にほんブログ村←クリックお願いいたします。
さて、前々回の記事に予告した「もう一件」の訪問とは、南陵中学校1年生の矢野礼伊(れい)君の訪問でありました。
彼の発明が、今年全日本技術・家庭科研究会主催の『創造ものづくり 教育フェア(中学生ものづくり甲子園)』で
見事 公益社団法人 つくば科学万博記念財団理事長賞 を受賞したのだ。
名づけて 『お元気MONITOR』
(矢野君から説明を受ける私 プログラムの話になると皆目わからない 必死についていく)
おじいちゃんが脳梗塞で倒れられたことをきっかけに、離れて暮らしていてもおじいちゃんの様子・安否がわかるようにならないものか、と考えて発明したシステムが、今回、公益社団法人 つくば科学万博記念財団理事長賞 を受賞したのでした。
おじいさんは今大丈夫ですが、しかし、心配で毎日電話しているそう。 それを、自宅や外出先のスマホから安否がわかるようにしたのだそうです。
ドアの開閉によって、電気が通電したりしなかったりする、そのことを信号化して電波で親機に飛ばし、その情報をまたサーバーにインターネットで流し、そこから矢野君のいるおうちにあるコンピュータに送る。また、スマホでも見られるようにする。
そうやって
ネット上で確認ができる仕組みを一から十までプログラムも全部作ってしまった、
ということなんです。
また、それの(開閉の時間など)記録をグラフ化して画面に出して、生活パターンから逸脱しているか、なども分かるようになっています。
将来もそういう方向に進みたい、という矢野君ですが、そうなんだろうなぁ、とつくづく感じ入った次第です。
(開発した機械 左が親機ここに子機から信号が飛ぶ そして情報を離れたコンピュータに飛ばす)
( 受賞報告をする矢野君 右は お父さん )
このところ、スポーツだったり、文化だったり、様々な分野で活躍する子どもたちと会う機会が続いていますが、
こういう分野にも追随許さぬ逸材はいるのだな、まさに才能だなぁ、と感動したのでありました。
まだ中学1年生。 これからが楽しみです。