施政方針演説を終えました。
新年度は、コロナ対策、ワクチン接種の関連があるので、話す内容が増えまして、1時間10分ほどの演説でした。
今後、3月25日まで議会があって、正確に決まります。
そのあとに詳しくは紹介しますが、まずは、私の演説をもとに、市の動きを紹介します。
(あくまで提案段階であり決定ではありません!)
税収は減額、しかし、貯金をはたき、借金もして、「やるべきことはやっていこう!」と、全体で予算10億円増。
一般会計総額1074億4千万円(昨年比+10億4千万円)ただし民生費だけで(福祉費)18億7千万円増加。
★ まず、コロナ対策(コロナ経済対策編)
1、9億1千万円分の所沢版GoTo Eat「応援食事券(プレミアム3割)」発行・・3億円(事務費9千万円)
2、文化芸術活動家(音楽、演劇、アートなど)を支援・・・・・4000万円分
(芸術を主たる生計とする芸術家で1月7日~3月末までにイベントなどあり、それを中止、延期、
また、おこなった場合でも、収入の減少があった場合援助金を支出)
3、飲食店に対するコロナ対策徹底のため感染防止研修・・・・608万円
(飲食店に対する感染症予防に必要な対策の研修と市民に対する予防啓発)
4、とこモール(所沢インターネット商店街)を利用したインターネット販売をする事業者を拡大・支援・・・480万円
5、飲食店などに換気促進機器導入補助・・・・・・2000万円
(補助率9/10、上限10万円まで)
6、コロナ後を見据えた業態転換をする小規模事業者に補助(国とともに)・・・3752万円
(コロナ後の社会を見据え、ビジネスモデル転換のための経営計画策定、新たなサービス、生産プロセス導入など)
7、観光バス業者に助成金・・・・483万円
(本店50万円+20万円×台数)
8、(クラスターに見舞われた)西埼玉中央病院を支援・・・・・200万円
9、公共施設感染拡大防止物品購入・・・・・500万円
(消毒液、除菌スプレー、手袋など)
以上です。
本当は(コロナの影響で)真に困っている人に絞って、策を打ちたいのですが、
市が(困っている)人を把握する場合、納税状態で把握しても昨年の所得であって、
しかも、資産があって年金所得の人も入ってしまうし、
また、昨年比の収入比較を申告してもらっても、やはり正確ではなく、かつ支給するまでに時間がかかりすぎ、
いずれにしてもドンピシャで的を絞ることができないのでした。
今回は、「緊急事態」により強制された職種とその周辺(解除されてもまだ客は戻らないだろう)、
市が文化芸術を応援しているゆえ、その関連(緊急事態前後も客激減)
にポイントを絞って施策を組み立てました。
★次に、ワクチン接種についての予算です。
総額16億111万円(事業実施のための業務委託とお医者さんへのお礼が主)
市は、ワクチン接種は、個別接種と集団接種の併用で行きますが、
すべて予約制で、接種記録も残さねばならないので、
そのためのコンピュータシステム構築、コールセンター運営、問診票そのほかを印刷し郵送する作業、
誰が受診してだれが終わったかのデータ入力などをするもろもろの業務を委託する費用。
そして、協力してくれる医師等への報酬が主なものです。(ワクチン薬品代は含まない。市が買うのではない。)
345000人の70%・・・・24万1500人分の接種について
合計16億111万円
(内訳:個別・集団接種のお医者さん看護師さんへの報酬など10億9631万円、
郵便郵送ほかもろもろの委託料4億7266万円)
ワクチン接種の仕方 については、前号をご覧ください。
また、個別接種できる67の医療機関名についても今後紹介していきます。
2月23日の市役所
さきほど市職員に会いました。ごみ収集は祭日も行っています。