60代後半に入ったばかりの男性は帰宅する途中、後ろから来た男にバッグを引ったくられました。手に持っていたのですが、反射的に握り直しましたが、男に引きずり倒されました。男はバッグを持ち去り、逃げていきました。
男性は腰を強く打ち、立ち上がることができません。騒ぎを聞いた近所の人が119番。病院で検査した結果、転倒したとき、大腿骨の頸部骨折を起こしたことがわかりました。そのまま、入院となりました。
骨折部をチタン合金のプレートで固定する手術を受けました。3カ月の入院生活では毎日リハビリ運動を続けました。退院後はびっこを少し引くものの日常生活はなんとかできるようになりました。
犯人はまだ捕まっていないとのことです。反省するのは、書類が入っていたバッグを取られそうになり、思わずつかみ直したことです。「金目のものは入っていなかったので、そのまま持っていかれたら、倒されることもなかった。バッグを手にしていたのもまずかった」
以来、引ったくりに襲われないように、男性はバッグは肩からたすき掛けにし、街灯が多い表通りを歩くようにしているそうです。
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