原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

若きパワーが炸裂した Hip Hop ステージ!♪

2018年01月29日 | 音楽
 (写真は、昨日東京秋葉原の某ライブハウスにて開催された、某団体ヒップホップダンスステージの一場面。)

 
 昨週半ばにひいた風邪の微熱を抱える中、昨日、私は予定通り秋葉原のライブハウスへと向かった。

 前回のエッセイ既述の通り、2年程前に社会人となり就業している娘が、余暇時間に励んでいるヒップホップダンスの公演が当該ライブハウスにて実施されるのを観賞するのが目的だ。


 さて、昼食後出かけようとする私に、亭主が尋ねる。
 「今日は何時に家を出るの?」 
 う~~ん。 お互いとにかく単独行動がほとんどの夫婦だ。   私が一人で出かけようとしてもこんな事をわざわざ確認する亭主ではないのだが。 どうしたのかと思いきや。
 「僕も行く」
 ああ、そうかそうか。 娘のイベントは見たいのね。 (私のマラソン大会などただの一度とて応援しに来たこともないのに。)
 (ならば早く言えよ)と思いつつ、「〇時〇分に家を出るよ」と返すと、「早く行かなきゃ!」と亭主がせかす。


 そうこうして秋葉原に到着してみると、昔当地を訪ねた時代から大きく様変わりして大都会と成り果てている。

 私の場合、過去にこの地を訪れたのは「電気街」と称する当時の秋葉原を象徴するがごとく場所だった。
 その後「萌え」ナンタラカフェの流行やAKBグループの進出により、(歪みつつも)若者が息づく街となり…
 近い過去(2008年の事だったようだが)には、「秋葉原無差別殺傷事件」も勃発している。 歩行者天国道を歩きつつ、あの無残な事件がこの辺で起こったのかなあ、なる無念さも煽られる……

 亭主が、「早く行かないと娘の出番に間に合わない!」と私をせかすのだが、亭主にとっても昔訪れた秋葉原とは大幅に様相が異なっているようだ。
 お互いに地図を準備しているにもかかわらず、現在に於いては(AKBの影響が絶大なのか??)駅近が「ライブハウス」で溢れている秋葉原に於いて、何処で娘出演「ライブハウス」の位置を訪ねても辿り着けない。

 どうしても娘のライブを観たい思いの亭主が走り出すのに同行して、私も微熱を抱えた身体でどれだけ秋葉原の街の歩道を走ったことか。

 そうこうしてやっと、娘が出演するライブハウスに到着した。


 神様とはいるものだ。
 こんなバカ親どもの要望を聞き入れてくれたようだ。
 現地には予定時間よりも随分遅れて到着した時、娘のステージまでに後数分の時間があった。
 ただし、ライブハウス内はゲロ混み状態。 通路にまで観客が押し寄せている。 そこを今回ライブ主催者の指導者先生がアナウンスを入れてくれた。 「通路には立ち止まらず会場の奥へ進んで下さい!」
 その配慮により遅ればせながらライブハウスに到着出来た我々夫婦も、結果として最後列の立席にて娘のステージ鑑賞が叶ったのに加え、これぞ写真撮影ポジションとして良き条件だったのもラッキーだった。
 (今回冒頭写真で取り上げたのは、娘達のヒップホップ講師達による舞台の大トリステージ風景だ。)


 いやはや、素人にしてダンス愛好者である原左都子が、このステージに唸らない訳も無い。

 実は娘が当該ヒップホップダンスグループに所属した当初に、私は娘に尋ねた。
 「私もそのタンスグループで練習出来るかなあ??」
 それに対して返って来た娘の回答が、実に無情だったのだ……
 「一応、20歳から40歳までの女性を対象としてプロ先生が指導をしているグループだよ。」

 これに関して、昨日のライブにてもプロ先生より説明があった。
 「我々は、有職者女性を対象として年齢を区切って指導している。 生徒の皆さんは、日頃ご自身の職業責務を果たしつつ余暇を利用されこのようにダンスに励まれている。 その日頃の努力の程を弁えつつも、ダンスに賭ける素晴らしい情熱を今後共くみ取り、今後もこのようなダンスパフォーマンス機会を増強していきたい。」


 最後に、原左都子の希望を語るが。
 
 あの~~~。 
 指導者先生、私の場合還暦過ぎて既に2年半の年月が経過しているんですけど……
 最後列、下手(しもて)の端っこでいいんですが、来年その舞台に一緒に立たせて頂く訳にはいかないですかね~~~。

 いえいえ、ほんの冗談です。

 今回の娘のライブハウス出演とは、我が娘が社会人となって以降娘本人が主体的に実行した結果の「快挙」である事実は当然ながら実感している。
 そんな娘の「快挙」に観客の立場で同席させてもらえた我々高齢域親夫婦共々、娘に感謝しきりだ。
 来年も、絶対観に行くぞ!!   

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