつ行動している。
一例を挙げると、前回公開したエッセイ「不動産という“生き物”の育て方、旅立たせ方」にて記述した自己所有不動産物件売却とて、私にとっては“ここ一番の頑張り対象”だった。
私の人生に於いて今回の所有賃貸借不動産売却とは大きな課題であり、我が身にずっしりとのしかかった難題だった事は間違いない。
この物件の売却時期等の条件判断を誤れば将来に渡り大損失を計上し続けるとの予見の下、如何に売却するかの手段方策選択に関して私は慎重に検討した。
とりあえず、不動産仲介国内最大手企業に相談を持ち掛けた。 過去に於いて2度我が家の不動産物件売却仲介をお願いしている企業でもあり、おそらく“お得意様”として優待してくれる事に大いに期待した。
ところが私の考えが甘過ぎたようだ。 (要約すると)「“貧弱物件”は我が社では取り扱えません。」とのけんもほろろの回答が返って来た。
その後ひとまず、私は売却作業を休止した。 もうしばらく賃借人氏(よりの物件の瑕疵に対する苦情)の動向を見守りつつ、今後の売却対応を考慮しようとの方針に改めた。
6月下旬のある日、ネット上で不動産売却に関する“役立ちそうな”情報を発見した。 すぐさまその情報にアクセスするなり、数社より「我が社が売ります!」「我が社こそがその専門です!」なる電話連絡が鳴り響くではないか!! それに驚いている暇など無いばかりに、全ての企業が異口同音に我が物件売却に関する有意義な情報を披露してくる。 それら各社からの情報を私は短時間ですべて余すことなく聞き取り、現在の我が物件が如何なる価格や条件の下売却可能かを瞬時にして判断したのだ!
このネット媒体にアクセスした事が、今回の「売却実行」に繋がった事は事実だ。
結果としては一番高値を付け売却に関して一番熱心に動いた企業を、我が所有物件売却仲介企業と指名し私は売り出すに至った。
上記不動産売買劇に於いて、私が如何に頑張ったのかに関して説明するならば、とにかく“情報収集”に心掛けた事だ。 昔ながらの志向で“大手に頼めば上手くいくだろう”などとの感覚とは遠い昔のノスタルジーに過ぎない事実を私は実感させられた次第だ。
(余談だが、新鋭企業にも欠点が内在している事実を今現在痛感させられている。これに関してはまたの機会に述べよう。)
とにもかくにも、所有物件を売却出来るに至った現在、我が頑張り方向を誤らなかった事実を自分で褒めたい思いだ。
もう一例、原左都子が「頑張り方を誤らなかった」事例を述べよう。
時は30年程前の時代に遡るが、私は当時30歳手前にして二度目の大学受験に踏み切った。
その際に頑張り方を誤らなかった事実とは、大学側から提示された特別選抜課題である。 これが当時の私にとって“お茶の子さいさい”内容だったと表現可能だ。 願書提出に際する「志望動機小論文」、それにパスした後の現地試験会場では「英検2級レベルの英語試験」、更なる小論文課題お及び「面接」が課せられた。 事前に試験内容を十分情報収集し(この課題ならば現在の私の実力で十分に合格可能だ!)と予測していた私であるが、すべての試験に於いておそらく高得点を挙げられたものと自負していたところ、案の定「合格」通知が届く結果と相成った。
参考ではあるが、私はこの大学及び大学院に於いて凄まじいまで精力的に学業に励んだ結果、修士課程を修了して「経営法学修士」を取得するに至っている。 今尚、当時の指導教授氏より毎年“直筆入り”年賀状を頂戴している事実に、感謝申し上げたい思いだ。
私事の“サクセスストーリー”記述が長引いてしまい恐縮だが、以下に冒頭に記述した朝日新聞記事内容を要約して紹介しよう。
「頑張れば夢叶う、ウソ」 との記事を担当したのは、お笑いタレント千原兄弟の兄氏であるようだ。
その記述の一部を要約して紹介しよう。
「27歳で上京して痛感したが、頑張ったら夢叶うのはウソ。 運やタイミング、色んな奇跡が重なった後に成功が待っている。」 「若い芸人にはまず、好きなことを仕事にできるだけで幸せやと思って欲しい。 一発屋をバカにする人もいるけど一発も当てられへん人がほどんど。 俺も一発も当ててへんしね」
最後に、私論に入ろう。
そういう事情がおありだったのですね、千原兄弟のお兄様。
原左都子の推測によれば、もしかしたら千原兄弟の弟氏が現在ある程度成功をゲットしている事実に比し遅れをなしている現状下で、この記事を公開したのではないだろうか?
