一般質問とは、議員個人が(埼玉県議会の場合)30分間の時間をもらい、
その中で県政について課題、疑問、意見として思っていることを聴いたり、
糾したり、主張したりできる場だ。それに対し、行政側が答弁する。
一日3人。5日間で15人が1議会で一般質問できることになっている。
では、その聞き書きを簡単に報告します。
時間の関係上一部のみ。
議場で聴いているので数字は正確でないし、聞き間違えもあります。
ご容赦ください。
・職員削減、行革・・・(知事曰く)県民1万人に対し職員数は13,1人。
全国平均は25,9人だから、埼玉県はがんばっている。
3年後には11人台にしたいとか。
県職員にはパワーアップしてもらって民間と他流試合して欲しい。
つまり、民間と交流し、県民、民間の声と知識を知り、県職員としてのスキルを
より練り上げるということ。休みに地域に出よ、ボランティアも良い。
この仕事はなんのためにあるのか? という根源的なことに立ち戻れ、
といっている。なお、警察官も1警官が担当する県民数は640人、
全国平均は500人だ。
・事故米について・・・・県内企業について調べたが県内の使用はないとのこと.
しかし、県外の会社が卵焼きで給食に使った疑いがある。
・農業基盤整備・・・・田んぼについて一区画30a以上を進めている。
今、その割合は52%だ。田んぼの大規模化で23時間かかった作業が
11時間で終わったとの報告もあった。
・振り込め詐欺などについて ・・・・・今年8月(上半期?)で直接的に詐欺にかかったのが142件で前年比+30件。間接的に引っかかったのが109件で
前年比74件。10,11月の2ヶ月間強化月間にして取り締まり、予防していく。
振り込め詐欺、税金還付金詐欺、携帯などの請求詐欺などがある。
・公金の運用について・・・・公金残高は8月末で6379億円、そのうち会計管理者が運用しているのは預金で1638億円。基金で3838億円だ金利が高い金融機関に預けるようにしているし、債権は国債、地方債の他、電力債、金融債など。18年度の運用益は12億円。19年度の運用益は37億円あった。外部アドバイザーのアドバイスも受け、効率的に安全に、地元も大切に運用を図っている。