芸術総合高校の舞台芸術科の卒業公演を観た。
その芸術性の高さと躍動する若い身体と眼差しの真っ直なことに、脱帽だった。
昨年の記事に「私たちは時々子供たちと接することが必要だ。」と書いたことがあったが、https://blog.goo.ne.jp/zenntatosannpei/e/86d88123a6714adeccdc88a0b1c6f512
高校生くらいになると、
もうかなわなくなるんだろうな、この子らに任せる時代がすぐそこに来ているんだ、と実感するのだろうな、
と思った。
演劇『足跡』では、
人間は、その昔から現代に至るまで、いかにしてつながれてきたか が
種と個体の関係性のなかで、また、時間と空間(場)が織りなす綾の中で、
うまく表現されていた。
また、舞踊『(THE)PATH2020』…道 は
目的の定まらない感覚の断片が身体を動かし、それが、いつしか統合された私と意識されていく。
身体の持つキレと美が横溢(おういつ)する、そんな感覚に襲われた。
そして、演劇専攻、舞踊専攻合同のフィナーレとして大団円を迎えるのだ。
本日、夕方からコロナの緊急事態宣言がなされ、また、冷たく縮みきった空気が我々を覆うことになるのだろうが、
私にとっては、その直前に現れた、生命力のほとばしり、光の氾濫(はんらん)
に感じられたのでありました。
演劇科の『足跡』の一場面
演劇科と舞踊科によるフィナーレ
このパンフも生徒の製作
新年あけましておめでとうございます。
人はパンのみに生きるにあらず。
人間を人間たらしめているもの、それは文化、芸術、スポーツであり、創造性であり、助け合い支え合いだと思います。
こういう時こそ、人々が支えあい包み込んでいける社会を。
分断でなく包摂を、そして絆を。
今年を市民皆さんの意識と行動で、素晴らしく温かい一年にしていきたいですね。
今年もよろしくお願いします。
なお、動画を作成し、「所沢市の今とこれから」について、わかりやすくお伝えしています。
是非、ご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=7r40olwp0ZU&t=1057s