何だか、千原兄氏の思いが理解できる気もする私だ。
それでも、私は「頑張り方を誤らなければ、必ず夢は叶う!」と信じている。
夢と言っても多種多様であろうが、如何なる夢とてそれを実現するに至るまでの努力精進の過程なくして、それを叶えられる訳がないであろう。
その努力精進の過程とは、時代と共に変遷する性格があるのも当然であろう。
今の時代に至っては、とにかく「情報収集力」こそが夢実現の要ではないかと私は考察する。
至るメディアで情報が溢れている現在の時代背景に於いては、無駄に我武者羅に頑張る以前の課題として、自分が頑張りたい分野の情報収集を実施する事こそが先決問題と心得る。
その情報源を有効利用しつつ個々が目指すべく方面に向かい効率的に切磋琢磨する事こそが、成功を勝ち取り自分の夢を叶える一番の条件ではなかろうか。
その記事の題目によると、 「頑張れば夢かなう、ウソ」
(そうじゃないだろう、頑張れば夢とは叶うものだよ。)、と言い返したいのが我が私論である。
もっと正確に表現するならば表題の通り、“頑張り方を誤りさえしなければ必ず夢とは叶うもの”だと、私は常々肝に銘じつつ行動している。
一例を挙げると、前回公開したエッセイ「不動産という“生き物”の育て方、旅立たせ方」にて記述した自己所有不動産物件売却とて、私にとっては“ここ一番の頑張り対象”だった。
私の人生に於いて今回の所有賃貸借不動産売却とは大きな課題であり、我が身にずっしりとのしかかった難題だった事は間違いない。
この物件の売却時期等の条件判断を誤れば将来に渡り大損失を計上し続けるとの予見の下、如何に売却するかの手段方策選択に関して私は慎重に検討した。
とりあえず、不動産仲介国内最大手企業に相談を持ち掛けた。 過去に於いて2度我が家の不動産物件売却仲介をお願いしている企業でもあり、おそらく“お得意様”として優待してくれる事に大いに期待した。
ところが私の考えが甘過ぎたようだ。 (要約すると)「“貧弱物件”は我が社では取り扱えません。」とのけんもほろろの回答が返って来た。
その後ひとまず、私は売却作業を休止した。 もうしばらく賃借人氏(よりの物件の瑕疵に対する苦情)の動向を見守りつつ、今後の売却対応を考慮しようとの方針に改めた。
6月下旬のある日、ネット上で不動産売却に関する“役立ちそうな”情報を発見した。 すぐさまその情報にアクセスするなり、数社より「我が社が売ります!」「我が社こそがその専門です!」なる電話連絡が鳴り響くではないか!! それに驚いている暇など無いばかりに、全ての企業が異口同音に我が物件売却に関する有意義な情報を披露してくる。 それら各社からの情報を私は短時間ですべて余すことなく聞き取り、現在の我が物件が如何なる価格や条件の下売却可能かを瞬時にして判断したのだ!
このネット媒体にアクセスした事が、今回の「売却実行」に繋がった事は事実だ。
結果としては一番高値を付け売却に関して一番熱心に動いた企業を、我が所有物件売却仲介企業と指名し私は売り出すに至った。
上記不動産売買劇に於いて、私が如何に頑張ったのかに関して説明するならば、とにかく“情報収集”に心掛けた事だ。 昔ながらの志向で“大手に頼めば上手くいくだろう”などとの感覚とは遠い昔のノスタルジーに過ぎない事実を私は実感させられた次第だ。
(余談だが、新鋭企業にも欠点が内在している事実を今現在痛感させられている。これに関してはまたの機会に述べよう。)
とにもかくにも、所有物件を売却出来るに至った現在、我が頑張り方向を誤らなかった事実を自分で褒めたい思いだ。
もう一例、原左都子が「頑張り方を誤らなかった」事例を述べよう。
時は30年程前の時代に遡るが、私は当時30歳手前にして二度目の大学受験に踏み切った。
その際に頑張り方を誤らなかった事実とは、大学側から提示された特別選抜課題である。 これが当時の私にとって“お茶の子さいさい”内容だったと表現可能だ。 願書提出に際する「志望動機小論文」、それにパスした後の現地試験会場では「英検2級レベルの英語試験」、更なる小論文課題お及び「面接」が課せられた。 事前に試験内容を十分情報収集し(この課題ならば現在の私の実力で十分に合格可能だ!)と予測していた私であるが、すべての試験に於いておそらく高得点を挙げられたものと自負していたところ、案の定「合格」通知が届く結果と相成った。
参考ではあるが、私はこの大学及び大学院に於いて凄まじいまで精力的に学業に励んだ結果、修士課程を修了して「経営法学修士」を取得するに至っている。 今尚、当時の指導教授氏より毎年“直筆入り”年賀状を頂戴している事実に、感謝申し上げたい思いだ。
私事の“サクセスストーリー”記述が長引いてしまい恐縮だが、以下に冒頭に記述した朝日新聞記事内容を要約して紹介しよう。
「頑張れば夢叶う、ウソ」 との記事を担当したのは、お笑いタレント千原兄弟の兄氏であるようだ。
その記述の一部を要約して紹介しよう。
「27歳で上京して痛感したが、頑張ったら夢叶うのはウソ。 運やタイミング、色んな奇跡が重なった後に成功が待っている。」 「若い芸人にはまず、好きなことを仕事にできるだけで幸せやと思って欲しい。 一発屋をバカにする人もいるけど一発も当てられへん人がほどんど。 俺も一発も当ててへんしね」
最後に、私論に入ろう。
そういう事情がおありだったのですね、千原兄弟のお兄様。
原左都子の推測によれば、もしかしたら千原兄弟の弟氏が現在ある程度成功をゲットしている事実に比し遅れをなしている現状下で、この記事を公開したのではないだろうか?
何だか、千原兄氏の思いが理解できる気もする私だ。
それでも、私は「頑張り方を誤らなければ、必ず夢は叶う!」と信じている。
夢と言っても多種多様であろうが、如何なる夢とてそれを実現するに至るまでの努力精進の過程なくして、それを叶えられる訳がないであろう。
その努力精進の過程とは、時代と共に変遷する性格があるのも当然であろう。
今の時代に至っては、とにかく「情報収集力」こそが夢実現の要ではないかと私は考察する。
至るメディアで情報が溢れている現在の時代背景に於いては、無駄に我武者羅に頑張る以前の課題として、自分が頑張りたい分野の情報収集を実施する事こそが先決問題と心得る。
その情報源を有効利用しつつ個々が目指すべく方面に向かい効率的に切磋琢磨する事こそが、成功を勝ち取り自分の夢を叶える一番の条件ではなかろうか。