(冒頭写真は、朝日新聞愛読者プレゼント “グランマ・モーゼス 素敵な100年人生”より、油彩「サンタクロースを待ちながら」。)
グランマ・モーゼス “素敵な100年人生シリーズ”も第6回目の配布となり、時はクリスマスシーズンだ。
まずは、冒頭の「サンタクロースを待ちながら」の解説から引用しよう。
1960年、グランマ・モーゼスが100歳の誕生日を前にして引き受けた仕事は、子ども向けの絵本「クリスマスのまえのばん」の挿絵制作だった。
本作では、大きなベッドに4人の子どもたちが眠っている。 期待と興奮でなかなか寝付かれない子もいるようだ。 生まれてまもない赤ちゃんのすがたもある。 椅子に掛けられた靴下には、どんなプレゼントが届けられるのだろう。 キルトのベッドカバーは、母親の手作りかもしれない。 実生活では5人の子どもを育て上げたモーゼスならではのリアリティと、愛情あふれるまなざしがにじむ1点である。
(以上、解説文を引用したもの。)
この作品を一見して原左都子の脳裏に、8か月程前にみた夢がフラッシュバックした。
クリスマスとは何らの関連もないのだが。
(夢内で)某男性の誘いを受けて、その男性の自宅を訪問したところ。 その部屋がまるでこの油絵と同じ程の広さがあり、その部屋にまさにこれ位の大きさのベッドが3つある。
男性以外にその男友達が4,5人来ていて、皆が3つのベッドに分かれて寝る、と言う。 要するに各ベッドに2名程ずつが一緒に寝るとの計算になるのだが。
まずは、自宅へ招待してくれた男性が私に問うて「貴女は、誰と寝たい?」
即答で私が応えて「貴方と一緒がいい。」
ここまで書くとほぼバレるかもしれないが、要するに当時、そんな心理状態になるような我が内面感情があった。
まさに、クリスマスとは何らの関連もないのだが。
法律でも「内心の自由」は保障されているし、イコール「夢内の自由」も認められているのだから。
どんな夢を見てひとり芝居で楽しい思いをしても、まあいいんじゃないですか???😜
もう一枚の作品は、油彩「来年までさようなら」。
この作品の解説も、引用しよう。
常に自らの実体験に基づいて絵を描き、空想上のテーマを手掛けなかったグランマ・モーゼスだが、絵本「クリスマスのまえのばん」の挿絵においては、本作のように幻想性豊かな場面が登場する。 トナカイの引くそりに乗ったサンタクロースが、プレゼントを配り終えて飛び立つところだろうか。
夜空のブルーのグラデーションに月が輝き、凍てついた樹木が美しく照り映えている。 寝静まった家々では、子どもたちが幸せな夢を見ていることだろう。
期待と夢が詰まった物語のページを、100歳の絵筆は見事に彩った。
(以上、解説文より一部を引用したもの。)
クリスマスねえ。
我が娘が小学生の頃までは、私も自宅のデコレーションを頑張ったものだ。
玄関先には、リースを飾り付けたり。
室内では観葉植物をツリーに見立てて、飾りつけを施したり。
リビングの大窓には、当時としては斬新だったLEDの装飾をしたり。(これが、視力が異常なまでに劣悪な亭主から「その輝きに自分の目が耐えられない!」との悲壮な訴えを受けて以降、自宅でのクリスマスの飾りつけはごく一部に留めている。
現在の私自身としては、クリスマスなど所詮、二の次でいいのだけどね…