市内は花園にお住まいの
川畑菜奈選手 が 第24回夏季デフリンピック出場を前に市役所を訪ねてくださった。
川畑選手は北海道の札幌出身。小中高と聾(ろう)学校で過ごし、大学は北翔大学で学んだ。
サッカーにいそしみ、就職もパラスポーツを応援するケイアイスター不動産に所属し、デフサッカーとフットサルをしてきた。
すでに2009年,2013年の2回のデフリンピックに出場し、
2022年、ブラジルで行われる第24回デフリンピックに出場するため、明日、日本を発つ。
練習はどうしているのか 伺うと、
日本代表チームで集まれるのは2か月に一回、3連休を取って行っている。
3日連続でサッカー場を予約できる場所は少なく、いつも地方を探して練習している。
また、普段はこちらも週二回、例えば、航空公園のサッカー場などで練習したり、
フットサルもやっている(川畑選手は2019デフフットサルW杯日本代表でもある)ので、夜も週二回、練習に励んでいる。
フットサルのほうは、市民体育館を使いたいが、いつも抽選で落ちてしまい、一度しか使ったことがない。
ということだった。
すかさず、では市民体育館を、と進言したかったのだが、
ゴールボールのナショナルトレーニングセンターとしてゴールボールにも週二回、月に計9回優先しているので、
良い答えを申し上げることができなかった・・・。
デフサッカーは、聞こえの程度もあるので、みんな補聴器を外して、試合する。
パスも聞こえないのでジェスチャーを大きく、反則行為も審判の旗で判断する。
デフリンピックがパラリンピックと一緒にならないのは、聾の伝統(デフリンピックは98年前、大正期からある。)があるからか、
それとも、コミュニケーション機能以外は健常者と同じだからか、定かではない。
もっと国民の知るところになってほしいとは、デフバスケの竹本選手の時も思ったことだった。
竹本選手https://blog.goo.ne.jp/zenntatosannpei/e/cf84073a00559c4da26c5f742cc522ae (2013年記事)
https://blog.goo.ne.jp/zenntatosannpei/e/42ad3d70cd86bc0ad37e5d6c08051587 (2018年記事)
川畑選手は、ブラウンな瞳をした、日焼けも爽やかな快活な選手だった。
すでに市民となって5年目、逸材の存在をようやく知って、もっと早く知っていれば、との思いも募る。
明日からブラジル。
ぜひ、力を存分に発揮していただき、よい結果を持って帰ってきてください、
とお見送りいたしました。
がんばれ! 川畑菜奈選手。
デフリンピック出場の意気込みを語る川畑選手
私は手話はできないので唇を読んでもらう(読唇法)
千葉教育総務部長 中村副市長 私 川畑選手 フットサル女子日本代表山本典城監督
https://www.jfd.or.jp/sc/brazil2021/
デフリンピック2022ブラジル大会について
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